Lie to me 嘘の瞬間
(aka ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る)

企画 - サミュエル・ボーム
制作総指揮 - サミュエル・ボーム、ブライアン・グレイザー、シ
ョーン・ライアン、デヴィッド・ネヴィンズ
エグゼクティブ・プロデューサー - スティーブン・マエダ
オープニングソング - 「Brand New Day」、ライアン・スター





第2話 小隊の秘密 Moral Waiver

脚本/Josh Singer 監督/Adam Davidson
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国道安全保障省のミラー長官ウィットモアは携帯型ポリグラ
フの調査の依頼を
ライトマンたちに求める。しかしポリグラフ
がどんなに精巧になろうとも欠点が存在した。感情が高ぶって
いる状態だと、証言が嘘か本当か見分けが付かなくなること
だった。それを証明するために、カルは
ハイディを使って尋問
のテストをすると、尋問を受ける男性は性的に興奮したために
数値が乱れてしまう。カルは長官たちに、ポリグラフよりも
表情の研究に費やすべきではないかと語る。

そんな中、研究所には二つの依頼が舞い込んでくる。
一つは体育協会から、バスケットボールプレイヤーの
アール・
ホワイト
選手は金を貰ってチーバー大への進学を決めたのか
どうかを調べて欲しい事。一方は軍から、女性兵士・
シーラ・
レイク
が上官であるラッセル・スコット二等軍曹からレイプ
被害にあったという報告を受けたために、その真意を調べて
欲しいというものだった。

アールの件はジリアンとイーライが担当し、軍関係にはカル
とリアが担当することになる。

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■女性兵士の件

レイプ事件と言うことと、それが軍隊での上官と部下の関係
ということで、ややこしくなる事が予想される事件。

どうしてもこの手の事件は女性側の主張が正しいとする先入観
が存在するも、ドラマでは少し形を変えた感じの流れ。

被害を主張するシーラ、そして彼女と同じ女性隊員である3人
の兵士たちの行動から、それらの裏付けを計っていく。
シーラだけの表情だけで見抜くとなると、あまり信憑性がな
かったけど、三人の女性兵士の存在は上手く主張の裏付けを
得るような感じで上手くできていたと思う。

■カルとリア

今回この二人がコンビを組んで、レイプ事件に挑む。
リアは完全に女性の立場で事件を見つめて感情的になってしま
い、真相を見誤ってしまう。リアは天才的な一面が有るも、
科学的知識の裏付けに乏しい部分があり、直感に頼ってしまう
部分があるようだ。

カルがしつこい感じにリアの感情を読むシーンが描かれ、
その意図が彼女に正確に伝わると良いんだけどね。意図が
伝わる前にここを辞めていく人も多そうな感じだ。

■スコット軍曹の過去

スコット役のDavid Andersは、エイリアスのサーク役、
HEROESでのアダム役としても有名だ。
悪役が定着しているので、どうしても無罪だとするには少々
引っかかる物が存在する。

過去を調べると、強盗、放火などの犯罪歴があり、放火の罪
は強姦と同様に自己の力を誇示する為の犯罪と言うことで
密接な繋がりがあるようだ。

■被害者・シーラの主張と結果

結果的にシーラは嘘をついていたけど、遠からずといった感じ。
でも逃走していた女性兵士が居るという事を何故最初に提示
しないのか。まぁドラマとしての都合だろうし、軍としては
あまり提示できないものなんだろうけどね。

スコットが襲ったのはシーラではなくレベッカだった。

カルはレベッカにバリウムを飲ませて緊張を抑えさせて、
ポリグラフを受けさせる。
今回のドラマのテーマは、如何にポリグラフにも欠点が有る
事を示唆する物が有ったのかも知れない。

■バスケットボールの件

これを担当したのはジリアンとイーライ。

レイプ事件と同様に映像を解析していく事になる。
映像とは対象者の表情の分析。
プロという言葉に反応するアールの表情、そしてそれと共通
する表情を持つシーンを解析し、彼はパスを受ける際に苦痛に
伴う表情を見せていることから、彼は関節炎を患いプロに
なれない事を自ら悟り、ワイロを貰って大学へ進学しようと
していた様だ。
周りの期待が多いあまりに発覚してしまった事件なのかな。

家族を養うという面では、アールにはプロで頑張って欲しい
所なんだけどね。

カル・ライトマン博士…ティム・ロス(平田広明)
ジリアン・フォスター博士…ケリー・ウィリアムズ(加藤優子)
リア・トーレス…モニカ・レイモンド(皆川純子)
イーライ・ローカ―…ブレンダン・ハインズ(杉山 大)
ハイディ (Kristen Ariza) 女性スタッフ


ハリス (Charles Parnell) 少佐
ラッセル・スコット (David Anders) 二等軍曹
アダム・ミラー (Rob Brownstein) 国土安全局
ウィットモア (Vince Corazza) 運輸保安局
シーラ・レイク (Alicia Lagano) 小隊長
ジェレミー・レビン (Scott Alan Smith) 体育協会
レベッカ・メッツ (Amy Rosoff) 無許可除隊
ジョー・メッツ (Rance Howard) レベッカの祖父
ハワード・タフト (Scott Atkinson) 求人広告サイト、後援者
アール・ホワイト (Theodore Perkins) バスケットの選手・学生
--- (Byrne Offutt) DHS Deputy
--- (Van Epperson) Polygrapher
--- (Bob Bledsoe) Hot Truck Guy
--- (Nicole Pettis) Platoon Mate (シーラの部下)
--- (Virginia Louise Smith) Platoon Mate (シーラの部下)
--- (Lydia Castro) Platoon Mate (シーラの部下)
スコット・ロシエロ (Scott Hoxby) テックスプリング社CEO
--- (James Ryen) M.P.
--- (Mario Cortez) Army Polygrapher
ウィリアムズ (Emerson Brooks) スコットの弁護士
Ms.クーパー (Rachelle Leah)
--- (Sean Bunch) Firing Range Lt.
--- (Michael A. Templeton) Faculty Member

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