第21話 悲しみの記憶 The Greater Good

ブーンが亡くなる。
死に際にブーンが語った事とロックの証言に食い違いがある事
に憤りを感じるジャックは、ロック捜索に出掛ける。

今回はサイードが主役の回。
自爆テロを目論むテロリストがサイードの仲間で有ることを
知ったCIAは、サイードを釈放し、ナディアの居所と
引き替えにテロリストから爆弾の在処を聞き出す事にあった。

友人とCIAの脅しに挟まれ、為す術無く言いなりになるサイード。
友人を亡くして可哀想だったが、当初の目的であるナディアの
居場所が分かり生存していることが分かっただけでも良かったか。

ブーンを殺されたと思っているシャノンの暴走と、彼女に懇願
されるサイードの行動がとても緊迫感を生む話しとなった。
ロックの意中を探るサイードは、会話の綻びを探り当てて
ロックからハッチの謎を聞き出そうとする。

興味深く映ったのはやはり過去にアンテナを立てた際に襲われる
事件の真相が明らかにされること。
あの発信の意味をロックは知っていたのですね。

細々としたエピソードでは、ソーヤーの声は癒しに聞こえるのか
赤ちゃんが泣きやむというシーンが面白かった。
読んでいる本がまた適当なところが良い。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
マシュー・フォックス (ジャック) 外科医
エヴァンジェリン・リリー (ケイト) カナダ人女性。過去の秘密とは?
ジョシュ・ホロウェイ (ソーヤー) トラブルメーカー
ドミニク・モナハン (チャーリー) 元バンドのベーシスト
イアン・サマーホルダー (ブーン) 正義感が強い
マギー・グレイス (シャノン) ブーンの義妹
ハロルド・ペリノー (マイケル) ウォルトの父
マルコム・デヴィッド・ケリー (ウォルト) マイケルの息子
ナヴィーン・アンドリュース (サイード) イラク人兵士
エミリー・デ・レイビン (クレア) 妊婦
ホルゲ・ガルシア (ハーリー) おっとり型
ダニエル・ディ・キム (ジン) 排他的一面を持つ。サンの夫
キム・ユンジン (サン) ジンの妻。社交的
テリー・オクィン (ロック) 冒険家

guest
Andrea Gabriel (ナディア) サイードが好きな女性
Jenny Gago (アリッサ・コール) CIA
David Patterson (ロビー・ヒューイット) 豪州の情報局員
Donnie Keshawarz (イサーム・ダジール) サイードの友人
Dariush Kashani (ハダード) イサームの仲間
Ali Shaheed Amini (ユセフ) イサームの仲間
Warren Kundis (イマム)