ザ・ミドル 中流家族のフツーの幸せ The Middle (2009年シーズン1) http://www.dlife.jp/

Apr. 14, 2010
第20話 テレビ、親のテレビ、それが問題だ！ TV or Not TV

脚本／Vijal Patel
監督／Lee Shallat Chemel
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アメリカ人は何でも叶えられると信じている。
ゲームや賭け事に於いても大勝利は夢ではないと思っている。
そんな妄想は生まれつき身についているのだと。

スーはこの日、ショッピングモールで女性から声を掛けられ
素質が有るといわれたのだという。モデルになれるということ。
その為のレッスンをしてくれることになっており、レッスンを
受ける前には光沢仕上げの写真が必要で500ドルかかるのだという。
アクセルはモデルが絶滅して人材が必要でもスーはモデルに
なることは絶対にないという。スーはこの年くらいはどんな
モデルでもそんなに輝いているものではないとし、それでも
私には素質が有ると言われた事を告げる。お金を出して欲しいと
するが、フランキーはそんなお金はないという。スーはシッター
代で稼ぐことが出来ればモデルのレッスンをしても良いか?
と許可をもらう。しかしフランキーはシッター代でそんなに
儲かるハズ無いと呟く。

みんなでテレビを見ている中で突然停電になる。
隣は停電になっていない事を知って、電気料金の滞納で送信を
止められた事を知る。折角デート番組を見ていたのに・・と
フランキーは呟く中、オーソン電力のチャーリーに電話する。
三ヶ月未払いになっている事を指摘されると、フランキーは
ペギーという職員に電話した際に、来週の火曜日に支払うと
いう事で話は付いていると説明するが、チャーリーはそんな記録
は無いと言われる。明日直接交渉するしかないという。
採石場が再開するまで交わせると思ったが厳しい状況だと語る。
夫のマイクは失業した際に30分の無料ファイナンシャルプラン
ナーを紹介してくれた事を告げ、当時はバカにしていたが、
相談しに行こうと告げる。

ブリックらインドア派の生徒達は休み時間には必ず図書館で
過ごしていた。しかしサイフリート先生からは、学校の方針で
昼休みには生徒に色んな事をして楽しんで欲しいとして、校庭
で遊ぶよう指導される。外で何て遊べないというブリックたち
は何処か避難場所を探そうとして、とりあえず滑り台の下で
事態を見守る。

ファイナンシャルプランナーのスティーブンスの元に行く。
30分無料との事だが、なかなか出てこず、その間に殆ど時間を
使い果たしてしまう。早速スティーブンがやってくると、収支
報告書を見て収入よりも出費が多いとして、何かお金を掛ける
必要のないものを捜すべきだという。保険に携帯、ガソリンや
歯の矯正は必要無いのではないか?というフランキーに対して、
もっと別の不必要なモノが有るハズだという。ファストフード
で飲むコーヒーや輸入ビール(オハイオ産)などを辞めるべき
ではないかと言われる。しかも7つのカード会社からの借金が
膨らんでいる事を指摘される。

フランキーたちは家に戻ると蝋燭の点る食卓で子供達に対して
採石場が再開するまで無駄な事は省くという。お荷物のブリック
を森で置き去りにするのはどうか?というアクセル。
フランキーは家族にテレビのケーブル料金を払うのを辞めると
告げると、子供達は幼児虐待だと反論するが・・・
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ヘック家は電気の使用料を滞納した為に、電気が付かなくなる。
なんとかマイクが勤めている採石場の仕事の再開が待たれる
中で、節約していくが・・・

アメリカ人的価値観を見た気がする今回のエピソード。
欲しいものを手にした後に、なんとかなる的楽観性を発揮。
あぶく銭を手にした後、その使い道に慎重になりすぎる夫に、
あなたはアメリカ人なのか?と問う辺りが面白かったね。

思わぬ所で手に入れたビンゴ大会での千ドル。
フランキーが100ドル札10枚だとして幸せそうに体に擦り付けて
いる辺り可愛らしい行動。

金を使わずにどのようにすれば楽しむことが出来るのか。
現代の世の中、何をするにも金がかかるということで、
ホント困ったものだけど、いざ金を手にすると何に使って
良いのか分からない。家族会議と称して使い方を議論しよう
とするも、当然子供たちに聞くだけ馬鹿だよなとの突っ込み
所があったね。

アクセルが相変わらず悪態をつきまくり。
モデルになると言い出したスーに、顔を蹴っ飛ばそうか?と
語ってみたり、ブリックを森に捨てようと語ったりと、相変わ
らず。

ブリックは学校で図書館禁止令が出て対応に苦慮するというもの。
子供ながらに戦争・戦場を意識したやりとりに面白さを感じ
つつも、一日限定の作戦だよね。明日の休み時間はどうするよ?
みたいな流れもあった。