マンハッタンに恋をして 〜キャリーの日記〜
The Carrie Diaries

原作: キャンディス・ブシュネル Candace Bushnell





February 25, 2013
第7話 揺れる思い Caught

監督/Nanette Burstein 脚本/Doug Stockstill
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マンハッタンの冬は厳しい。だから寒さに捕まらないよう気を
つける。キャリーは職業研修のオフィスから出ると、外では
ジョージが待っていた。キャリーを暖めてくれる最高の彼。
地下鉄を乗るから大丈夫だとするが、彼はリムジンで毎回
送り迎えをしてくれていた。ジョージの魅力で寒さを乗り越え
る。しかし新しい恋に捕まっているキャリーの元に古い恋も
また捕まえにやってくる。キャリーは階段で足をくじいて倒れ
そうになるとセバスチャンが支えてくれる。終わったはずの
恋なのにまだ私の間では気持ちがくすぶっていた。本命は
ジョージのハズなのに・・・

昔の恋の炎を消すには新しい恋に飛び込むのが良い。
職場への送迎はもう良いわというが、ジョージはその間は君
と一緒に居られるとして進んで送り迎えしてくれる。
この日もオフィスまで連れてきてもらったキャリー。
ジョージはここで秘書と会長ごっこでもしようと告げると、
キャリーは「意地悪バーバラ」が来てしまうとしてそれは
出来ないという。私はバーバラの様にプロの大人として認めら
れたいという。しかしそんなバーバラもまた夕べポールの家に
初めて泊まったとして一時間半も遅刻してくる。バーバラは
ジョージに対してお父さんには内緒にしてねと告げる。
バーバラはハーランが探していなかったかとキャリーに問うと
コピー室にいると話して置いたと語る。

マウスとマギーと共にキャリーはバーバラのことを話す。
バーバラの行動に対して、まるで浮かれた10代の子で仕事より
も男性を優先させるなんて負け犬だというマウス。しかし
マギーは所詮バーバラも秘書であり、男性にまたがり生きて
いくのも悪くはないと反論する。
キャリーは二人の論争を聞いて、私が30才代でも複数の男性
と恋愛していたら枕で窒息させてと語る。マギーは30才では
いくら何でも結婚しているでしょと告げ、私たちには現在
全員に彼氏がいることに対して奇跡に近いことだと語る。
マウスは30代になってもキャリーと共に独身で同居している
かと思っていたとし、猛烈弁護士と医師の最強コンビだと語る。

そんな中マギーはジョージのことを金曜日の学校のダンスパーテ
ィーに誘わないのかと問う。キャリーは彼は年上なので高校の
ダンスパーティーは子供っぽく思われるかも知れないとするが
マウスはセスを連れて行くという。マギーはこの際セバスチャン
に彼氏を見せつけてはどうかという。もしかするとまだセバス
チャンに未練があるのではないかとし、感謝祭にセバスチャン
と過ごしたことを話していないのもそのせいではないのかと問う。
セバスチャンも彼女に感謝祭のことは言っていないのではない
かとするが、ちょうどその時ドナがやってくると、キャリーに
対して感謝祭の時にセバスチャンを招いてくれたことを感謝する
余裕をみせる。私は色んな人に挨拶しなければならなかったので
彼の相手が出来なかったのだという。それを聞いた瞬間、キャリー
はジョージをパーティーに誘う電話を入れる。

トムは自宅にグレース・ブラッドショー宛に封筒が届く。
「くるみ割り人形」のチケットで、母とドリッドの分だと分かる。
去年ママが亡くなる前に予約したのだろうという。トムは
キャリーに対してどうしたら良いかとすると、キャリーはパパ
が一緒に行ってあげれば良いという。
そこにドリッドがやってくると、二人が変な顔をしてこちらを
見ていることに違和感を唱える。ドリッドにチケットが届いた
ことを語ると、ドリッドはキャリーに対して一緒に行ってくれる
んでょと問う。しかしキャリーはその日は学校のダンスパーティー
で行けない事を語ると、トムは僕が一緒にいくと語る。ドリッド
は素直にそれじゃ行こうと言うと、トムは娘とデートだなと
告げると、その言葉がかんに障ったドリッドは気持ち悪いと
気まぐれな態度を見せるのだった。

マギーとドナはロッカールームで一緒になる。
私たち名字が共に「ラ」なので、ずっとあんたとは常にロッカー
が隣だとしてマギーは露骨に嫌な顔をする。きっと宇宙の導きだ
という。ウォルトが病欠でダンスパーティーに来られないとい
うことを聞くと、私は独りで全然平気だという。どうせあの小さい
子たちと一緒にいくのでしょと言われると、みんな彼氏がいる
のだと語る。
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■人生に於ける選択・キャリー

今回はキャリーにとっては一つの転機が迎えられた。

何よりも今後を左右する職業訓練に於いて弁護士事務所なの
かそれとも憧れの「インタビュー誌」の編集の仕事を取るのか。

父親の期待を裏切りたくない気持ちと自分の夢に対する
欲求のどちらを優先させるべきなのか。
ただ弁護士は容易になれるものではないし、キャリーは
そんな弁護士になろうともしている気配は無いよね。

