LAW & ORDER : 性犯罪特捜班
(Law & Order: Special Victims Unit) シーズン3

http://www.nbc.com/law-and-order-special-victims-unit/





October 12, 2001
第4話 DNAの価値 Rooftop

脚本/Neal Baer、Robert F. Campbell、Jonathan Greene
監督/Steve Shill
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黒人のカップルがマンションの屋上でじゃれ合う。
男性はレオン・テート、女性はナシーカ(14歳)。キスをした
瞬間、エリオットは二人の前に出てレオンを逮捕する。
彼女はまだ14歳だと告げる。ナシーカは自発的なもので恋愛
を止められる覚えはないとするが、レオンはHIV患者であり
その事を聞かされたか?と問う。彼とはまだ体の関係はない
がその気で有った事を語る。オリビアは彼らを連行していく。

レオンを取り調べする。
出所後に一体何人と関係を持ったのか。レオンはあくまで
言い寄られただけだと告げ、HIVに関しても打ち上げる前で
有った事を語る。何故俺のことをつけ回すのかと問うと、お前
のことが嫌いだからだと語るエリオット。
そんな取り調べの様子に対して、レオンは罪の意識のない反自
然的性交だと語り、多数の未成年にフェラチオをさせていた
と語る。レイプ事件にも関与している事を告げ、HIV感染を
相手に黙って関係を持っていたとして、逮捕に値するものだと
キャボットに主張する。しかし相手は同意しているし、コンド
ームを所持しているので、罪には問えそうにないと語る。
人にHIVをうつすまで黙って放って置くのかと問う。
彼は7歳が初犯で13歳までに11件の罪を犯しているが、その記録
は封印されていて観られないと語る。

クレイゲンはエリオットをオフィスに呼び出すと、何故レオン
を尾行したのかと問う。エリオットは出所したと聞いたからだ
とするが、余計な捜査はするなと告げ、ヤツにも権利はあるのだ
と語る。しかしエリオットはヤツの性器は凶器であり、少女に
こそその危険性を知らせる権利があると語る。
クレイゲンはキャボットからの指示があるまでは下手なことは
するなと釘を刺す。

キャボットは上司・スタンに対して、今回のケースの場合措置
入院を認めている州がある事を告げレオンを入れるべきことを
唱えるが、ニューヨーク州ではそのような法律はないと一蹴
される。精神衛生法の適用で措置入院させられるのではないか
とするが、そうなると前例を作ることになるとして大変だと
語る。しかし社会から守る義務がある事を告げると、取りあえず
資料を見てから決めると語る。

レイプは許せないが今回のケースは女性が望んだことだろう
としてフィンは語る中、エリオットはまだ少女たちには判断能力が
ないのだと語る。
ドクター・ホワンによるとレオンは反社会的人格障害がある
事を告げ、罪の意識がないと語る。レオンはドラッグの注射器
からの感染した事を告げる。
キャボットは検事の許可が降りた事を報告し、審理の申請を
する事を告げる。彼の過去についてエリオットたちに証言して
欲しいと語る。

3月20日(火)・判事執務室・エルモア判事
レオンの弁護士は理由もなく逮捕していると非難する。
ホアンは怒りと自己愛を満たす為に非力な少女との関係に
及んでいる事を告げる。しかし判事は措置入院を申請するには
意図的に避妊を避けた証拠が見つからない限りは無理だと語る。

そんな中、事件が発生する。
15歳の少女が屋上でレイプされたという事件だった。
エリオットはそれを聞いてレオンによる手口の犯行と似ている
とするが、安易にレオンと犯罪を結びつけるなとクレイゲンは指摘
する。

被害者は病院に運ばれた為に話を聞くと、近所の公園で知り合った
事を告げ、相手はラップのオーディションに出すと言われた
という。自らをアンドレだと名乗っていた事を告げ、私の事を
才能が有り優しく接してくれたのだという。高級レストランに
連れて行き、家まで送ってくれたがその際に、"君は夜空に輝く
星だ"と言われたことで屋上にいくことになったのだという。そこで
キスを迫られ拒んだらナイフで脅され服を着られて襲われたと
いうものだった。その歳、「お前はラッキーだ、色男とヤレた
こと。俺はラブマシーンだ、お前を女にしてやる」と言われた
という。医師から話を聞くと、彼女は網膜剥離と脳しんとうの
重傷である事を告げる。HIVの検査をすべきことを語る。

