マンハッタンに恋をして 〜キャリーの日記〜
The Carrie Diaries

原作: キャンディス・ブシュネル Candace Bushnell





March 18, 2013
第10話 青春のジグザグ道 The Long and Winding Road Not Taken

監督/Michael Fields 脚本/Terri Minsky
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「逃げようとしたり隠れようともした。でも結局全ての道は
セバスチャンに通じるという事が分かった。」

キャリーはセバスチャンと朝からキスをする。
そんな中ドナがやってくると二人をからかうようにしてキュート
だと語る。しかしそれでも彼とのキスが良すぎて辞められなか
った。
しかしキスしすぎて彼のヒゲでキャリーはヒリヒリしてしまう。
キスマラソンの参加者のような状態だった。

キャリーはいつもの喫茶店にいくとみんなにこの件で話合う。
マギーはウォルトと彼氏・彼女の関係に戻るのは無理でも
昔みたいな友達に戻りたいという。キャリーはそれって私の
誕生日のプレゼントにピッタリだとして仲直りすることを
勧めるが、キャリーの誕生日は金曜日でしょと語る。
キャリーは誕生日には好きなみんなと一緒にいたいとすると、
彼と一緒に過ごすのが良いのではないかと問われ、いよいよ
バージンをあげるのかと言われるが、誕生日なのだから
もらうのは私だと語る。誕生日はこじんまりとして祝われたい
事を告げ、みんなカップケーキを持って祝って欲しいと語る。
マウスはセックスはしない方が賢いことだと語る。セスとは
関係を持ったから終わったのだという。それを語ると、
マギーはまた主演マウスの「Bプラスで終わってしまった人生」
劇場の話なのかと問う。このままだと目標のハーバード大にいけないこと
を告げ私には大切なことだという。所詮両親の夢なのでは
ないのかと問うと、16年間も親から聞かされていればいつ間に
私の目標になっているのだという。今更人生のレールから
は下りられないとし、ハーバードのOGに逢うことになっている
のだという。もう入学するにはコネが必要だとし、きっと
推薦状を書いてくれるハズだという。
キャリーは誕生日に何か願い事はないのかと問うと、もう
欲しいものは大体持っているという。彼氏に友達に大好きな
仕事。それを聞いたマウスもマギーもちょっと憎たらしいわね
と語る。キャリーもあまりに順調なので罰を受けるべきかと
告げる。

ドナは二人の取り巻きに対して、コーチのレザーダッフルの赤
のカバンが欲しい事を告げ、売り切れて何処にも売っていない
のだという。あんたらが探して来てくれと頼む。

マウスはOGであるアジア系のステイシー・リンと逢う。
マウスは彼女のご機嫌取りの為に話を合わす。パスカルの三角形
は大好きだと言うと、ステイシーは高校時代にあなたのような
友達に会えれば良かったという。ディベートのトロフィー
を見せる。東海岸の弁論討論大会で1位を取った時のものが
学校に飾られていたのである。
しかしトロフィーの多くは運動部系のトロフィーが飾っており、
しかもトーマス・ウェストのものだという事が分かる。
ステイシーはトーマスに関心を持ち始める中、彼が目の前に
やってくると、ステイシーは途端にトーマスを質問攻めにする。
現在ボクがクラスで一番の成績だと言われるとマウスは反論
出来なかった。ステイシーがハーバードのOGだと知ると、
勝ち組は自慢して当然だというトーマスに好意を寄せるステイシー。
自分もケンブリッジ市には興味が有るとし、金曜日の運動部の
集会にステイシーを誘う。

ウォルトの元にマギーがいくと是非話合いたいという。
ウォルトが怒っているのも当然であり非難くれて良いという
マギー。しかしウォルトはそんなことはしないと告げ、確かに
浮気されたことで腹も立ったし傷ついたけど、何よりも混乱
してしまったのだという。常に愛していると言ってくれていた
のに何故浮気をしたのか。それで考えたところ、恐らく君は
僕に愛されていると思えずに別の逢いされ方を求めたのだろうと。
そう思わせたボクの方が悪かったのだと告げる。

ドリッドは部屋で音楽を聴いていると、父・トムがやってくる。
トムはドリッドに金曜日はキャリーの17才の誕生日であること。
普段は誕生日の準備はママが担当していたが、昨年のドリッド
の15才の誕生日の時にキャリーが準備をしてくれたので、
ドリッドがプレゼントを用意してくれないかというもの。
私はキャリーにクレジットカードをサプライズでプレゼントする
とし、更に二人で何かアルバムとか用意して欲しいのだという。
ドリッドはキャリーはパパの言いつけを破って仕事をしたり
彼氏と付き合っているが私の方が良い子だとして、私にもカード
を作って欲しいという。ドリッドが17才になったらプレゼントする
と語るが・・・
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今回はキャリーの17回目の誕生日というエピソードだった。

