ミストレス
Mistresses (イギリス・BBC)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/mistress_s1/





第6話 EPISODE 6

脚本/Rachel Anthony 監督/Peter Hoar
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ジェシカアレックスが家に来る事を見越して着飾る。
一方ケイティは病院から荷物を取り戻してくる。
そんな中、トルーディがケイティの元にやってくると、昨夜
ホテルでサリーと一緒にポールが居た事を話す。昨日見たこと
は無かった事にして時間を戻したいと呟くトルーディは、今ま
で彼は死んでいないと感じていた事を語る。しかし
何故子供が
居るのに家族を捨てたのか知りたい
という。ケイティは彼に
会って話すべきだとアドバイスする。
ハリーシボーンが浮気した挙げ句に、この浮気相手の子を
妊娠していた事にショックを受ける。シボーンが出て行こう
とする中で、ハリーはその男の元に行くのか?と問うが、それは
絶対にないという。シボーンはハリーの事を愛しているとする
が、ハリーは他の男の子が居たら無理だと告げる。

ジェシカの元にシボーンがやってくる。
ジェシカはアレックスが来たものかと思い、下着姿で彼女の
前に躍り出て恥をかく。

ケイティの元にサムがやってきて話があるという。
ケイティが父親のためにしたという事は分かっているとするが、
母のジェマは薬物の過剰投与に関しては同意した覚えはない
と語っていることを告げる。貴方に欺されたと言っていると。
僕にはどっちが本当の事を言っているのか調べようもないと
すると、もしも私が言っている事がウソだと思うのならば今
すぐにここから出て行ってくれと言う。サムは父は亡くなる時
にどっちの手をさしのべたのかとか、死ぬ間際にどっちの
傍に居たいと言っていたのかと尋ねるも、ケイティはそういう
事を聞くのは辞めて欲しいという。サムは貴方が僕をどう思って
いるのか知りたいと告げ、僕は貴方を愛していると語る。
全ての事実を知った今となっては父の死についてはどうでも良
いことだとし、貴方が僕をどう思っているのか知りたいのだと
語る。

ジェシカの元にシボーンが来た事に関して、ジェシカはアレッ
クスとは外で会うので、シボーンにはここにいてもらって構わ
ないと告げる。シボーンは一人で考えたいという。

一方ジェシカはアレックスを現在手がけているイベント会場へ
と呼び出すと、そこで二人はテントを張ってそこで体を寄せ合う。
アレックスは帰ろうとするが、ジェシカは明日は私の誕生日
なのでもう少しココにいて欲しいと告げる。するとアレックス
はレストランを予約するので一緒に誕生日を祝おうと彼女を
誘う。

トルーディは一人で涙していたが、思い立ってようやくサリー
にメールする。ポールに家に来るよう伝えて欲しいと。
するとサリーからは暫くしてokだと返信が来る。

シボーンはドミニクがライバル社に移籍した事をダガンから
聞く。ドミニクの元に行くと、シボーンは彼に謝罪する。
ドミニクは君の秘密を守るためにした事だと告げるが、シボーン
はハリーには全ての事実を告白した事を語る。話せばその後
どうなるかは分かっていたと告げ、中絶しろと言われている
事を告げ、そして多分その通り中絶するだろうとし、罪を償わねばな
らない事を語る。君だけのせいじゃないとするドミニクだが・・
シボーンはドミニクにお別れを告げる。ドミニクは憎しみ合った
ままの別れではなくなった事を良かったと告げる。

ポールはトルーディの家にやってくる。
ポールは彼女に対して話は何か?と問う。逆にトルーディは
何でこんなマネをしたのかと問う。
ポールはサリーとトルーディ
が同時に妊娠してしまった事で追い詰められていた事を告げ、
彼女は君に事実をバラすと脅していたので戻れなかったのだと
いう。そんな時、ちょうどテロが起きたので逃げ道が出来たと
思った
のだという。

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■ケイティの場合

いよいよサムにもすべてがばれてしまいどうなるかと思った
けど、サムは既に過去のものだととらえてくれた様だ。
しかし母親はここぞとばかりに愛人・ケイティに対する復讐心
を出してきたという事なのかな。
正直サム自身もこの機会に仕返しするものとばかり思っていた
けど、医療審問委員に於いては、ケイティの味方をしてくれた。
もしかするとケイティが浮気の事実をこの場で認めなければ、
過剰の投薬量問題に対する件でも、ケイティの証言の信憑性に
かかわってくる所が有るなと思っていただけに、すべての嘘を
はき出したところは良かったのではないかと思う。
正直たった一年の休みだけで済んでしまうのかなと思うところ
も有ったけどね。

