ミッシング
Missing

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第1話 悪夢のはじまり Pilot

脚本/Gregory Poirier 監督/Steve Shill
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ベッカは、この日ケネスライトコミュニティパークで朝から
ジョギングしていた。夫のポールと息子のマイケルは、二人で
ウィーンの旅行に行き、そしてイタリアへ渡って、マイケルの
好きなACミランのサッカーの試合を見てきたのである。
帰国する為に荷物を詰めていたマイケル。たまたま観戦してい
た後ろの席に、なんとジダンが座っていた為にマイケルはボール
にサインをもらっていた。母親のためにティーポットの土産
を買うと、ポールは先に車へと乗り込む。そしてベッカとマイ
ケルが電話している際に、
突然ポールの乗った車が爆発して
しまう。

10年後、ベッカはマイケルとジョギングで競争していた。
マイケルは既に18歳に成長。ベッカとのジョギング競争に於いて
初めて勝利した日でも有った。マイケルは母親に対して話があ
るとし、
建築学の夏期講習の参加が認められたためにローマ
行きたい事を告げる。マイケルは父親を亡くした手前、行くのに
反対か?と尋ね、僕はもう18歳になったのだから守ってくれな
くても大丈夫だと告げる。

マイケルの提案を受け入れて、彼をローマに送り出す為に空港
へと来ていた。ベッカは10年前に夫を爆発事故で失い、マーテ
ィン
に息子を連れて帰国して来た日の事を思い出す。
ベッカはマイケルに対して、アメリカ大使館への最短距離の
地図を手渡し、何か有ればすぐにそこに助けを求める様告げる。
マイケルは母の職場の同僚であるメアリーからは、性感染症の
パンフレットをもらったと語る。

マイケルを留学に送り出した後、ベッカは職場である花屋へ
といく。既にメアリーが働いていて、メアリーから夫・フィル
の愚痴を聞かされるベッカ。
マイケルからは頻繁にメールや電話が鳴り、
トレビの泉
見える部屋から撮った写真を送ってくる。現在友人と勉強中
だという。また夏期講習に出た際には、その連絡のメールまで
送られて来る。しかしそのメールを最後にベッカの元にメール
が届かなくなる。ベッカは自分からマイケルに電話して、
留守電にメッセージを残す。

一週間電話が無い事を心配するが、メアリーは18歳の男の子
で一人暮らししているのならば、今頃イタリア女性に夢中に
なっているのではないか?と言われる。しかしベッカの元に
学校から電話が鳴り、マイケルが
二週間、寮に帰宅せず、
夏期講習にも全く出席がない
ために退学になった事を聞かされ
る。
ベッカは心配になり直接ローマへ渡る。
マイケルから送られて来たメールが頼りで、とりあえず
マイケルが送って来たトレビの泉が見える部屋の場所を特定
する。部屋に入ると、朝食を取ったであろう後、片付けも
せず居なくなっているのを知る。家中を探し回っていると
マイケルの携帯電話が置き去りにされていた。彼の携帯の
電話の履歴を見る斗、フランチェスカという女性に頻繁に
連絡をしている事が分かる。フランチェスカに電話すると
彼女が勤めている
バー"イル・ラパーチェ"に電話がかかり、
営業時間は午後9時から午前4時までだとアナウンスが入っていた。
ベッカはベッドの上に息子の服が無造作に置いてある事に
気がつき涙する。

そんな中銃を手にした男性が部屋にやってくる。
ベッカは身を隠すと、ハンガーを手にして身を潜める。
そしてタイミングを見計らい男に攻撃する。
ベッカは元CIA捜査
官という事も有り、訓練を受けたであろう男性にも対等に立ち
向かうと、殺害される前に彼の首をヒモを締めて殺害する。
争いを聞いた近隣住民は警察を呼ぶ。
ベッカは窓から逃げ出し、ローマの町に紛れ込む。

