ミストレス Mistresses (イギリス・BBC) http://www.dlife.jp/lineup/drama/mistress_s2/

10 Mar. 2009
第4話 EPISODE 4

脚本／Muirinn Lane Kelly 監督／Francesca Joseph
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ケイティはジャックと一夜を共にした翌朝、ダンがやってきて
朝食を持ってくる。ケイティは今の自分を見られたくない為に
朝はコーヒーしか飲まない事を告げる。テーブルには辞表の
書いた手紙が置かれていた。ダンから今朝は顔色が悪いようだ
と指摘されると、シャワーを浴びたらすぐに病院に行かないと
遅刻するとして、ダンを追い出しまた病院で逢おうと告げる。

シボーンとハリーは入れ違いでシャワーを浴びる。
ハリーはシボーンがシャワーに入っていく様子に複雑な思いで
後ろ姿を眺める。

マークはジェシカが何故夕べの投資家を集めたパーティーで
あんな失態をしたのか話して欲しいとして、彼女のベッドへと
向かう。夕べはずっと投資家たちに弁明をして大変だったと
いうと、ジェシカは貴方にはキャリーが居るから解決出来てい
るのでしょうと語る。

エミリーは学校で、"私の家族"について発表する。
その発表する姿をトルーデイとリチャードも見ていた。
キャシーのパパは刑務所に入っているが、今度二人が結婚する
事を告げ、私は式ではフラワーガールになるのだと語る。
しかしその発表会の後、トルーディはリチャードに対して夕べ
は何処に行っていたのか?と問う。エレイン・トンプソンとは
貴方の義理の妹の事でしょう?と問い、貴方が昨晩奥さんと
一緒に居るのを見たのだという。リチャードはトルーディが
夢でも見たのだろうと誤魔化すが、妄想なんてバカにして
こんな嘘には耐えられないと語る。

シボーンはトムが泊まっているホテルに乗り込むと、二度と
私の家庭に踏み込むようなマネはしないでと語る。トムは
君がそんな恐がりとは知らなかったとするが、シボーンは
貴方など全く怖いと思った事はないという。トムはシボーン
の態度は君と関わる全ての人と距離を置いたものであり、
娘を愛しているのだろうが、育児だけでは夫との絆は生まれ
ない事を語る。シボーンは育児に対して自分の能力がもった
いないと思っているのだろうとし、甲斐性のない夫がやるべき
だと思っている事を指摘。そんな二人が対等な関係を築いていく
のは無理だと語る。君は愛されていないとし、我慢している
だけだという。求めているからこそ君はここに来たのだろう
と告げると、これ以上私に関わるなとして、鍵を置いて出て行く
のだった。

ジャックはカンファレンス中のケイティたちの元に顔を出す
と今日の委員会に同行してくれる人を探しているという。
ケイティは今までに一度も来た事がないので君が来てくれない
か?と誘う。一度いけば良い経験になるのだと。

ジェシカは二日酔いのままオフィスにいくと、サイモンによっ
て慰められる。ジェシカは昨日の行動の一部を覚えていない
為にサイモンから話を聞くと、ヘヘレケの状態で投資家のゴー
ドンにすり寄った為に奥さんは激怒して、マークに恥をかかせた
ばかりか、500万ポンドの投資契約を不意にさせたのだと語る。
更にマークをひっぱたいた事を聞かされる。ジェシカはキャリー
と寝たマークが悪いとするが、罪に見合った罰だったのか?
と問う。あなたたちは新しい形の夫婦になるハズではなかった
のか?と問われる。ジェシカは浮気はokだし、束縛もしないが
結婚の契約に、私のベッドで寝るなんて入っていないという。
サイモンは500万ポンドを取り返してやったらどうかという。

ダンとケイティが"委員会"に行く為に歩いているとダンに
声を掛けられる。辿々しい答えでこれから委員会に行く事を
説明する二人だった。

トルーディはエレインと逢う。私はリチャードの婚約者である
事を話すとナタリーとは誰なのか?と尋ねる。ナタリーは自分
の姉であり、若年性のアルツハイマーを患っているのだという。
リチャードは世話を放棄して施設に入れた事を非難する。
トルーディはリチャードは奥さんを見捨てるような人ではない
とするが、月3千ポンドで妻の存在と罪悪感を打ち消している
だけだと言われる。
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■ケイティの場合

ダンに惹かれつつも、かつての恋人ジャックによって誘われ
断れないでいる彼女。委員会と称して病院を抜け出して
ホテルに行くのだからなんとも言えない。
しかしミーガンから夫とは子作り計画をしている事を聞かされ
ケイティとしては、ジャックが未来を考えつつも自分の
満たされない過去を埋めようとしている行為を許せない様だ。
ダンはケイティの全てを聞かされていないけど、全てを受け入
れるつもりで接している。そんな人物を裏切っているのだから
ケイティって人妻の居る男しか愛せない体質になっているのね。

■トルーディの場合

リチャードと謎の女性との関係。
妻は子育てから逃げたとしていたけど、実際には妻がアルツハ
イマーを患った為に施設に入れて金だけを送っていた状態
だと知る。トルーディとしてはお冠だけど、ある意味では仕方が
無いのではないかという感じもする。
何せ突然家から居なくなり、数時間後に裸で外を歩いていた
り、娘たちの顔さえ認識出来ない状態だというのであれば、
それも止む無しではないかという感じ。
完全に見捨てているという訳でも無いし難しい問題だね。

■ジェシカの場合

自由人ジェシカは、結婚の際に浮気は許すとしていたけれど、
少しずつ認識は変わってきている感じ。
一夜だけの浮気ならばいくらでもして良いという感じだった
けど、愛人の様な形で常に関係を持って居るという相手が
居るのは許せない様だ。
マークは金など要らないし、ジェシカとさえ居られれば良い
と語る。その言葉が本当なのかどうか。
とりあえず互いに信念を曲げて、束縛する関係になっても良い
との結論に結びついていくが、果たしてどうなるのか。

■シボーンの場合

現在一番見ていて気分が悪いのがこのエピソードだ。
夫に相手にされないから浮気するという都合の良さ。
その相手にされない原因が、同僚と寝てしかもその子供を
妊娠して、子育てまで任せっぱなしの状態というのに、
シボーンだけ被害者のような感じになっている。
シボーンだけでなく、トムという金持ちもまた思いっきり
気持ちが悪い。シボーンにすり寄ってくる男性は何だかどの
人物も雰囲気がありすぎて不気味過ぎる。