■トルーディの場合

ポールが生きていたとする事実に対してトルーディは複雑な
思いが再燃していく。ポールはサリーとやり直すために金を
せびりに来ていたのかと思ったけど、実際にはサリーが
ポールを脅迫していて、足止めさせていたのだという。ただ
まぁ一番悪いのはポールであり、サリーや子供には罪が無い
んだよね。サリーはポールと別れたために金だけでももらおう
と考えていたようだ。
リチャードとの関係がまずいことになるのかと思ったけど、
ポールを警察に密告。トルーディとしても保険金は返さなく
ならなくなったけど、その分前に進めるようになったし、良か
ったのかもしれない。

■ジェシカの場合

レズに目覚めてしまった彼女はアレックスに対して生まれて
初めて独占したいとする感情が芽生えたのだという。
今回はジェシカの誕生日という事も有って、アレックスとの
楽しい不倫関係を進めていくのかに思えたけど、残念ながら
アレックスも結婚している身であり独身と違って身軽さはない。
そんなタイムラグがジェシカの中での気持ちを整理する時間
にもなったのだろうし、なんと言ってもハリーの主張は今回
ジェシカを正気にさせるに値するだけの説得力があったな。

最後はジェシカの誕生日を仲間たちでお祝い。
こうやって誕生日に集まってくれる人の居る事への有りがたさ
を感じる所だね。

■シボーンの場合

妊娠してしまった彼女。
ただシボーンは決めつけているけど、ハリーの子である可能性
はゼロではない訳だし、色々と決めつけて動くのは危険じゃない
のかという気がする。
ただシボーンとしては、ハリーに対する愛情は本物のようで、
子供を堕ろす決心をしてでも一緒にいたいと感じたようだ。
もちろんハリーは他人の子は嫌だとするも、養子縁組を考えて
いた事も有るし、シボーンとの血のつながりはあるという事で、
全く他人ではないという所はいろんな意味で複雑だろうね。
別れを決心していたものの、最後にジェシカに会ったというのも
良かったのではないか。そして最後は受け止める訳だけど、
ハリーは自分が不妊の原因だった事が発覚し、更に妻が浮気を
していた事実が分かってもよくぞ立ち直ってくれたという感じだ。

ケイティ・ロデン (Sarah Parish) 医者、ジョンと不倫
トルーディ・マロイ (Sharon Small) 二人の子持ち、911で夫・死
ジェシカ・フレイザー (Shelley Conn) プランナー
シボーン・ディロン (Orla Brady) 弁護士、不妊に悩む

ハリー (Raza Jaffrey) 料理人、シボーンの彼氏
リチャード (Patrick Baladi) エイミーの父、トルーディに好意
ジョン・グレイ (Anthony Calf) サムの父、末期癌で死亡
キャシー・マロイ (Joanna Wright) トルーディの娘
ジーナ・マロイ (Flossie Ure) トルーディの娘
サイモン・ベネット (Adam Astill) プランナー、ジェシカと関係
ジェマ・グレイ (Victoria Wicks) ジョンの妻
ドミニク・モントゴメリー (Adam Rayner) 弁護士、シボーンと不倫
ロブ・カリントン (Chris Garner) 医者
サム・グレイ (Max Brown) 24歳、大学生
エイミー・ダンロップ (Lizzie Watkins) リチャードの娘
リサ (Alys Thomas) レズビアン
アレックス (Anna Torv) レズビアン、注文が五月蠅い
ダガン (Marc Danbury) 弁護士事務所・シニアパートナー
Dr.カッソン (Stephen Marzella) 不妊治療

サリー・ムーア (Joanne McQuinn) ポールの彼女?ホテルで会う
ジェイク・グリフォード (Emrhys Cooper)
ポールJr (Thomas Cassidy) サリーの息子
--- (Sam Fry) Hotel Receptionist
ポール・マロイ (Charles Edwards) 生きていたポール。

--- (Crispin Letts) Panel Member
--- (Albert Welling) Panel Member

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