第8話 手紙 Confidence Man

シャノンが喘息で呼吸が乱れる。吸引器はブーンの持っている
バックの中に入っているのだが、墜落の際に何処に行ったのか
分からず。その時、ソーヤーがブーンの持っていた本を読んで
いるのを偶然見つけ、彼を問いつめる事になる。

今回はようやくツッパリ・ソーヤーの回。
何故彼が周りから嫌われる態度を見せるのか。

冒頭からいきなり核心を突くように出された一通の手紙。
差出人はソーヤーが寝取った主婦の子供からのもの。
ソーヤーが騙し取った大金を発端にして、妻が旦那に殺され
夫は自殺。一家がバラバラになった事が記載されていた。

ドラマとして面白いのは、何故彼が子供からの手紙を持っている
のかという事実だ。よく考えてみれば、普通は浮気相手の男の元
へと手紙を渡せるハズはない。
回想シーンを通して、その手紙に書かれた内容とは違う流れが
有ることを知り、ラストでその手紙の真相が解明されるという
寸法だ。

サイードが職業柄、尋問のプロとしての力を発揮したかと思えば、
その力は逆に悪い方向へと繋がり、結局自ら首を絞めることに
なる。暴力では事態は解決に導かれないことを端的に示した
内容だ。

結局韓国人・サンのお陰様で事態は解決するが、またしても
ジンとマイケルが鉢合わせる緊迫した場面があったり、
チャーリーと妊婦・クレアが良い感じの関係になったりと、
メインのエピソードにも細かい動きがあって面白かった。

それはそうと島から出たくない人物は一体誰なのか。
未だサイードを襲った犯人にたどり着かなかった。

出演者
マシュー・フォックス (ジャック) 外科医
エヴァンジェリン・リリー (ケイト) カナダ人女性。過去の秘密とは?
ジョシュ・ホロウェイ (ソーヤー) トラブルメーカー
ドミニク・モナハン (チャーリー) 元バンドのベーシスト
イアン・サマーホルダー (ブーン) 正義感が強い
マギー・グレイス (シャノン) ブーンの義妹
ハロルド・ペリノー (マイケル) ウォルトの父
マルコム・デヴィッド・ケリー (ウォルト) マイケルの息子
ナヴィーン・アンドリュース (サイード) イラク人兵士
エミリー・デ・レイビン (クレア) 妊婦
ホルゲ・ガルシア (ハーリー) おっとり型
ダニエル・ディ・キム (ジン) 排他的一面を持つ。サンの夫
キム・ユンジン (サン) ジンの妻。社交的
テリー・オクィン (ロック) 冒険家

guest
Michael DeLuise (デビッド)
Billy Mayo (キロ)
Kristin Richardson (ジェシカ) ソーヤーの浮気相手

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)