ナイトライダー ネクスト (Knight Rider NEXT / 2008年) http://www.fujitv.co.jp/b_hp/knight_rider_next/index.html http://www.fujitv.co.jp/knight_rider_next/

第17話 アイ・ラブ・ナイト I Love the Knight Life

脚本／Philip Levens
監督／Alex Zakrzewski
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マイクたちは、政府が関与している潜在能力プロジェクトでの
盗難事件について調査することになる。
現地に着くまでにキットからその情報を教わるマイク。
バラム研究所で働いているのは、メーガン・コネリーと、ロー
レンス・マシスン博士で、そこでは身体能力を増幅させるプロ
ジェクトが行われているという。HXPと呼ばれる開発中の薬を
投与すると、人のスピードと力が飛躍的に上がり、生きた凶器
となる事。その薬が倉庫から盗まれたとのメーガンから連絡が
入ったというのである。

メーガンの車を見つけると、キットは電磁パルスを発射して、
射程内の電子機械の全ての機能を奪う。車は停まり、携帯電話
を使えなくする。マイクたちは偶然を装い近づくと、自分は
バラム研究所に行くので、同乗して車の修理を呼べばいいと
告げる。
メーガンから話を聞くと、週末に出勤すると、保管庫から薬剤
の小瓶が三本ほど無くなっていたという。

調査のためにマイクは施設内を調べていると、マシスン博士が
やってくる。メーガンは薬物が無くなった事を報告した事を
告げると、マシスンは怒り出し、自分が軍に全てを話したとして
大袈裟だと告げる。
しかしそんな中、突然施設内の電源が全て停止してしまう。
マイクの耳にはキットからの無線が入り、暗視ゴーグルをした
男達が施設に入り込んだ事を告げる。
キットにタイミングを見計らい、敵を静かに倒していく。
施設内には非常電源装置がある程度の時間が経つと作動する
事になっていた。犯人も急いで薬剤を盗んで逃げようとする
中、マイクは殴られ、マシスンは射殺されてしまう。
マイクはキットに連絡し、外に犯人が逃げたら阻止しろと
告げる。しかし外に出てくる犯人は一人も居なかった。

マイクはヘーガル大佐から尋問を受ける。
奴らは非常用のトンネルから逃げたが、マイクは一体何者なの
かと問う。暗闇の中で4人の男を倒したこと。
そんな中、ビリーは軍服を着てマイクを引き取りに行く。
ヘーガル大佐は引き渡す様な命令は受けていないとするが、
キットは大佐の上司・ストラトン大佐の音声で彼に電話を入れ、
マイクを引き渡す様命令する。

キットは襲撃者達の音声を録音して置いたという。
しかし政府のデータベースにアクセスしない限りは、照合出来
ないとの事だった。

その頃サラはこれまでトーレスや父親がこの組織をまとめていた
が、自分一人では無理だとゾーイに嘆く。しかしゾーイはサラ
ならば出来るとして励ます。そんな中、ゾーイは政府のデータ
ベースへのアクセス方法を思いつく。トーレスのパスワードは
二種類有り、自分はその一つを知っているという。ゾーイには
絶対音感があり、トーレスがキーボードを叩く音を聞いていた
との事だった。
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■人間凶器と対決

やっぱりこのドラマとしては、キットと対決するAIロボット
との対決が市場の山場で、それ以降は、キットを使った
「スーパーナチュラル」的な身分詐称刑事ドラマになっている
感じ。
こんなに危険な人物ならば銃殺してしまえばいいのに、なんで
まともに対決しようとするのか。

■中途半端な恋愛関係

マイクとサラ、ビリーとゾーイ。
この二人の恋愛の可能性を模索しつつも、何故か男性陣は別の
女性とも結ばれようとしている姿が相当違和感が有る。
職場恋愛は確かに気まずい物が有ると思うのだけど、ビリーが
今回メーガンと恋に落ちていくというのも違和感が有った。

馬子にも衣装とばかりに、ビリーの制服姿は確かに格好良いと
思うけどね。

■キットがフル活動

一番上手いなと思ったのは、上司の声真似をしたり
電話番号の信号をキャッチして、情報を掴んでいくところかな。
マイクがやられている時に手助けすれば良いのに、見守っている
だけっていうのも違和感があるけど、あんまり行きすぎた行動は
ロボットの暴走を予感させるので恐い物が有るのかな。

■キットが取り調べ

キットがパチンコの事をスキャンして情報を引き出す姿が
有った。確かにあれは不気味なものが有るかも。
色んなセンサーが内蔵されているので、キットってホント便利
だね。

■マイクは殴られまくる

普通の人間の5倍の力を持つ人物からパンチをうけたら一発で
終わりでしょうって突っ込みどころが存在していたけど、
アルコールはビタミン剤だと訳の分からない事を言っている
マイクならば大丈夫なのかも。ビールジェネレーターを起動
しろと最後に語っていた所は笑えた。

■キットに搭載されるプロトコル

マイクが怪我をしたら施設に自動に運ばれるというプロトコル
をキットに組み込んでいたサラ。現場のことはオレに任せる
ハズだとして、マイクは不満。
そんなマイクがキットとの間に、新しいプロトコルとして
俺たちの間に秘密は無しだとする取り決めを決めた様だ。

■新生FLAG

組織を結成したみたいだけど、続編は無いのかな。
大がかりな犯罪ではなくても、小さな悪をコツコツと潰して
いくって内容の方が寧ろ面白いのかも知れないな。