LAW&ORDER:クリミナル・インテント
Law & Order: Criminal Intent シーズン3





March 28, 2004
第19話 生まれ持った宿命 Fico di capo

脚本/Rene Balcer、Stephanie Sengupta
監督/Alex Zakrzewski
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「ヤツは必ず見つけ出す」とチョップスミッキーに語る。
そんなチョップスの元にドラッグを買いに来るジャンキーの
ール

フォーカス捜査官は、ダニーのことを保護していたが、一週間
もホテルに缶詰にしていた為に、祖母の誕生日会に出席させる
のを許可する。ダニーはマフィアのドラッグ工場の放火事件の
件で目撃者として裁判で証言することになっていたのである。
チョップスとバージニイザベラ・ケーキ店を監視していると
ようやくあの女を見つけていたという。

ダニーは裏口から店に入り祖母の誕生日を祝う中、突然バージニ
が店内に入ってくると、歌を歌うものに文句を告げる。
するとエディはバージニに対して出て行くよう告げると、銃を
取り出し、発砲する。すると銃弾はダニーの額を撃ち抜いていた

ゴーレンたちは現場へとやってくる。
マフィア絡みの裁判の証人が殺害されたこと。ファーカスの考え
でここに証人を来させることにしたのだという。しかしダニー
の予定に関しては、直前まで知っている人は殆どいなかった
とのこと。ダニーはドラッグ工場の放火事件の現場から逃げ去る
のを目撃したものだったが、最近見つけた証人であり、誰にも
話をしていなかったとのことだった。ダニーの両親はショック
を受ける。
現場の証言では犯人はここに立っていたこと。50代から60代
の白人男性で金縁のメガネをしていたものだという。
赤ワインがあるがまるで手を付けた形跡は無かった。
壁に向かって撃たれた3発の銃弾は他の客を退かすために撃たれた
もので、4発目にはターゲットを直撃、そして残り2発を残して
いることから逃走用に残して置いたものだろうという。犯人
はプロだという。相棒は若手で19才から20才の黒髪の男性
コートの襟を立てていたという。

カーバー検事がやってくると、フォーカス捜査官たちに
この事件は重要大犯罪捜査班が引き継ぐことを語る。
カーバーはゴーレンたちに当時音楽の件で討論が有ったこと
を引き合いに出すが、それは芝居だとして、ダミアノによって
ダニーは消されたてせあめう事を語る。
息子のマイキーによる仕業なのか?と問うがまだ分からなかった。
しかし何故ダニーの予定が突き止められたのか。
ゴーレンは誕生日会の豪華なケーキがイザベラケーキ店から
発注されているものだと分かる。

3月23日(火)・イザベラケーキ店
店長によるとルッチ夫人から日曜日に注文を受けたのだという。
店員の一人・ロベルトが突然辞めたこと。店の裏で何者かと
話した直後に居なくなったのだという。会話していた人物は
どういう人物だったのかと尋ねると、若い男性で襟を立てていた
ので顔はよく見えなかったとのことだった。

署に戻るとゴーレンとエイムズは上司と共にダニーの警護を
していたテイト刑事とフォーカス刑事について通話記録など
を調べようという。二人とも既婚者だがテイト刑事は昨年離婚
していた。10代の子が二人いるという。しかし警察を疑うのか
としてエイムズに尋ねると、ダミアノは買収が得意だからだと
語る。
マリオ・ダミアノは肺がんを患っていて、彼の弟は死んだ
こと。長男も死んで次男は終身刑、残るは末っ子のマイキー
だけだという。テイトは離婚の手当を払っているのかと
ゴーレンは語る。昨日の彼の携帯から何度も一つの番号に掛
けた形跡があり、ケイプメイカレン・ロサーだという。
テイトの元妻だが、先月にはかけていないし、9ヶ月の間に
2回だけしか電話していないとのことだった。

