マンハッタンに恋をして 〜キャリーの日記〜
The Carrie Diaries

原作: キャンディス・ブシュネル Candace Bushnell





March 4, 2013
第8話 それぞれの秘密 Hush Hush

監督/Amy Heckerling 脚本/Marc Halsey
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ラリッサから「インタビュー誌」の編集部で働かないかと誘わ
れるキャリーだが、16才だということを未だに隠しており、
更には職業研修として父親が無理に頼んで入れてもらった法律
事務所で働いていたことも有りなかなか決断出来ずにいたが、
キャリーは働く事を決心する

『誰にでも秘密はある。幼い頃の秘密は無邪気だが、年齢と
共に秘密も大きく巧妙になる。』

パパは窓のない法律事務所に行っていると思っているが、
キャリーはこの日、インタビュー誌のオフィスへの扉を開く。
幸せな秘密基地。ここでは全てがオープンで開けっぴろげだ
った。
ラリッサはテーマとして「マイアミ・バイス」ミーツ「マイリ
トルポニー」だというがキャリーのこのテーマの正直な感想を
言ってねと語る。
そんな中、スタッフの一人・エディターのベネットはパソコン
が動かなくなったとして、ラリッサに文句をいう。そんなのESCを
押しなさいというが、キャリーは問題点はフロッピーディスク
が詰まっているだけだと語り、上手く対処する。
編集部はとても大忙しで色んな現実的な問題から忘れられる事
が出来た。しかしセバンチャンの事は頭からなかなか離れなか
った。

学校でマウスはセバンチャンに逢うと、思わず避けて通る。
その行動を見たセバンチャンは、何故いつも避けているのか
と問うと、貴方はダンスの時にジョージと踊るキャリーのこと
を危ない目で見ていたからだという。貴方にはドナがいるし
キャリーにも彼氏が居るのに放って置いてあげてという。
するとセバンチャンはドナとは別れる方法を模索中だと語る。
それを聞いたマウスはドナのことを振った男は居ない事を告げ
ると、振られたくないから俺のことを避けているのだろうという。
それってキャリーを取り戻す為に別れるのかと問うと、そうだ
ということが分かる。するとマウスはここだけの話だがキャリー
もジョージとは別れたのだと語る。

ウォルトはマギーに対して、「ロックイン」のことを話していた。
ロックインとは高校主催のオールナイトパーティーのことで、
ウォルトは実行委員の一人として働いていた。
ウォルトは父親のツテで映画フィルムを借りてくる役目になって
おり、パーティーで上映する映画は「E.T.」「カーンの逆襲」
「ランダーマーシー」だと語る。そして最後にマギーの好きな
ゴーゴーズの曲で締めくくると語る。更にモリーリングウォルト
が来るよとすると、ウォルトはマギーがまるで気持ちがココに
非ずという態度がハッキリと見て取れた。君はすぐに顔に出る
ので分かりやすいとし、何か心配事があるのだろうと問われる。
マギーはいけないことをしてしまったとして、浮気していた事実
を話そうとする。するとマウスがやってきて、セバンチャンが
ドナと別れるようだと語った為に、完全に告白するチャンスを
失う。

セバンチャンはドナと喫茶店で逢うと別れることを語る。
ずっとすれ違っていたことは明らかだとすると、ドナは意外にも
了承するが、ロックインが終わるまでは内緒にして欲しい
頼まれる。私はイベントの実行委員であり、イベントの間は
完璧で居たいのだと語る。これまでとても楽しかったとする
二人。ドナは私からセバンチャンを振ったことにして欲しいと
すると彼も了承する。

ハーランとトムに対して今週末に一緒にダブルデートをしよう
と語る。デートが目的ではなくセックスが目的だというハーラン。
ハーランはまた週末は家に帰って娘とソファーに座りチップス
を食べながらチャンネル争いをするつもりなのかと問う。
するとトムはキャリーは学校のイベントでドリットは友達の家
でお泊まり会があるので、一人でソファーを独占してスナック
菓子を食べられるのだという。するとハーランはステーキを
おごるので来て欲しいと頼む。どうしても彼女側も同伴者が
いないと来ないというのだという。トムは了承する中、キャリー
はハーランの事務所「ホランド&ボーウェン」で迷惑をかけて
いないかとすると、とても有望だと評判だと告げる。

キャリーはモデルとして撮影する。
ただしハイヒールの足モデルだった。
「靴がピッタリ合って、シンデレラが喜んだのは王子様ではなく
靴が素敵だったからだ」という。サンプルとして撮影用に
借りて着た靴だったが、ラリッサはキャリーに持って帰って
良いわという。マノロ・ブラニクというメーカーの靴だという
事を知る。普通Sサイズの靴を貸すなんてないとしこれは相手
側の悪意を感じるのでもらって良いというラリッサは、今週の
金曜日は打ち上げのためにみんなで「ライムライト」にいく
のだと語る。元教会のクラブ。懺悔も出来て一石二鳥だとする
が、金曜日はロックインだと思わずづける。高校のオールナイト
パーティーのことを口にしてしまったキャリーだが、ラリッサは
ボンデージクラブのことを言っているのかと勘違いされるの
だった。
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■マンハッタン組