ベッカはすぐにジャンカルロに電話すると、例の場所で逢って
欲しいと頼む。CIA時代の仲間だが、二度と会わないと約束
していたハズだとジャンカルロから言われる。息子が行方不明
になっている事を告げ、何か知らないか?と尋ねる。
先ほど格闘した男の写真を見せると、男は
SISDEと呼ばれる
イタリアの情報機関の男性である事を知る。しかしその男性も
4年前に情報機関を辞めて消息を消していた人物で有る事を知る。
ジャンカルロは彼を殺害した事で欧州中の機関に追われること
になると告げ、自分が助けると語る。

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■息子・マイケルが誘拐される

夫が10年前に爆死させられて、今度はマイケルが誘拐された。
一人で息子を助けるためにイタリアに渡る母親のベッカだけど
何でこんなに格闘術に長けているのかと思えば、元々はCIA
のエージェントの一人だったのね。しかも話を聞いていくウチ
に夫もCIAのエージェントだという事が判明。

■夫・ポールは本当に死んだのか?

今回の流れで10年前からマイケルが監視されて写真に撮られて
いる事から、ポールは死を偽装しているのだはないかと思わせる
所も有った。
とりあえずベッカとマイケルがエージェント時代に何をして
いたのかが気になるところだね。

■ベッカを助けてくれる男・ジャンカルロ

まぁ都合の良い人物って感じがしないでもないけど、彼とは
ベッカも良い感じの関係で有ったのかな。
ジャンカルロは2度結婚した事を口にしていたけど、二度目の
結婚ってベッカだったのか?それともベッカと結婚しようとし
ていたけど辞めた立場の人間なのかな。

傷の手当をする際に、下着姿になるベッカに対して妙にジャン
カルロが妙に躊躇している姿が有った。

■CIAにも追われる

CIAの職員として、ダックスがベッカとメインで絡んでくる
様だ。一度は捕まえるものの何故か逃がしてくれたり、やっぱり
追いかけてくるという不自然な状況も有った。

■マックスをさらったのは誰?

突然愛しているの意味の暗号、235@W'なるメッセージの
取り決めを話していたので、案外マックスもこうなる事を予期
していたりしてね。夏期講習に受かったとする流れも、マックス
を捕まえる為に何者かが合格させたという事なのか。

■ロシアの諜報機関

ポールを爆死させたのはロシアの諜報員らしい。
イタリアの諜報員なんかも現れていたけど、何が何か組織の
絡みはイマイチ不透明感が多いな。身内だと思うCIAもまた
敵のような感じだしね。

■主人公はAshley Judd

父親がイタリア系のアメリカ人という事も有って、イタリア語
が話せるのかな。フランス語なんかも話せるみたいだし、凄いね。

ベッカ・ウィンストン(Ashley Judd) 元CIA捜査官
ポール・ウィンストン (Sean Bean) CIA捜査官
ダックス・ミラー(Cliff Curtis) CIAバリ支局
アントニオ・ラシター (Joaquim de Almeida)
ジャンカルロ・ロッシ (Adriano Giannini) インターポール捜査官
マイケル・ウィンストン (Nick Eversman) 失踪した息子
マーティン・ニューマン (Keith Carradine) マイケルを連れて来 る
ジェイミー・オルテガ (Gina McKee) ダックスの上司の女性
メアリー・ドレスデン (Aunjanue Ellis) ベッカの同僚・花屋
バイオレット・ヒース (Laura Donnelly) CIA職員・黒髪
フィッツパトリック (Jason Wong) CIA職員・アジア系
ラビア (Jessica Boone) CIA職員

フランチェスカ (Chiara Gensini) イル・ラパーチェの職員
若い頃のマイケル (Caleb Barton Smith) 父と旅行
オリ (Miroslav Simunek)
--- (Julian Martin) Bartender
--- (Nikola Navratil) Blonde Assassin
--- (Daniel Pietrucha) Man on Scooter
--- (Nancy Bishop) Woman Jogger
--- (Stewart Moore) Customs Agent
--- (Jaymes Butler) Local Hub Agent

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