キャリーは友達と一緒に過ごすかどうか、会社の関係でのパー
ティーに出席するかどうかの選択に迫られる。

マウスが進路のために先輩と共に別のパーティーに出席しなければ
ならないことや、セバスチャンからの母から一緒に過ごしたいと
言われたことでキャリーは、それならば・・・ということで
会社のパーティーに出席。同伴者にはセバスチャンではなく、
ウォルトを連れて行く。


ドリッドに彼氏が出来たこと。

15才で万引きしたが、そこの店員によって部屋に閉じ込められ、
そして警察に突き出されそうになった。
姉へのプレゼントとしてフィル・コリンズのレコードを購入し
ていたけど、万引きしたのはデッド・ケネディーズという
パンクロックバンドのものだった。カセットテープという
ところがまた驚きだけど、レコードを店に置き忘れて取りに
戻った際にキスされた。あのドリッドが乙女の目になってしまっ
た瞬間。

ウォルトとベネットの再会

ハロウィンパーティーの時にゲイだと思われベネットからキス
されてしまったウォルト。ボクは違うとしてその場を飛び出した
けど、徐々にウォルトはその事実を受け入れ始めたようだ。
ベネットが学生時代にこの件で葛藤したことなど彼に取っては
為になる話が聞けた。
高校の時スティーブ・マックイーンに惚れたのかということが
分かったという彼。ウォルトは以前にロブ・ローのことを口に
していたな。

マウスと先輩

ステイシーというハーバード大OGと逢う。
まるで未来のマウス過去のマウスという関係の二人。
この二人あまりに似ているので笑えた。
ただステイシーが何故今になってはじけだしたのかイマイチよく
分からないけど、高校の雰囲気を見てはじけたくなったのか。
ウエストの存在が実に憎たらしい訳で・・・
頭の良いアジアンがアドバンテージを持てていた時代はおわった
との事だけど、昔からそんなにアジアンが居たんですかね。

キャリーとドナとセバスチャン

ドナはキャリーがファッション誌で働いている事を知って
売れすぎて困っているコーチの赤いレザーダッフルのカバンを
コネで手に入れて欲しいとのこと。

キャリーは折角ラリッサの手引きで、自分の日記がトリップ・
ラムジーの目に留まり出版出来そうな流れになったが、
残念ながらセバスチャンが邪魔した格好だった。
キャリーは何故ラリッサに誕生日だということを素直に話せなか
ったのだろうか。まぁ誕生日で仕事を休むということはあり得ない
にしても、年齢に於ける問題は解決したようにも思ったけど。

ウォルトからはドナはああ見えても聞き上手な人だと言われ、
キャリーはそのお礼としてプレゼントすることになった。
キャリーが冒頭でもかたっていたけど、誕生日でもらうべき
立場なのに与えることが多いエピソードだったね。

マギーは相変わらずウォルトに対する恋心は切なく写ったけど
友達に戻れるというだけでは満足出来ないのか。

■使用されている曲

・Fly Like the Wind by Used Records
・Whisper to a Scream (Birds Fly) [Single Version] by The Icicle Works
・Happy Birthday by Altered Images
・Age of Consent by New Order
・Tempted by squeeze
・Livin' In the 80's by Zero Boys
・Amoeba by Adolescents
・Finders Keepers by Needle Dik ’80 (Columbia University)
・I Need That Record by Tweeds
・Total Insanity by Kind

■検索用キーワード

・「レス・ザン・ゼロ」出版記念パーティー
・リズ・スミスから今年注目のパーティーだと
・イーストン・エリスはセバスチャンが前にいた学校の連中がモデル
・地獄のハイウェイ
・ジェイ・マキナニー「ブライトライツ」
・ビッバシティのタマ・ジャノウィッツ


キャリー・ブラッドショウ (AnnaSophia Robb) 17歳、女子高生
セバスチャン・キッド (Austin Butler) キャリーの彼
マギー・ランダース (Katie Findlay) キャリーの友達、ウォルトと恋愛
ウォルト・レイノルズ (Brendan Dooling) キャリーの友達
ドリット・ブラッドショウ (Stefania Owen) キャリーの妹
ドナ・ラドンナ (Chloe Bridges) ライバル
ラリッサ・ラフリン (Freema Agyeman) ファッション誌
トム・ブラッドショウ (Matt Letscher) キャリーの父
ジル・チェン (Ellen Wong) "マウス"、キャリーの親友

ハーラン・シルバー (Scott Cohen) 弁護士、トムの友人

ジニー・キッド (Noelle Beck) セバスチャンの母
ミラー (Evan Crooks) Record Store Clerk / ドリッドとキス
ベネット・ウィルコック (Jake Robinson) ファッション誌
--- (Alexandra Miller) Jen
--- (Whitney Vance) Jen
ステイシー・リン (Annie Chang) ハーバード大OG
--- (Andrew Alberson) Iggy Pop Party Guest
トーマス・ウエスト (RJ Brown) 運動部、成績優秀
トリップ・ラムジー (Dylan Chalfy) 出版社・新人を捜す
--- (Anthony Lee Medina) Basketball Player
--- (Sean Rossi) Young Bret Easton Ellis
--- (Stephen Sapienza) Core Interview Staff



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