ミストレス Mistresses (イギリス・BBC) http://www.dlife.jp/lineup/drama/mistress_s2/

24 Mar. 2009
第6話 EPISODE 6

脚本／Richard Warlow 監督／Peter Lydon
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ケイティはジャックとキスしているのをダンに見られてしまう。
翌朝ケイティは家でコーヒーを飲んでいるとダンがやってくる。
一体何があったのか?と尋ねられると、ジャックとの事を未だ
に吹っ切れて居らず、彼も同じ状態だという。ダンはケイティ
の恋愛が歪んでいると聞いていたがここまで酷いとは思わなか
ったとして非難。僕と一緒に居たときにはジャックの事を思っ
ていたのかと呆れるが、ケイティはあくまで魔が差しただけ
であり、貴方を好きな気持ちとはまた別の事だという。今も
貴方のことを愛しているとするが、ダンは終わりだと告げる。

リチャードは住むところが決まった為にエイミーをトルーディ
の家から連れて行く。リチャードはトルーディに対して反省して
変わったつもりだったが、もう関係を戻すのは無理なのかと
尋ね、その中にルーカスが居るからなのか?と尋ねる。しかし
ルーカスの事は関係ないと否定する。

トムはシボーンの元に行くと、夕べはどうして急に帰ってしま
ったのか?と問う。シボーンはトムが所持していた書類を見た
事を告げ、妻の弁護士が浮気調査の写真を撮って送ったかのよ
うに思わせ、実際にはトムが送っていた事を指摘する。その
上で私に負い目を感じさせる為にやったのだろうと告げる。
トムはそれを認めつつ、シボーンとハリーの結婚関係は既に
壊れている事を告げ、手間を省いただけだと語る。
シボーンは弁護から下りるとするが、私の手元にはまだ写真
が有るのだとし、そんな事をすれば上司にバラすことになると
脅されるのだった。

ケイティの元にジャックがやってくる。
ジャックはケイティとダンがどうなったのか知りたく、また
ミーガンに対して二人の関係を話したのかを聞かれる。
ダンは私への嫌悪感をぶつけに来ただけで、こうなったのは
貴方のせいなのに貴方は自分の事ばかり考えていると非難する。
しかしジャックは僕だけの責任ではなく二人の責任である事を
告げる。

ジェシカはトルーディと会うと、円満離婚してまたマークとは
友人関係に戻っただけだと語る。しかしマークとの間に妊娠
している事を告げる。ジェシカはタイミングが最悪だとし、
自分には子供など欲しくないのだという。トルーディは出産が
如何に素晴らしいかを説得するが、私の考えとは違うとし、
時間を戻すのだという。あくまで自分の人生を楽しんで生きる
のだという。トルーディもまたリチャードとエイミーが出て
いった事を語り、ルーカスとセックスしてしまった事を話す。

ケイティの元にミーガンがやってくる。
ケイティは一瞬ドキっとするが、ダンとこのまま別れるなんて
絶対に後悔するとして、ミーガンはケイティをダンの元に
連れて行く。話合いで結論が出るまで私は動かないという
ミーガンに対して、ダンは告白する。僕が浮気をしたからこの
関係が破綻したのだと。

ジェシカは出社すると、マークからの花が届いていた。
同僚のサイモンからはベビーシャワーの仕事が入った事を聞か
される。ジェシカは子供が嫌いなのでそんな仕事はしないと
し、ベビーシャワーなんて悪しきアメリカの習慣だと否定する。
しかし仕事だと割り切ってやるべきだという。そんな中、ジェ
シカは現在マークとの子を妊娠している事をサイモンにも語る。

ダンとジャックが病院のスタッフルームでケンカ。
ダンがジャックを殴るのを目にして、ミーガンはどういう事
かと詰め寄る。ケイティもやってくる中、ジャックは理由が
有って殴ったのだろうと告げる。裏切りはダンではないと告げ
ると、ミーガンはようやくジャックがケイティと浮気して居た
事実を知ることになる。
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■ケイティの場合

いよいよダンにジャックとの関係がバレる。
ダンにして見れば苦痛だろうに、ミーガンに対してジャックと
ケイティの真実を語らずに自分で責任を取ってあげる所が
泣ける。ジャックは二人の責任だとしていたけれど、あんたが
積極的にこなければ・・・って感じだったね。ダンとケイティ
がどうなったかを聞きに来るジャックが自分の保身ばかりして
いる所に腹が立つけど、まぁケイティが最後にダンに向けて発信
したメッセージがすべてを物語っているのかもしれない。

■トルーディの場合

正直モテキャラに見えないところがあるので、こう次々と男性
の陰をちらつかせるという辺りに違和感を生じる。
しかも前日にルーカスとHしているし、もう次の瞬間にはまた
リチャードなのかと思うとルーカスは都合良く利用された感じ
がする。
このエピソードの流れでも男性・ルーカスはトルーディに対して
感情的にならず対処する辺りが凄いなと思う。
そんなルーカスの事を悪く言うリチャードのポイントがかなり
下がった。でも最後は険悪ら成らず笑い有っていたので良かった。
子供たちの為も一番良い選択だったのだろうけど、リチャード
って一緒になったら成ったですぐに怠慢な態度になっていたし、
ちょっぴり先行きは不安かも。

■ジェシカの場合

マークと離婚。それと同時に妊娠が発覚。
更に驚くべき事にマークが投資に失敗して会社が破綻するという
波瀾万丈な展開。
キャリーを再び雇った理由がなんなのかって感じだったけどね。
金が有るときにもマークはジェシカの事を愛しているとのアクシ
ョンを起こしていたので、金が無くなった時にも、愛を囁きに
くるマークにすんなり入り込めるものが有ったのも確か。
夫が破綻し、妻は母性を取り戻していくジェシカのエピソードは、
そのまんま「デスパレートな妻たち」のソリス家の事情を引き写し
にした感じ。

■シボーンの場合

この人が一番理解しづらい。
前回シボーンは仕事をやめてハリーとの関係を取ったのかと思った
けど、不倫が発覚したこととクライアントの意向でまた弁護士
に戻ったと言うことなのか?
二度もハリーを裏切り何の制裁もない展開。これまでシボーンの
浮気して生まれた子を育てたハリーはすべてを失い、周りは
シボーンの事を見守る人ばかり。子供も男も仕事にも不自由なき
人生の不条理さを感じるエピソード。