LAW & ORDER : 性犯罪特捜班 (Law & Order: Special Victims Unit) http://www.nbc.com/law-and-order-special-victims-unit/

第10話 悪夢に終止符を Closure

脚本／Wendy West 監督／Steve Wertimer
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PM11:17、ハーパー・アンダーソンは911に電話し、レイプされ
た通報する。その頃オリビアはキャシディとベッドを共にして
いた。
PM12:42、ハーパーに病院で面会するオリビア。29歳白人女
性・167cmの彼女。そこで簡単に何が有ったのか尋ねる。
する寝ている際に犯人が侵入してきて着ていたガウンで手を
縛られ、顔を殴られ挿入されたという。避妊具は付けず、お腹
の上で出されたとし、Tシャツでそれを吹いたという。そして
バスルームに連れて行かれて体を洗わされたとのこと。
オリビアはすぐに医者に言ってレイプ検査を頼む。

AM1:03、検査はAM2:11まで続き、念のために避妊薬を飲んで
おいて欲しいと処方される。3ヶ月後、6ヶ月後には改めて
検査にきて欲しいとの事だった。ハーパーは今からでも署に
言って事情を話すという。

通りでお祭りをしていて五月蠅かったので耳栓をして寝ていた
ら、突然男性が立っており、ガウンで顔が見えないようにされ
て、手を縛られたという。銃を持っているとして突きつけられ
性的暴行が終わった時刻を見たら、42分間だったとのこと。
指輪を取られたとし、キスされそうになった時に顔を背けた
ら殴られたという。行為中には気持ちが良いのか尋ねられ、
シャワー室に行く際には、紳士的に立って欲しいお願いされた
とのこと。酷い事をしたので通報してくれてかまわな
いと言われたが、なかなか電話出来なかったという。

銃を頭に突きつけられたこと。犯人の顔は背が高くてやせ形、
白人で髪の毛は薄茶色。年齢は同じくらいだったという。
襲われる日の前にはそれらしき兆候はなかったか尋ねる。
不審者が居たとか、変な電話が鳴ったとかetc....。無かった
というハーパー。相手はビクビクした様子もなく、高級な
コロンの香りがしたという。
指輪はプラチナ製で、ダイヤモンドで葉のような形に象られて
いる特殊なモノだったという。サイフも取られて精液を拭いた
Tシャツも無くなっており、イラスト入りのTシャツだったという。
そんな取り調べもAM6:13まで続きようやく終わる。

AM7:01、オリビアは彼女を彼氏のベンジーのアパートの前まで
連れて行く。ドアのカギは州の決まりで変えておくという。
カウンセリングなども州で費用を持つので通えるとの事だった。
何か有ればポケベルに電話して欲しいと、オリビアは番号を渡す。

鑑識が現場を調べる。
しかし指紋、DNAは一切検出されない。窓のカギは壊されていて
彼女の部屋は2階だった故に恐らく侵入経路は非常階段からだ
という。出て行くときには正面のドアから出て行ったのだろう
と。室内にはマリファナが有ったが、ハーパーはその事は
話していなかった。脱がされた下着も無く、シャワー室を
調べると、カーテンは確かに濡れているが、石けんが使われた
形跡が無いとし、精液は検出されず、膣には裂傷が無い
事からレイプされたと偽装しているのかもしれないとキャシディ
は語る。オリビアは絶対にそんなことは無いと否定する。
シャワー室には銃に似たヘアドライアーが落ちていた事から、
銃だと脅したものは実際にはドライアーの可能性が有るという。

クレイゲンは現時点で事件として捜査しろと指示。
30歳代で170cm代の白人男性。左頬を殴られている事から、
右利きだという。計画的な犯行で場数を踏んでいる可能性が
高いという。ジェントルマンを気取っていること。
被害のあったアパートの前のムーア通りでは確かにその日、
カーニバルが有った事が確認されていた。
クレイゲンはドラッグの件でハーパーに確認し、嘘かどうかを
見極めろとオリビアに指示する。

11月1日(月)、ハーパーの恋人ベンジーのアパートに行く。
ベンジーは犯人に対して憤りを感じていた。彼女は寝ずに
仕事に行った事を聞く。

11月1日(月)、ハーパーのバイト先の喫茶店へ。
マリファナの事を尋ねると、昨日は仕事の面接の件で気が立っ
ていたので吸っただけだと告げる。

11月1日(月)、ハーパーのアパートへ。
管理人から話を聞くが特に怪しい人物がいたとの話は聞いた
事が無いという。しかし近隣の老女から、向かいのアパートに
住む男性はのぞき魔なので話を聞いてみたらいいという。
のぞき魔の名前はサム・ラードナーだった。
夕べは覗いたのかと尋ねると、意外とあっさりそれを認め、
彼女は下着を着ずに寝ている事を語る。昨日非常口から男性
が侵入しレイプした事を語る。しかし顔は見ていないと。

そんな中、被害者のクレジットカードが使われたとの話を
聞き、使用した人物のロン・ジョンソンから事情を聞く。
窃盗で過去5回も逮捕されている男。しかしムーア通りのくず
入れにカードが落ちていただけだとし、レイプは否定する。
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■オリビアとキャシディがHした

オリビアは酔った日にたまたま居た彼とベッドを共にしてしまい
一夜限りの関係だとするが、キャシディは諦め切れない様子。
同僚と寝るのは明らかに服務規程違反だろうしね。
「CSI:科学捜査班」のホッジスとウェンディの関係を見習って
くれと小一時間だ。

半年後にオリビアには新しく彼が出来、キャシディは未だに
その事を根に持っている感じだった。

エリオットには全てお見通しだった所が意外かな。

■レイプ事件の被害者

最初は何らかの理由で被害者として振る舞っている様にも
見えたのは確か。意図的にそれを匂わせる作りは上手かったと
思う。ただキャシディがまた心ない言葉をつい口走ってしまう
ものだから、余計にオリビアから嫌われた。まぁ結果的に
半年後にハーパーからの供述を引き出す際に、そんな口の悪さ
が功を奏したというオチではあるのだが・・・

■紳士的なレイプ犯?

何と言っても凄いのが戦利品を持ち帰る犯人の姿。
そしてそれを妻に指輪としてプレゼントしていたり、自分の
腕に被害者の時計をしていること。
エリート意識が高いのか、それとも仕事での締め付けが厳しい
のかよく分からないけど、あれだけ綺麗な奥さんが居るのにね。

■現場からは証拠が何も出ない

正直あの現場から証拠が出ないなんてあり得なさすぎるけど、
設定上仕方が無いのか。
そんなに簡単に人のDNAが洗い落とせるのか。そしてベッドの
シーツに付いたDNAとか採取出来ると思うんだけどね。
「CSI:科学捜査班」ならば確実に流しの中に手を突っ込んで
証拠を見つけている所ですよ。

■半年の時間

ドラマとしては絶妙な時間の経過だった。
辛い記憶は頭の中で消去してしまうという事が言われるけど
まさにそんな感じなのかな。
五人の容疑者に面と押しされた際に、凄くみんな似ている人
だったので確かに見分けが付かないかも知れないけどね。

早く忘れたいとして犯人と向き合おうとしていない所がちょっ
ぴり痛々しさを助長していたけど、スニーカーを履いて寝てい
るっていうのは、犯人に出くわしてもホントに逃げられる
ものなのか?