マンハッタンに恋をして 〜キャリーの日記〜
The Carrie Diaries

原作: キャンディス・ブシュネル Candace Bushnell





March 25, 2013
第11話 アイデンティティーの危機 Identity Crisis

監督/Jann Turner 脚本/Jessica O'Toole、Amy Rardin
--------------------------------------------------------
再生の春、やり直しの春。何かを始めるには絶好の季節。

ドナは冬服を脱いで解放する中、キャリーは新しい自分を試す
チャンスだった。一週間の春休みはフルタイムでマンハッタン
「インタビュー誌」で働く事を決めていた。
その事実をいつもの喫茶店でみんなに話すと、マギーからは
一緒に昼ドラの「ジェネラル・ポスピタル」を見て過ごそうよ
と声を掛けられる。フリスコ役の俳優がイケメンだという。
一週間オフィスに通うのが楽しみだというキャリーに仕事が
楽しみなんて信じられないという。ウォルトはキャリーに
僕もマンハッタンに行くので一緒にランチを食べようと語る。
一時にオフィスを尋ねる事を告げる。
キャリーはこの春休みに上手く仕事をこなせば夏休みもフルタ
イムで雇ってもらえるハズだという。
キャリーとセバスチャンがキスするのを見てマギーはなんか
むかつくとウォルトと共に告げる。

セバスチャンは母・ジニーと春休みは過ごすという。母は
夫とよりを戻してまた家族としての形を取り戻したがっている
とのこと。

マウスはバスケチームのマネージャーとなった為に、地区大会に
向けて選手たちのフォローをするという。私の運営能力を
発揮してハーバート大へのアピールするのだという。
マウスはお手製のIDを作っていた。マギーはそれを見ると、私
にもそれを21才用として作成してよと語る。

ジニーは高校にまでやってきてセバスチャンに会いに来る。
セバスチャンは気まずい思いをするが、母はお構いなしといった
感じで、夫の扱いが酷いと涙して訴える。あんな嫉妬
深い男には絶対にならないでという。Hした後に食事をする
為にカントリークラブに行こうと言ったら突然怒り出しルーカス
に遭いたいから行きたいのだろうと言い始めたのだという。

セバスチャンはキャリーに対して両親の件を話す。
親から両親の性関係について話を聞かされたこと。
キャリーは確かにそんな話は聞きたくないけど両親が元通り
の関係に戻るならば良いのではないかという。しかしセバスチャン
は逆に一緒に居ると必ずケンカになる事を告げ、別れた方が
良いと思うことを告げる。

キャリーはいよいよ春休みをオフィスで過ごす事になる。
ベネットはキャリーはハイテンションなのを知って酔っている
のかと問うと、仕事に興奮しているのだという。ラリッサの
元に届いている商品を見てみんなこれらの商品を彼女は無料で
もらっているとしずるいと語る。
そんな中ラリッサのデスクの電話が鳴る
キャリーは仕方なく変わりに出るとアンディ・ウォーホル
アシスタントのデクランからの電話だった。キャリーはベネット
にラリッサは何処に行ったのかと問うと、アルファベットシティ
のアート展を見に行っているようだという。伝言を聞いて置く
べきことを聞かされメモを取る。ブティックから小包を受け取り
それをクラブに持って来て欲しいというものだった。

ラリッサの帰宅を待つがまるで戻ってくる気配がなかった。
ベネットに相談し、アシスタントに電話し直して不在だと
話すべきかと問う。アシスタントからはすぐに持って来て欲しい
と言われたのだという。ラリッサは先週バスキアとランチに
行くと言ったままサンタフェに行っていたとし、先住民の絵画
様式をリサーチしていた事が有るという。そういう人なので
今日も戻るかどうか分からないとのこと。しかしキャリー
はブティックではラリッサ本人でないと小包の受け渡しはして
もらえないのだと言われたという。一体どうすれば良いのか・・。
--------------------------------------------------------

いよいよ春がやってくる。学校の春休み期間にそれぞれの
時間を過ごしていく。将来を見据えて行動を起こすモノも
入れば家庭内の問題を抱えていてそれどころでは無いもの。
自分自身のことも分かっていないのになかなか他人のこと
まで気を遣うことの出来ない状況の中、他人との関わり合い
を通して自分自身の本来の姿というものを取り戻していく
もの。

キャリーとウォルト

アメリカの春休み期間というのは短いモノなのかな。
1週間の休みをフルタイムで働くことを語っていたキャリー。
夏のインターンでもフルタイムで働きたい為になんとか
今回の休みの期間で足場を固めておきたいところがある
ようだ。

今回はラリッサに求められた仕事をキャリーが変わりに
行っていくというもの。電話に出たが最後。
ラリッサの電話機はシルバーの色した凄いバブル臭のする
ものだったな。

