ナイトライダー ネクスト
(Knight Rider NEXT / 2008年)

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/knight_rider_next/index.html
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第12話 ナイトの夜明け Knight to King's Pawn

脚本/Dave Andron
監督/Allan Kroeker
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ハワイ諸島
サラは一人で父親の別荘のあるハワイで過ごしていた。
マイクからの電話も通話拒否して、昼間はビーチでくつろぎ
夜はクラブに行って一人で酒を飲み、夜通し踊りに耽る。
先日父・チャールズが亡くなった事でサラは失意のまま、迷走
していたのである。クラブで声を掛けてきた男性を足蹴にする
中で、マイクは心配してサラの元を訪れる。
サラはマイクに対して来て欲しくなかったというが、彼は葬式
の後突然消えたりしたら心配するのは当然だとして告げる。
チャールズの死はオレにとっても寂しい事だとして、それでも
酒で気を紛らわせるのは辞めるべきだとしてグラスを取り上げ
るマイク。指図は辞めてとしながらも、サラは今夜は一人に
なりたくないとして彼にキスするのだった。

一方
ナイトインダストリーズ、研究開発部衛星監視機関(SSC)
では、政府職員達が
チャールズの死を機会にして施設を閉鎖
キットの頭脳でもある人工知能のチップをトーレスは抜き取り
NSAの職員・ジャック・ハーストに手渡す。この人工知能を
カールに埋め込めば未来が開けると語る。ビリーはマイクに
対して何度も電話するが繋がらず、マイクはその頃、サラと
ベッドを共にしていた。

ビリーの電話がマイクに繋がったのは翌朝の事だった。
トーレスとNSAのスタッフがキットを奪い取り、施設が閉鎖され
た事を報告。それを聞いていたサラは父が死んだのだから仕方
が無いと告げる。
博士がマイクとサラに当てた荷物が見つかった
のでハワイの方に発送しておいたというビリー。
それは博士からのメッセージボックスだった。パスワードを
入力して見ると、チャールズのホログラムが表示され、マイク
に当てたメッセージが再生される。
マイクは実験台として利用されていたこと。元々マイクは
カール
プロジェクト
と称したカールのテストドライバーとして採用
されたのであり、
カールの人工知能が制御不能になり、自己
プログラム能力を持ち殺人ロボットと課す事件が起きたのだと
いう。その為にプログラムは破棄され、マイクの記憶が消去
されたのだと告げる。
キットはカールに搭載される為の人工知能の研究の為に開発
されたものであり、カールプロジェクトが再開されたが、
チャールズは一人反対する立場だった事を聞かされる。
キットの人工知能を使う事でカールの欠点が補うとされている
が、それは誤りであり、キットを守ってカールプロジェクトを
阻止してくれとマイクに訴える。
マイクはその事実をサラに告げるが、無気力な彼女はどうでも
良いとしてハワイから出る気は無いとする態度を見せる。

マイクは
カリフォルニア州・ロサンゼルスへ。
ゾーイとビリーは自宅まで捜索されており、SSCへの全アクセス
は出来なくなっているという。恐らくキットはこうなる事を
想定して防御策を取っているはずであり、何かメッセージが
残されていないのか?とビリーに尋ねる。
するとビリーはキッドに人間を学ばせるために
ジャムハウス
呼ばれるインターネット空間で音楽を聴かせていたとし、
そこにメッセージが残されているカモ知れないと語る。
フルークのアブサードを聞かせていたとすると、マイクはクラ
シック音楽を聴かせていたのではないのか?と驚く。キッドは
グルービーなマシンなので先進的な音楽を好んでいたという。
そんな中、ジャムハウスに送信された跡が有るのを発見。
コードが変則的セクションとして変更されており、それを解析
すると、マイケルナイト.orgにデータが送信された跡が有る
という。パケットの流れを調べると、世界中のあちこちのサイト
にキッドの人工知能のデータが送信されている事が判明する。

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チャールズが居なくなり、チームが解体し、SSCの存続自体が危
うくなる。そんな中、政府のものたちにキッドの人工知能が
運び出されてしまう。調べていくとトーレスがNSAのスタッフ
ハーストと裏で手を組み、一度大失敗したカールプロジェクト
を再度行っている事を知る。

チャールズの死を如何にして乗り越えていくのか。
そしてチャールズの居なくなったSSCは新たな開発が出来ない
事によって、存続の意味自体が有るのかどうかを検証していく
ものが有った。

ナイトインダストリー設立の本来の位置に立って、独立した機関
として妨害されず正しいと思う事をやるという結論へと導かれ
ていく。

これまで散々引っ張ってきたマイクの過去の断片的な記憶の意味
が明らかになったという事で、ドラマとしては佳境感が漂って
いたけど、まだまだ終わりではない様だね。
しかし一週でカールを破壊してしまうところは、ちょっぴり
あっけなさすぎた感じがするし、もう少しネタとしても引っ張
れば面白くなったのだろうなと思うとちょっと残念だった。

トーレスも居なくなったし、キャリーも前回の展開の中で
負傷し継続捜査が難しくなったということで、残った4人の存在
だけがあぶり出された。

金は天文学的に有りそうだし、エリア51に設置されている
SSCの新施設で再び再出発するみたいだけど、スタッフが少なす
ぎるのでどう補充していくのだろうか。

マイク・トレーサー (Justin Bruening) 元陸軍、サラの幼なじみ
サラ・グレイマン (Deanna Russo) 大学教授、娘
キャリー・リヴァイ (Sydney Tamiia Poitier) FBI
チャールズ・グレイマン (Bruce Davison) 国防総省の研究員

ビリー・モーガン (Paul Campbell) SSCスタッフ、分析
アレックス・トーレス (Yancey Arias) SSCの偉い人
ゾーイ・チェ (Smith Cho) SSCスタッフ
キット (Val Kilmer) 声のみ

K.A.R.R. (Peter Cullen) "カール"、キッドの前のプロジェクト
ジャック・ハースト (Richard Burgi) NSA
--- (James Ferris) Guy in Hawaii、サラに殴られる
--- (Jack Guzman) Guard
コーディ・ランドストローム (Josh Reaves)
--- (Kimberly Wallis) コーディの母

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