レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀 Leverage シーズン2 製作総指揮：ディーン・デヴリン 製作：エレクトリック・エンターテインメント http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/951 http://www.fujitv.co.jp/leverage/

Aug. 19, 2009
第6話 世紀のマジック・ショー The Top Hat Job

脚本／M. Scott Veach、Christine Boylan 監督／Peter O'Fallon
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リリアンフーズ・インターナショナル。
ジェームソン博士は、会社のパソコンからデータをcopyしている
と、冷凍部門の部長・エリック・キャステンと警備主任のダン
マークランドがやってくる。この部屋にはIT部門の人間しか入
れないハズだとし、最近データに不当な操作が見られるので
監視していたのだという。キャステンたちは博士のUSBメモリを
取り上げると、そこには"病原菌調査"のレポートが入っていた。
博士は隙を見て逃げる。エレベーターに乗り込む中で、博士の
携帯に電話が入る。自宅のセキュリティが突破され、何者かが
自宅に侵入しているとの警備保障会社からの連絡だった。

ジェームソンはソフィーとネイトにこの件で相談する。
リリアンフーズインターナショナルでは一ヶ月前に品質管理を
担当する検査官が同社の冷凍食品からサルモネラ菌を検出した
が、冷凍部門全体が不正に手を染め、特に部長のエリックは
商品を回収するよりももみ消す方が安上がりだとして隠蔽している
という。しかもレポートでは死亡者予測まで算出しているのだと。昨日は帰宅したら
自宅が荒らされ、ハードディスクを盗まれたと告げる。
本人たちは開き直り許容の範囲だとしているが、食品を食べて
死傷者を出すなんてあり得ない事だという。会社のCEOのプライス
はこの件は何も伝わっていないとし、なんとか不正を知らせる為
にもデータを盗み出して公表したいのだという。
ジェームソンは不安のために酒を何杯も飲む中で、自然とネイト
の手を握り始める。それを見たソフィーは彼らを二人きりに
させる為に、私は調査の為に先に行くという。

ハーディソンはボタンカメラを付けたエリオットをピザの配達人
として、リリアンフーズに潜り込ませようとする。
一方パーカーはリリアンフーズ社の外から侵入経路などを調べて
いた。10階程度ならば簡単に上れるというが・・・

ネイトは事務所に戻るとソフィーに何のつもりだと告げる。
ソフィーは彼女とは共通点が多いので、デートして一緒になる
べきだという。ネイトは相手は依頼人だとする中で、勝手に
ハーディソンらが会社を調査している事を知って辞めさせよう
とする。案の定エリオットは目の前で警備に見つかってしまう。
更に監視していたハーディソンのパソコンにもリリアンフーズ
のセキュリティチームの攻撃に遭いコンピュータをシャットダ
ウンさせられてしまう。
ハーディソンはシステムを立ち上げ直すと、単なる食品会社の
偵察だとするが、ネイトによると、保険会社時代に調査したが、
特許関係を扱っている関係で、下手な防衛関係の企業よりも
セキュリティは強固なのだという。ソフィーはだから元諜報員
を雇っているのねと告げる中、傷ついたエリオットが戻って
くる。ハーディソンは大した事は無いとするが、エリオットは
彼に対してお前はただ座っているだけのKool Moe Deeだから
そんな事を言っていられるのだという。エリオットが肘を痛めて
いる所をパーカーはおもしろがって触っていた。

リリアンフーズは世界第三位の食品会社で年商120億ドル。
冷凍部門の部長はエリックだとすると、エリックの名前の綴りは
Kの方だという。Cのエリックは善良で、Kのエリックは大抵
邪悪な人だとパーカーは語る。冷凍食品に菌が入りつつ販売
しているなんてあり得ないとすると、エリオットはこれからは
自給自足で暮らすかと語る。取り合えず会社側が内密に調査した
報告書を公表しようとネイトは語る。しかし外部からハッキング
するのは難しい事を告げると、ハーディソンは休暇中の社員宛に
荷物を送って置いたので、内部サーバーのチェックをしている
という。それでも厳しくロックされているので社員のメールの
やりとりくらいしかデータは読み取れなかったと。その中に
明日、社内総会がある事が書かれている事を告げると、ネイトは
その機会に内部に入り、データを盗み出そうと語る。
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食品企業大手のリリアンフーズの冷凍食品に於いて、一部サル
モネラ菌が検出されるも、冷凍部の部長のエリックは業績だけ
を考えて回収せず事実を隠蔽する。それを知った博士は公表し
ようとして内部資料を持ち出そうとするが・・・

セキュリティが厳しすぎて内部に潜入できず、また外部から
のハッキングも出来ない状況の中、社内総会がある事を知って
その中の出し物の一つ、マジシャンに扮して潜入するという
もの。

各々のキャラのネタとしては・・
ソフィーはネイトと関係を持つことを諦めて、彼自身に相手
を見つけて上げる事にしたのか。今回の依頼人のジェームソン
がアルコールでかなり気を紛らわせている事を知って二人を
結びつけようとしていた。ソフィー曰く、このチームはあまりに
成功し続けており、失敗した時の反動が怖いようなことを
口にしていたけど、失敗する時は生死に関わるとか捕まることを
意味していそうだけどね。

その他はエリオットが一日90分しか寝ていないとか、閉所恐怖症
だったとか、パーカーが暗闇恐怖症を棺桶で過ごして解消した
とかそんな感じ。

ミッションとしては悪くはなかったけど、CEOのプライスは人が
良さそうなので正直に話しても良かったのかも。
セキュリティを突破するためにプライスを三度接近する。
IDと指紋、そして網膜認証。
網膜認証は流石に強引に連れて行ってしまった感じだったけどね。

気になるのはエレベーターシャフトをパーカーがビューンと
落ちていくと何故か会場にぶち当たるという設定。
そして最後にうさぎを残して消えてしまうけど、うさぎちゃん
は何処に隠れていたのか。

潜入した時には既に小包が届いているということは結構前から
ハーディソンはこの作戦の為の下準備をしていたのか?

酔っ払い役はネイトにとっては板に付いていそうなので、
マジシャン役もハマりそうだけど、インターネットで検索する
だけでマジックなど出来るモノなのか。

助手はパーカーだったけど、真っ赤な口紅と黒いシャツが
とても映えていた感じ。
マジシャンを騙す際に剣に刺さったフリをする辺りが面白かった。