アンディ・ウォーホルからの頼みのものを届けるという
役目。アンディ・ウォーホルとはインタビュー誌を実際
に創刊した方。

キャリーは荷物を持っているとされるブティックの店員に
対して自分がラリッサだと語り、モノマネしてラリッサの
ハイテンションブリを利用して、取り入っていく。
相手はラリッサの顔を知らないとのことで誤魔化すことが
出来たけど、顔ではなく名前が先行して伝わっている所は
如何にもバブル期のファッション業界って感じなのかな。
危うくラリッサが彼氏を寝取ったとされる女性に殺され
かけた。

ウォルトは完全に便乗した格好だったけど、「インタビュー誌」
で働いているベネットと逢いたかった様だ。
一緒にランチを食べることになってご満悦だったけど、
途中でベネットの元にエリオットという男性が現れた為に
主役を奪われウォルトは不機嫌になる。
キャリーは事情を聞くとゲイであることを少しずつ仄めかす
ような発言をし始めた。キャリーには話しても大丈夫な
感じがするけどね。

因みにラリッサはグレース・ジョーンズと香りの件で北へ
と向かったようだ。マンハッタンよりも北って何処なんだ
かね。

マウス

バスケットボール部のマネージャーとなる。
マネージメントの優秀さを示そうとして、自分なりにどうすれ
ば強くなるかを考え出した末、出した答えは選手達にランク付け
するというものだった。しかしそれを行ったことで選手の
中でも特にアロンゾとペンドルトンの間でケンカが始まって
しまう。ウエストはチームプレイなのでケンカさせたくない
事を語るが、競わせることで強くなるというマウスの意見が
もっともな感じがするね。ウエストは自信があるのは
分かるけど、イマイチ苦手なキャラクターかも。
マイノリティ同士の対決に勝利するのは果たしてどちらか。

ケンカを収める為にマウスは、過去にドナがバスケ部に
騒動を起こしたときのことを参考に、共通の敵というものを
自分に設定し、悪者になることで上手いこと選手を仲直り
させていた。


マギーとセバスチャン

マギーは完全に将来についても迷走中。
21歳用のIDをセバスチャンに作ってもらっていたけど、
何に利用する気なのか。キャリーは捕まって少年院入りしちゃ
うと心配していたけど、酒でも飲むつもりなのかな。

セバスチャンは母から頼られてずっと足止め状態。
その母は息子がいるのも気にせず夫とセックス三昧。
で結局Hをした後にはケンカになり、その都度息子に相談に
来るというとんでもな親だった。

マギーの両親はケンカばかりしているけど、カトリック
なので離婚は出来ないという。キャリーの家は仲良し
夫婦だったので、両親は一緒にいるものだと考えている
タイプ。セバスチャンは両親は離婚して欲しいと考えている
様だ。

肝心のトムは数話前から急にモテ期が始まったらしい。
ガムを噛むムカツク女・デブと関係を持つ。
しかし娘たちの居る様なテリトリー内で車内でHするという
のは少々馬鹿過ぎないかという感じだったね。


■使用されている曲

・She Works Hard for the Money by Donna Summer
・Take On Me by a-ha
・My Sharona by The Knack
・What In Your Whirled by Mutato
・Nordphonics by Mutato
・You You #2 by Mutato
・Paradise Fire by Prophecy

■検索用キーワード




キャリー・ブラッドショウ (AnnaSophia Robb) 17歳、女子高生
セバスチャン・キッド (Austin Butler) キャリーの彼
マギー・ランダース (Katie Findlay) キャリーの友達、ウォルトと恋愛
ウォルト・レイノルズ (Brendan Dooling) キャリーの友達
ドリット・ブラッドショウ (Stefania Owen) キャリーの妹
ドナ・ラドンナ (Chloe Bridges) ライバル
ラリッサ・ラフリン (Freema Agyeman) ファッション誌
トム・ブラッドショウ (Matt Letscher) キャリーの父
ジル・チェン (Ellen Wong) "マウス"、キャリーの親友

ハーラン・シルバー (Scott Cohen) 弁護士、トムの友人

ジニー・キッド (Noelle Beck) セバスチャンの母
トーマス・ウエスト (RJ Brown) 運動部、成績優秀
デブ (Nadia Dajani) トムが知り合う
--- (Kether Donohue) ブティック店員
ジェイド (Christina Brucato) ラリッサに彼氏を寝取られたと怒る
ベネット・ウィルコック (Jake Robinson) ファッション誌
--- (Pippa Pearthree) 瞑想・カルチャーセンターの指導者
ペンドルトン (Ryan Dinning) バスケ部、アロンゾとライバル
--- (Arnold Y. Kim) Confused Tourist
--- (Garth Kravits) Other Guy
アロンゾ (Anthony Lee Medina) バスケ部
エラ (Jennifer Lynn Nuccitelli)
--- (Mark Tallman) Bouncer
デクラン (Carrington Vilmont) アンディのアシスタント
--- (Stephen Sapienza) Core Interview Staff



inserted by FC2 system