1993年当時13歳のヴァネッサ・ヒルツが、ラブマシーンと
呼ばれた男からレイプを受けているという。DNA検査が始まった
のは1995年で、当時は逮捕者にしか検査は出来なかったので、
レオンの検査は出来なかったが、現在のバネッサはエイズに発症
している事を告げる。クレイゲンに報告すると、被害者に容疑者
と面通しをさせる様告げる。
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黒人の未成年者の女性を狙うレイプ殺人事件が発生する。
エリオットはかねてから目を付けてたHIVの保菌者で
繰り返し犯罪を犯している男性の一人をマークしていたが、
彼が亡くなった後にも事件は発生し続けていることが
分かる。ホアン医師は心理学的見地から、犯人像を割り出し
ていき、ついに犯人を明かな容疑者を発見するが、なかなか
令状も下りず、一度はDNA検査で有罪だとする証拠が見つかる
が、違法に入手したDNAだとして証拠としては無効だとする
弁護士からの養成に検事もそれを受け入れてしまうのだった。

もの凄い勢いで事件が発生したエピソードだったな。
人種差別というよりも階級社会に於ける捜査の不条理さと
いうものを改めて知らしめられた感じで、これだけの事件
が発生すれば確かに白人社会・上流社会ならば相当
扱いが多くなりそうなものが、黒人地区というだけで
犯罪は当たり前に起きているみたいな偏見もあるのだうか。

そもそもレオンの事件は、未成年者との関係だけで逮捕
出来るのではないのか?って感じがするのだけど、その辺が
意味が分からない。

エリオットが今回相当セーブが聞かずにレオンのことを
追い回していたけど、レオンが亡くなった後の事件は
明らかにキングによる犯行だけど、結局レオンは何処まで
犯罪を犯していたのかはよく分からなかった。

フィンが過去に済んでいた地域で起きた事件ということも
有り、彼が居なければ暴動が起きてもおかしくない事件
だたったけど、結局犯罪者は黒人が黒人を狙っている犯行
だったし、過度の自警団はよくないけど、フィンが捜査の
過程で語る様に誰か情報が無いのか?とした際に、誰も情報
を持ち合わせていないところが案外呆気なく感じるところ
が有った。


エリオット・ステイブラー (Christopher Meloni) 刑事
オリビア・ベンソン (Mariska Hargitay) 刑事
ドナルド・クレイゲン (Dann Florek) 主任警部
ジョン・マンチ (Richard Belzer) 刑事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 解剖医
--- (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)\
アレクサンドラ・キャボット (Stephanie March) A.D.A 検事補
オダフィン・チュツォーラ (Ice-T) "フィン" 刑事
メリンダ・ワーナー (Tamara Tunie) 鑑識
ジョージ・ファン (BD Wong) FBIにも精通する精神科医

マリック・ハリス (Asio Highsmith) "キング"、自称プロモーター
ロドニー・トンプソン (Todd Williams) フィンの知人、アイーシャの兄
シャーリーン・ホワイト (Mylika Davis)
マリリン・ハイネス (Audrie Neenan) 判事
エルモス (Brenda Denmark) 判事
アルバ・テイト (Adriane Lenox) 母
--- (Liz Larsen) Attorney Regal
マーク・セリグマン (Tom O'Rourke) 判事
スタン・ヴィラニ (Ron Leibman) キャボットの上司・新任
レオン・テイト (Dorian Missick) 性犯罪者・HIV
トミー・エップス (Malachi Weir)
バート・フェリス (John Ottavino) 市長顧問補佐
ダーネル・フレンチ (Jack Landron)
クレオ・コンラド (Jill Marie Lawrence
アンジェラ・デュプリー (Trish McCall)
ベニー (Reggi Wyns) フィンの情報屋
ナシーカ・モリス (Jamilla Perry) 14歳、レオンとイチャ付く
メリッサ (Tracee Beazer)
バネッサ・ヒルツ (Kahshanna Evans) 1993年・13歳の頃襲われる
--- (Jermaine 'Huggy' Hopkins) Store Clerk
--- (Mark C. Hutchinson) Uniform Cop
タニャ (Kyndra Reevey)
フェリックス (John Henry Redwood)
--- (Madina Milana) Rapper
--- (Ruperto Vanderpool) Man


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