キャリーが主人公なので仕方が無いとは思うのだけど、
このドラマキャリーを色んな意味で特別扱いし、そして持ち
上げ過ぎている感じがしてイマイチ鼻につくところも多い。

父親の影の努力が有り、弁護士事務所のインターンとして
潜り込ませた影には父と事務所と学校との間で話し合いが
行われていたことだった。

最終的にはマギーとの会話に於いて、「チャンスを逃せば
必ず後悔する」と言われてその選択を選んでいった。
ただ16歳だということを隠したまま仕事って出来るものなの
か。

■恋の行方・マウス

マウスとセス・・・順調だったけど、セックスのしすぎで
頭が悪くなり、付き合いを辞めることになる。
互いに逢っている時にも違う"勉強"をしていた為に、成績が
落ちている現状が有る。
Bマイナスを取ったことで大パニックのマウスは教師から
再度チャンスをもらうがダンスパーティーがある事を知って
その日に課題を出させるというのは相当意地が悪いな。

課題の提出期限まで数分間に合わず、本来ならばパーティー
前に仕上げていたところ、マギーからシャーリー・テンプルに
しようとして時間を使われたことがネックだった。
セスとの付き合いよりもマギーとの付き合いも問題だった
とかないのか。

■ウォルターは水疱瘡

本当に水疱瘡になどなっていたのだろうか。
ウォルターがゲイなのは明らか。
マギーとの関係に於いてHは少しずつ減っている様だ。
その穴を埋めるべく、マギーはダンスパーティーではピーチ
シュナップスを飲み、そして外で待っている警察官の
サイモンとパトカー内でHした。誰に見られるか分からない
状況の中でホントよくやりますわって感じだったな。
で、結局ドナに見られた。
キャリーとセバスチャンが別れるよう手を貸さねばこの事を
バラすと語っていた。サイモンの自業自得って感じもするけど、
あんまり他人に恨みを買うようなことをドナもしない方が
良いような・・・
というか、ドナとマギーって意外とウマが合いそう。

■ドリッドとトム

バレエ「くるみ割り人形」を見に行く。
ドリッドにとっては母親との大事な思い出の一人で、年中行事
の一つになっていたのだろう。

話を聞いていくウチに、ドリッドと母親と仲が良く、キャリー
は父親とウマが合っていたようだ。ドリッドだけが一人になっ
てしまったと考えた様子。トムも言われて気がついたけど、
トムもドリッドに対する努力は十分に注いでいる。

特に公演中に寝てしまったことは、このバレエの講演に来るため
仕事を無理してこなしていた結果だと分かった。
キャリーの職業訓練の件でもドリッドの件でもホントよく
していると思うね。

■ジョージとキャリーの別れ

まぁどうみても長くはその関係は続かないと思った。
ただキャリーはセバスチャンに見せつける為にパーティーに
呼んだことは明白。誘惑したからと言ってもセックスを
しろとまでは強要は出来ないけど、自分から都合良く誘惑
して相手を良い気分にして結局何もない。
最初からそういう事実を話していればまた印象も変わった
んだろうな。


■使用されている曲

・Becky JeramsのEverybody Needs Something
・Dreaming by Blondie
・The Height of Her Heels by Transfixion
・Freeze-Frame by The J. Geils Band
・In Love Too by The Three O'Clock
・It's My Life by Talk Talk

■検索用キーワード

・ウォルフ・マッチオとの距離が近づく
・クリスチャン・ラクロフが来シーズンに大人向けロンパースを発表する
・カラテキットに逢ったらそんなことはなくなる。


キャリー・ブラッドショウ (AnnaSophia Robb) 17歳、女子高生
セバスチャン・キッド (Austin Butler) キャリーの彼
マギー・ランダース (Katie Findlay) キャリーの友達、ウォルトと恋愛
ウォルト・レイノルズ (Brendan Dooling) キャリーの友達
ドリット・ブラッドショウ (Stefania Owen) キャリーの妹
ドナ・ラドンナ (Chloe Bridges) ライバル
ラリッサ・ラフリン (Freema Agyeman) ファッション誌
トム・ブラッドショウ (Matt Letscher) キャリーの父
ジル・チェン (Ellen Wong) "マウス"、キャリーの親友

ハーラン・シルバー (Scott Cohen) 弁護士、トムの友人
キック・シルバー (Kate Jennings Grant) 社交界の大物
ジョージ・シルバー (Richard Kohnke) キックの息子

サイモン・バイアネス (Josh Salatin) 警察官、マギーが浮気していた
セス (Kyle Harris) マウスの彼氏、大学生
バーバラ (Kate Nowlin) 法律事務所
Mrs.ホルツマン (Tijuana Ricks) 教師
--- (Whitney Vance) Jen
--- (Alexandra Miller) Jen
--- (Wally Dunn) Janitor
--- (Stefano Villabona) High School Prom Dancer
--- (Krista Jasper) High School Dancer
--- (Booch O'Connell) Theater Patron
--- (Jay Palmieri Jr.) High School Student
--- (Marco Palou) High School Photographer
--- (Stephen Sapienza) Core Interview Staff



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