レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀
Leverage

製作総指揮:ディーン・デヴリン
製作:エレクトリック・エンターテインメント

http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/951
http://www.fujitv.co.jp/leverage/





Jan. 13, 2009
第7話 ウエディング・プラン The Wedding Job

脚本/Albert Kim 監督/Marc Roskin
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イタリアンレストラン"BRAVA COCINA"
レイテレサの夫婦が経営する店だったが、そこではマフィア
の二人が深夜取引していた。レイは店で取引する事は断ってい
たハズだとするが、出資者でも有るのでニック・パレルモ
要求は断れなかった。しかもニックは相手との取引が不調に終
わるとその場で発砲して相手の男を殺害してしまう。
ニックは
レイの家族の面倒は見るので身代わりになる様告げる
とレイに銃を手渡す
。今こそ店を出資した恩を返せと言われて
何も言い返せなかった。

レバレッジ本部
ソフィーは友人のテレサと逢っていた。
ネイトは依頼人から仕事を受けるかどうかは私の仕事だとする
が、ソフィーが勝手に話をしてしまう。
テレサの話によると、5年前に夫のレイが身代わりとして刑務所に
いくことになったが、後10年は逢えずにいること。
夫に面会に行くたびに真実を話して証人保護プログラムを受け
ようと言っているが話を聞いてくれないという。
ニックは身代わりになる際に、家族の面倒を見てくれるとの事
だったが、
約束した現金の76万5千ドルを払わないばかりか、
店も家も取り上げられた
という。
しかも二週間前に新聞の記事で、ニックの娘のマリアが盛大な
結婚式を行うとの内容を見た事を告げ、こんな不公平な事は
ないと告げる。しかしネイトは家は探偵事務所とは違うとし、
しかも
相手はマフィアのニックで有る事を告げ、頼む相手が
間違っていると語る。貴方は何をしたいのか?と問うと、
約束通り、76万5千ドルと共に、それを元手に店の経営を復活
出来れば刑務所の夫にも希望を与えられるのではないかという
ものだった。ネイトは検討するとだけ話すが・・・

ネイトは反対するが、ソフィーはこの件を受けるべきだと告げる。
テレサは単に金を取り戻したいのではなく、家族を引き裂いた
男に復讐したいのだという。法で裁けないことを扱うのが私たち
の仕事だと訴える。ネイトは何故ソフィーがそこまでこの件に
拘るか分からなかったが、ソフィーはネイトに15年も夫を待ち
続ける辛さが貴方には分からないのでしょと告げる。それを聞いて
ネイトは仕方なく仕事を受けることにする。

みんなでニックの豪邸を見に行く。
ハーディソンによると武装した警備員が4名常駐している上に
テープレスセキュリティと呼ばれるイスラエルが基地の警備に
使用しているシステムを使っているのでハッキングは不可能だ
という。しかもマフィアを監視するためにFBIが配管工に扮して
近くのバンの中で監視している様だと語る。
それを知ったネイトは中に入るのは難しそうなので、FBIから
話を聞きに行こうと告げ、ハーディソンとパーカーをFBIに
扮してバンに接近させる。

FBI捜査官のタガートマクスウィートンは何の疑いもなく
パーカーたちを受け入れバンの中に通す。パーカーはマクスウ
ィートンに接近して、FBIのバッヂを盗んでスキミングする。
ハーディソンはニックの屋敷に設置して有る盗聴器が不調だと
知って直すフリをして盗聴器を設置する。

スキミングしたデータを利用して、FBIのバッヂを作成。
エリオットに連邦ビルから、これまでニックの家を盗聴して
得たデータを盗ませる。カセットテープに保管してあることを
知り、火災報知器を鳴らした隙に全てのデータを盗み出していく。
その結果、ニックは不正に得ている金を妻のヘザー名義で
海外口座に入金している事が判明する。しかし
ケイマン銀行
故に暗証番号がなければ絶対に金は引き出せないとハーディソン
は語る。ネイトは現金は必ず一定額保管してあるハズだとして
自宅に200万ドル相当あるはずだとすると、なんとか侵入方法
を考えるしかないという。そんな中、娘の結婚式を巡り、
ヘザーがプランナーたちに激怒している事を知って、自分たちが
新しいプランナーとして接近しようと言うことになる。

