ミッシング
Missing

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第8話 解き明かされた謎 Answers

脚本/Paul Redford 監督/ Phil Abraham
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オーストリアのウィーン、CIA支局
ベッカを取調中に、オルテガはナイフで刺されて死亡。そして
取調室にいるはずのベッカの姿が居なくなっている事に気がつ
く。マーティンによると、ナイフに指紋はなく、殺したのは
恐らく角度から言っても女性だろうとの事。ダックスはベッカ
が殺害したのだろうという。何よりも
外からしか鍵のかからな
い部屋から逃げている事に疑問
が有り、ロッシは彼女が犯人で
有るならばそれを開けることも出来ないし、ナイフだって持ち
込めないハズだという。容疑者という事で言えば、ダックスだ
って鍵を開けることの出来る立場の人間だとして、ベッカを
疑うのは早急だという。
ベッカは市内に抜け出すと、ベッカがアジモフに連れ去られる
際に彼らが
ロシア語の会話で、鳥とか桜という単語を使って
いた
事を知り、そういう名前が関係している施設を探して回る。

そんな中、ベッカはバイオレットに見つかり急いで逃走する中
でそれを高台からアジモフの息子・マクシムが見ていた。
ベッカはバイオレットを上手くなぎ倒すと彼女から銃を奪い取り
逃走する。

一方マイケルオクサナは、ブドウ畑を歩いて人の居そうな
場所へと向かう。遠くにトラックが走ってくるのが分かると
ようやく助かったと考えるが、二人の男は銃を手にしていたた
めに急いで隠れる。

ロッシとマーティンは一体何が有ったのかと語りあう。
マーティンはポールが例え容疑者ゼロだとしても驚かないとし、
ベッカの事を愛しているし娘だと思っていると語る。
そんな中ヴァイオレットからの報告でベッカに銃を盗まれたと
連絡が入る。

マイケルは車に乗るとなんとかエンジンをかけて銃弾を避けつ
つその場から逃走することに成功する。

ベッカはロッシに電話すると助けが欲しいと告げる。オルテガ
は私とポールがグルだと思っていた事を語る。
カールスプラック
駅に20分後に助けに来て欲しいという。その電話の会話を近くで
聞いていたマーティンやダックスは、ロッシにベッカを確保
する為に協力するよう求める。仕方なく
ロッシは盗聴器をつけて
ベッカを捕まえる事に協力すると約束
する。マーティンは
自分がかつて教えた接触法なので、ベッカの事はよく分かる
という。

CIAは
ウィーン地下鉄網中央制御室を捜査本部として設置して
駅には全ての諜報員を配置させておく。制御室にはあらゆる
駅に設置してある防犯カメラをリアルタイムで監視できていた。
マーティンはまずベッカはロッシが一人で居るかどうかを
確かめる行動を取るはずだという。まずはベッカに信用させろ
とし、ベッカのペースに全て合わせるのだと語る。

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ベッカはなんとかCIAの秘密支部からの脱出に成功。
そしてマイケルもまた最悪の時期を乗り越えオクサナを病院
に届けアメリカの外交官とも連絡を取ることに成功する。
ベッカはアジモフを追えば息子に会えると考えてアジモフが
自分を連れ去る時に会話していた"鳥の下にいる子供たち"と
いう言葉をヒントに場所を特定していこうとするが、ベッカの
聞き間違いで、実際には鳥の教会の事だと判明。昔聖マーガレ
ット教会が鳥の教会だと呼ばれていた事を知りそこに向かう。

マイケルが誘拐されたのはやはり、株券との引き替えのため
なのかと思わせ実際には、ポールが潜入捜査官であり、その
彼の口封じるのが目的らしい。
ポールはCIAを辞めているのだし、早くみんなにその事実を話
しても良かったのだろうけど、CIA内部にも敵との精通者がいる
事が分かって言えなかったのだろうか。

ポールとベッカが教会を探す課程で鉢合わせするシーンが有っ
たけれど、ポールの強さはハンパ無かった感じで、あっさりと
彼女を気絶させてしまった。

ドラマとしてよく分からなかったのは、アジモフを殺害した
息子のマクシムの心情は如何に!?って感じ。
この人一応ベッカの味方と思って間違いないのか。
過去に確かに助けてくれようとはしていたし、殺害する機会
を見逃してくれた恩もあるけど、両親を殺害したというインパ
クトに押されてその理由付けとしては弱いモノが有る。

いよいよ8話ということで容疑者ゼロも、マーティンではないか
とする目星は立ち、相変わらず暗躍し続けているバイオレット
の存在など、CIAも地に落ちたものだと感じる中、情報が筒抜け
の中相手を出し抜くことは出来るのか。

マイケルはなぜ母親にすぐに連絡を取ろうとしなかったのだろ
うか。ちなみにマイケルが居た場所はなんとハンガリーだと判明。
ハンガリーって公用語はハンガリー語?なのか。

ロッシまでベッカを裏切るのかと思ったけど取りあえず味方で
いてくれた。ただこの人が裏切ることこそ最大のサプライズでは
有るのでラストまで気が抜けないって事なんだろうけどね。

ベッカ・ウィンストン(Ashley Judd) 元CIA捜査官
ポール・ウィンストン (Sean Bean) CIA捜査官
ダックス・ミラー(Cliff Curtis) CIAバリ支局
アントニオ・ラシター (Joaquim de Almeida)
ジャンカルロ・ロッシ (Adriano Giannini) インターポール捜査官
マイケル・ウィンストン (Nick Eversman) 失踪した息子
マーティン・ニューマン (Keith Carradine) マイケルを連れて来る
ジェイミー・オルテガ (Gina McKee) ダックスの上司の女性
バイオレット・ヒース (Laura Donnelly) CIA職員・黒髪
フィッツパトリック (Jason Wong) CIA職員・アジア系
メアリー (Aunjanue Ellis) ベッカの友人、花屋

オクサナ (Tereza Voriskova) マイケルと共に人質?
ビクトル・アジモフ (Karel Roden) ボス
ラビア (Jessica Boone) CIA職員
--- (Brian Caspe) Agent
--- (Mirek Cipra) Austrian Cop
--- (Hana Frejkova)
--- (Klara Issova) Hungarian Nurse
--- (Joel Kirby) Federal Official
マクシム (Nikola Navratil) アジモフの息子
--- (Ondrej Novak) Young Man
--- (Grant Podelco) Embassy Official
--- (Boris Wilke) Middle Aged Man

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