キャリーはいよいよ親に秘密で「インタビュー誌」で仕事を
始めることになる。意外なのは「意地悪バーバラ」が「仏のバ
ーバラ」と化したという下りだけどね。

インタビュー誌の職場では相変わらずバブル臭漂うノリ。
更にクラブ「ライムライト」は日本同様にバブル臭が凄いね。
こういう時代を生きていたら楽しいんだろうな。

設定が80年代という事も有りインタビュー誌で使用されている
パソコンがフロッピーディスクだった。
86年くらいだと5インチディスクが主流じゃないのかな。
フロッピーディスクを詰まらせて起動できないとしたけど、
MS-DOSが入って居なくて、起動できなかったというオチなのか。

キャリーが本編でも好きだとしてよく飲んで居るカクテルの
「コスモポリタン」がこの日に好きになったんだねって感じの
エピソードだった。

しかしキャリーのことを買ってくれているラリッサ以外は、
キャリーのことを評価してくれる人っているのかな。
もう少し人脈を広げておくべきって感じで、この人がいなくなった
ら、その道が途絶えてしまいそう。
正直大して鋭い指摘もしていないのに、評価されすぎだろうって
感じしかない。ただコスモポリタン同様初めて、ライターとして
の可能性を追求したいとする明確な目標が出た時なのかな。

トムとハーランとはクラブ「ライムライト」で出会ってしまった。
トムもクラブで女性と踊っていた手前、どういう対応に出る
のかって感じだったけど、「俺は大人だ、子供は大人の言うことを
聞いていれば良い!」的ジャイアニズムっぽい側面が有った。

ラリッサはキャリーが16才だと知っても意外にもあっさりとして
いたものがあったけど、クラブは16才だと知って酒を飲ませたら
ダメでしょうって感じだったね。

私の知っている「パパの良い子はどうした」という台詞。
娘が大人になってしまう寂しさもあるんだろうね。

果たして今後どのようにしてマンハッタンに出ることが出来るのか。
父親をどう理解させるのかということに掛かっているのだろう
けど取りあえず高校を卒業しないことにはどうしようもないかな。

■ロックイン組

学校主催でオールナイトパーティーがあるという。
学校公認でそんな企画してくれるなんてうらやましいというか
放任というか。先週、ダンスパーティーが有ったばかりなのに
相変わらずイベント尽くし。

セバスチャンとドナが別れた。
ドナが意外と物わかりが良い奴だったということが驚いたかも。
ウォルトの件でマギーよりも先にマギーの浮気の事実関係を話して
しまったというのは行けないことだけど結局分かることだしね。
ドナが好きな映画が「ランボー3」。君の好きな映画は「フラッシュ
ダンス」かと思ったというウォルト。父親がダートマス大学卒業
で友愛会なる社交クラブの繋がりでハリウッドとのパイプも
あるらしい。

セバンスチャンに対してマウスが今回はくってかかっていた。
口だけ男で正しい行動を取れる人かと思ったと彼に怒りをぶつけ
ていた。
セバスチャンをたきつけた彼女は彼と一緒に彼の愛車のポルシェ
でマンハッタンにキャリーの元に向かう事になったが、結局
見つける事は出来なかった。

マギーはウォルトに知られたことで別れを切り出されたけど、
そんなに彼が好きだった?


■使用されている曲

・I Want Candy by Bow Wow Wow
・You Dropped a Bomb On Me by The Gap Band
・Please, Please, Please Let Me Get What I Want by The Smiths
・Rescue Remedy by Emotion Pictures
・Please, Please, Please Let Me Get What I Want by Elefant

■検索用キーワード




キャリー・ブラッドショウ (AnnaSophia Robb) 17歳、女子高生
セバスチャン・キッド (Austin Butler) キャリーの彼
マギー・ランダース (Katie Findlay) キャリーの友達、ウォルトと恋愛
ウォルト・レイノルズ (Brendan Dooling) キャリーの友達
ドリット・ブラッドショウ (Stefania Owen) キャリーの妹
ドナ・ラドンナ (Chloe Bridges) ライバル
ラリッサ・ラフリン (Freema Agyeman) ファッション誌
トム・ブラッドショウ (Matt Letscher) キャリーの父
ジル・チェン (Ellen Wong) "マウス"、キャリーの親友

ハーラン・シルバー (Scott Cohen) 弁護士、トムの友人

ベネット・ウィルコックス (Jake Robinson) 「インタビュー誌」
リサ (Kim Allen) トムと気が合う
コリン (Jack Falahee) "ライムライト"でキャリーと踊る
スーザン (Elizabeth Masucci) ハーランとデート
--- (Whitney Vance) Jen
--- (Alexandra Miller) Jen
--- (Danielle Kronenberg) Magazine Employee
--- (Stephen Sapienza) Core Interview Staff



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