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マフィアとの関わりだけは避けようとするも、ソフィーに
押し切られる格好で、関与していくことになる。
依頼はマフィアのボス・ニックの殺人罪を被って服役することに
なったレイの妻・テレサからのもの。
ニックから約束の金を奪い返して店を再び開きたいとするが、
家族を壊された恨みも同時に晴らしていくことになる。

パーカーが可愛いな。
チャックのサラが可愛いのと同様にパーカー目当てで見て
いるような気もする。
無表情で冷たい彼女の姿が終始あるけど、逆にそれが面白く
働いている感じがする。

それぞれのメンバーの意外な過去というのも描かれたのでは
無いだろうか。前回のエピではパーカーとハーディソンが
里親の元で育った苦労を見せつけられた格好だったけど、
今回はネイトとソフィーの関係はもちろん、料理人エリオット
の姿が有った。レモンが隠し味だとしていたけど、それを食した
男の中には一瞬で倒れるものが有ったり、ハーディソンは
美味しそうに食べていたりと、何だかよく分からない流れだった。
最後に料理を振る舞うのもエリオットだったけど、ホントは
料理が旨いのだろうか?

難攻不落っぽさの有ったニックの豪邸が意外とあっさりと
入り込めてしまう辺りの違和感が有ったり、かなりリスクが
有る流れなのにリスクを感じさせない所は好き嫌いが分かれ
そうだけど、それなりに面白く出来ているし、最後までどう
相手を陥れるのかは分からない所もあって、流れに身を任せる
ままシナリオを見ているのが楽しい。

これ見よがしにソフィーとネイトが、互いに意味ありげな
メッセージを発しているけど、一体二人の間には何が有ったの
だろうね。

FBIに逮捕させるであろうオチはなんとなく想像出来るものが
有ったけど、ニックの娘夫婦には罪はないとばかりにお金を
さり気なく渡す辺りの気配りさをネイトはソフィーに向けて
欲しいと思う。

なんとなくハーディソンとパーカーが良い感じになりそうな
雰囲気も有る。ドレスを着た彼女に綺麗だと語った時のパーカー
の密かに嬉しそうな感じがなんとも言えなかった。
セルゲイとニックが今にも殺し合いしようとする中に、酔っ払
ったフリして躍り出るパーカーの姿とか、なんだか凄く大胆
だったね。

ネイサン・フォード (Timothy Hutton) 元保険調査員、アルコール依
存症
ソフィー・デヴェロー (Gina Bellman) 2ヶ国語を物真似
エリオット・スペンサー (Christian Kane) 武術に長ける、銃嫌い
アレック・ハーディソン (Aldis Hodge) 機械オタクでハッキングのSP
パーカー (Beth Riesgraf) セキュリティーを抜ける泥棒

ニック・モスコーニ (Dan Lauria) イタリアンマフィア
ヘザー・モスコーニ (Nicole Sullivan) 妻
セルゲイ (Andrew Divoff) 殺し屋
タガート (Rick Overton) FBI捜査官
マクスウィートン (Gerald Downey) FBI、パーカーに接近される
マリア・モスコーニ (Marisa Lee) 娘、結婚
アダム (Tom Christensen) マリアと結婚する男
テレサ・パレルモ (Lisa Joffrey) レイの妻
レイ・パレルモ (Tony Cicchetti) イタリアン"BRAVA COCINA"
--- (Lindsay Halladay) Maid of Honor
トミー (Phil Idrissi) スキンヘッド、ニックの部下
--- (Bianca Bonciu) Bridesmaid。ちょっと太り気味? 70kg
--- (Maritza Cabrera) Party Guest
--- (Anthony De Longis) Butcher of Kiev。エリオットと死闘
--- (Tony Domino) Party Guest
--- (Steven H. Hansen) Russian Gangster
--- (Eric Martic) Groomsman
--- (James Pusztay) Russian Gangster
--- (Brady Romberg) German Agent



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