ニキータ / NIKITA

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Sep. 16, 2010
第2話 対立 2.0

脚本/Craig Silverstein、David Levinson 監督/Danny Cannon
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ニキータは6年前にディヴィジョンによって工作員としてのスキル
をたたき込まれたが、彼らがアメリカ政府とは名ばかりで

クライアントの為に不正を犯している事を知って組織を潰そう
として脱走する。彼女を追いかけるのは、ニキータの指導者
だったマイケルだった。ニキータは内部に居る協力者のアレッ
クスと共になんとかこの組織を潰そうとしていた。


ニキータは武器証人のトレバーに逢うと、
ロッケン2-12のマガ
ジンと赤外線スコープを購入
する。いつもの値段で良いのでしょ
と尋ねると、トレバーは値上げしたのだとし、ニキータが
ディヴィジョンのお尋ね者になっている事を知って殺害しよう
としてくる。しかしニキータは予想していたようにして、
トレバーの銃の安全装置をつけていた為に、ニキータの方に
部が有った。銃をくれたらあなたのした事を見逃すというニキータ
はここに私が来た事は内緒にするよう告げる。

一方戦犯として逮捕されていたミルコ・ダディッチが釈放になる。
彼は現地
ウクライナの政治家だったが、対立候補を殺害を企て
たとして捕まっていた
のである。しかし検察の不正捜査で一転
裁判では無罪になり釈放される。アメリカ政府としてはミルコの
国外追放手続きの開始を検討中だという。
ミルコが釈放されると聞いて裁判所には反対するデモ市民で
溢れていた。
そんなミルコを警護するのはディヴィジョンのマイケルで
おとりの人物を表に出して、マイケルとミルコは裏口から
車へと乗り込み。車にはディヴィジョンの主任であるパーシー
が居た。

そんなデモの中にハンナ・クシュコが居て、ミルコの様子を
見ていた。あんたの罪は消えないとして、殺意を巡らせて
いた。

その頃
ディヴィジョン本部訓練ラボでは、指導教官のバーコフ
が訓練生たちに
ハッキングの技術を教えていた。
単純な基礎的訓練だったが、アレックスはどうしてもバーコフ
の課題をこなすことが出来ずに居た。トムはシェルコードを
教えて助けようとするが・・・バーコフはこんな単純なコード
も破れないのかとしてアレックスに対して激怒する。ライバル
意識を持つジェイデンは、ジャンキーの子が出来る訳がない
と挑発する。バーコフはこの課題が解けるまでは居残りして
訓練するよう告げる。

ミルコを乗せた車は
サウスジョアタワーのペントハウスに来て
いた。マイケルはパーシーに対して、ここも安全ではないとし、
反政府分子や彼の母国の殺し屋のニキータが何時この場所に来る
か分からないと告げる。ニキータは我々の警備方法を熟知して
いるし、行動派予測できない事を告げる。ニキータは誰かの
指示で動いている訳ではないとするが、パーシーは情報が相手
に伝わらない限りは安全だと語る。

その頃、ニキータはアレックスとパソコンを介して連絡を取って
いた。アレックスが意図的にバカを装い、悟られない様に
していたのである。

パーシーとミルコは談話する。
私の後継者を暗殺してクーデターを起こし、半年後には私を
政権の座に返り咲かせてくれるというディヴィジョンに対して、
自分の口座は凍結されているので君たちへの支払いは成功報酬で
良いのか?と問う。パーシーは金は要らないとし、もっと貴重な
ものが有るハズだという。ミルコが国外に出る前に隠したもの
が欲しいと告げる。
25kg分の濃縮ウランをミルコが隠している
事は明らかで、すぐに小型の核爆弾に転用が可能だった。
パーシーは全てはビジネスだと考えてくれと告げ、その濃縮ウラン
が欲しい事を告げる。ミルコは暫く考えさせて欲しい事を告げ
るとパーシーは必要な者ならば何でも用意するという。ミルコ
は久しぶりの出所に対して、女性を求めるのだった。

マイケルはパーシーに対して、5年前はミルコの殺害を示唆
していたのに、今度は守るのは不自然だとするが、ディヴィジョン
の予算がカットされている状況に有り、このままだと訓練生
も減らさねばならない状況だという。コールガールを使うのは
危険なので、訓練生の中から女性を見繕うとして、パーシー
は一番出来の悪い13番のアレックスにその役目をさせると告げる。

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ニキータはディヴィジョンが動き出したのを知って、今度の
ターゲットが何かを探り出していく。マイケルが今回のミッシ
ョンに対してビータース、ハイルブラン、チャンを動員した
事から要人の警護だろうと推測するが、相手が誰なのかを探って
いく。

今回はニキータと内通しているアレックスの事が取り上げ
られた。一年前に二人が出会った際のエピソードが描かれ、
如何にして二人が仲間となったのかが描かれた。

今回のエピソードを見ていると、ニキータは随分前から
アレックスの内定調査をしていた様だが、ニキータがまだ
ディヴィジョンに居た頃から内定していたって事ではない
のか?そうなるとマイケルらディヴィジョンはアレックスの
存在を知っている訳で、泳がされている可能性も否定でき
ない。

相変わらずニキータの金の出所は分からないけど、ニキータ
本人と今回の対象者であるミルコは同じウクライナ出身の
様で、情勢不安な国からアメリカに渡った人たちの姿が多い。

事件としては、パーシーにはニキータが直接関与していた
であろう姿を見せずに話が進んでいる事も有って、当面は
まだまだ本気でニキータ追跡が示唆されるものではないけど、
二度に渡ってニキータを射貫くチャンスが有ったマイケルと
今回ニキータが殺害しようとすれば殺害できたであろうマイケル
との関係を見ると、なかなか面白い関係になっている感じは
する。

しかしディヴィジョンの組織でのやりとりはちょっと微妙
かも。そんなに先を争って工作員になどなりたいものだろ
うか? ジェイデンがアレックスに敵対心を持つ辺り、違和感
が有るけど、今回の任務がどんな内容だったのか、工作員
ならば感情を押し殺してでも売春婦になれというのもなんか
不自然だな。

ニキータ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル (Shane West) 政府組織"ディヴィジョン"
アレックス (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) 組織の上層部
アマンダ (Melinda Clarke) 組織の指導員
パーシー (Xander Berkeley) 組織のIT関係
トム (Ashton Holmes) 組織、初任務
ジェイデン (Tiffany Hines) 組織、アレックスに喧嘩を売る
ローン (Rob Stewart) 組織・ベテラン暗殺者

ミルコ・ダディッチ (Kristof Konrad) 戦犯
ハンナ・クスコ (Whitney Able) ミルコを狙う、父
トレバー (Salvatore Antonio) 闇の武器商人
--- (Jeff Teravainen) Weapons Instructor
--- (Jee-Yun Lee) TV Reporter
ロニー (Ari Millen) アレックスに関係する薬の売人
--- (Joseph Racki) Ronnie's Friend
--- (James Collins) Interrogator
--- (Melyssa Anishnabie) Division Recruit
--- (Yulia Lukin) Division Recruit
--- (Llyane Stanfield) Office staff

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