October 12, 2001
第3話 幼児誘拐事件の波紋 Stolen
脚本/Jonathan Greene、Robert F. Campbell 監督/James Quinn
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スーパーで赤ちゃんカートを引きながら粉ミルクを購入する 新米ママのミシェル・ダリチェック。しかしちょっと目を離した
隙にカートから赤ちゃんが居なくなっている事を知る。 すぐに店員に知らせると出入り口を閉鎖してNYPDにも連絡が
入る。 誘拐されたエマは6週目の赤ちゃんで、赤い長袖のつなぎを
来て茶色の靴下とセーター、茶髪にピンクのリボンをしている という。店員の話では誘拐されたと聞いて3分後には出入り口
を閉鎖したという。店内には赤ちゃん連れの母は7人居るとの
事だった。 誘拐した現場を目撃した人物は一人もいなかった。 乳児カートに載せ替えれば2秒で盗むことが可能だという。
婦人用のトイレからは乳児服が捨てられており、男児用の服
に着せ替えて脱出させた事が分かる。更にリブリュームと
呼ばれる鎮静剤が発見される。恐らく乳児を眠らせて連れ去った
であろうことを疑う。
エマの母・ミシェルの元に夫のトニーが駆けつけると、自分
が目を離した隙に誘拐されたとして、夫に謝罪する。 トニーはエリオットに対して、産後はミシェルの感情の高ぶり
が激しかった事を告げ、産後初めての外出だったので心配して
いたのだという。診察にも行こうとしていなかったとの ことだった。エリオットは自分には4人の子がいるが一人目の
子の時は特に大変だった事を語る。もしかすると産後抑鬱で ある可能性もある事を告げる。
クレイゲンはミシェルからも話を聞くようエリオットに告げる。
エリオットはミシェルと会話する中で、一人目の子の育児の
大変さはよく分かるとして同情する。エリオットはミシェルが 意図的に子供を手放した線でも疑いの目を持っていたが、
ミシェルは大変な時でも子供の顔を見ると心が安まるのだという。
赤ちゃんの写真を印刷したものを店や関係者に配布する。
店でスーツケースを購入した人物が居るとしてマンチは語る。 クレイゲンはすぐに防犯カメラで当時の店内の様子を調べる
様告げる。 すると防犯カメラ映像には確かに別の女性が子供を誘拐する
姿が映っていたが、なかなか決定的な顔が写った映像が見つからな
かった。しかし出入り口の映像を見て、女性の顔が特定される。
誘拐された30分前にクレジットカードでスーツケースを購入 している人物が居た。カードの名義はスーザン・ヤングという
社会福祉局の社員だった。 スーザンに逢って話を聞くと、今朝バッグが盗まれた事を
告げ、職場の薬物中毒課で盗まれたであろう事を告げる。盗難届け も出しているとのこと。店に出入りする女性の写真を見せると、
彼女は私が担当していた薬物中毒患者のアリシアだという。
妊娠した際に薬物中毒からは立ち治ったのだが、死産だったのだ という。
3月9日(金)・アリシア・ブラウンのアパート
アリシアの部屋は女性の一人暮らしにしては高いものだと感じる。 パトロンでもいたのか。部屋には薬物があり、軍資金として100
ドル札の束(数千ドル)が置いてあるのを知る。捜索していると
アリシアが戻って来た為に逮捕して事情を聞く。 すると私の子を渡す約束をしていたのだという彼女。弁護士に
養子に出す予定だったのだという。相手はマーク・サンフォード
弁護士で、赤ちゃんをチェルシーに有る自宅に運んだとの事だ
った。
マークの家を訪ねると、赤ちゃんの世話係だとする女性がいた。
そこには多数の赤ちゃんがいて、みんな里子に出される子たち だという。その一人にエマがいることを発見する。
女性から話を聞くと濡れ衣だと語り、自分は正規の看護師資格 がある事を告げる。建物は養子斡旋業者が賃貸契約している
ことが分かり、契約のサインはマークがしている事が分かる。 部屋にいたエマ以外の赤ちゃんは誘拐なのか、売買なのか、
それとも本当に養子に出そうとしていたのか分からないという。 クレイゲンは児童相談所が引き取る前に顔写真を取ってマスコミ
に配るよう告げる。
3月10日(土)・グリーンウィッチダイナー
3月11日(日)・ジェニファーのルームメイトの部屋
3月12日(火)・家庭裁判所・親権審問
3月13日(水)・家庭裁判所
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