3月23日(火)・ジェラルド・ペレズ検事補の自宅
ダートバイクの件でゴーレンはペレズの元を尋ねる。
ダニーが撃たれた翌日にテイトの息子がダートバイクを父親
からのプレゼントだとして受け取っていること。でも彼は
払っていないと言っているのだという。そんな会話中ジェラルド
妻・ニーナが帰宅すると釣りの話をしていたとゴーレンは
誤魔化すのだった。テイトならばダニーの居場所を話す事は
有るか?と問うとフォーカス刑事の腹心なのにそんな事を
知るだろうという。取りあえずテイトを尋問しようという
ことになる。

3月31日(水)・ヒルズホスピス
4月5日(月)・エディ・コーザの自宅
4月6日(火)・ジーナ・リガテッロの自宅
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法廷でダミアノが犯したドラッグ工場火災の件で逃走する
ダミアノを目撃していたダニーが証言することになっていた。
捜査官としてはダニーをホテルに缶詰にして警備していたが、
祖母の誕生日会には出席させたことで、殺害されてしまう。
しかしダニーの警備は厳重であり、何者かが情報を
流出させていない限り難しいのではないかという事件だった。

どちらにしては親の愛情を受けられないものたちが身内の
殺しも厭わず行動に出ているところが何とも言えない事件
だった。

信頼とは一体何なのか。
恐怖で縛ろうとして行動を取っていたョップスは、幼少期に母
に捨てられ、マフィア特有のファミリーを大切にする家系に
嫉妬心なり親・家族への憎しみというものを感じたのだろう。

マフィアの親子であるマイキーもダミアノファミリーの中で
はまるで利用できないほどの心細さは有ったのだけどね。

検事補がテイトを強引に大陪審に賭けるとしていたので、
罪の擦り付けが行われているのかとも思った。
ペレズ検事の妻が捜査官故にひこから漏れた情報かとも
思った。

相手に心情を悟らせないためにも顔を無表情にして読まれない
よう努力していたけど、囚人のジレンマの如く、三人の容疑者
を同じ場所に集めさせ、怒りで正気を失っているウチに
上手い事本音を聞き出そうとする流れは多少強引であれ、
感情を一度でもはき出したら後はゴーレンペースってところ
だったね。

何らかの依存症に於けるリハビリのステップを感じるように、
感情を表に出すことが出来れば、後は堰を切ったように
こぼれ落ちる内なる感情の叫びが留まることを知らなくなる
という感じなのかな。


ロバート・ゴーレン (Vincent D'Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ジェームズ・ディーキンス (Jamey Sheridan) 警部
ロン・カーバー (Courtney B. Vance) 検事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
--- (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

リッキー・コーザ (Leo Fitzpatrick) 'チョップス'、悪党
ジェラルド・ペレス (Fernando Lopez) 地方検事補
ファーカス (Fulvio Cecere) 捜査官
マリオ・ダミアノ (Mark Margolis) イタリアンマフィアのドン
ミッキー・ダミアノ (Frank Nasso) マリオの息子
ルールー・バージニ (Austin Basis) チョップスの仲間
レイモンド・テイト (Matte Osian) 刑事
ジーナ・リガテッロ (Karen Giordano) チョップスの生みの親
ホッデス (David Valcin) 捜査官
ポール (Kevin Cahoon) ヒルズホスピスの職員
ニーナ・グロツキー・ペレス (Zhana Londoner) 刑事、妻
エディ (Frank Adonis) チョップスの叔父
ベニー (George Pesce)
マーティン・ハルブレッチ (Sal Mistretta)
ビア・ミルズ (Elisabeth A. Furtado)
ロレンゾ・ルッチ (Nicholas J. Giangiulio)
ニコレッタ・ルッチ (Geraldine LiBrandi)
--- (Irma St. Paule) Grandma Antonella Sale
ダニー・ルッチ (Jason Jurman) 証言者
スベトラーナ (Marina Kotovnikov)
デミトリ・ペトロブナ (Albert Makhtsier)
フィル (Greg 'G-Spot' Siebel)
シャモリ (Geeta Citygirl Chopra)
--- (Rob Findlay) Stock Broker
ボリセク (Paul La Greca) 捜査官
--- (Todo Segalla) Detective



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