ニキータ / NIKITA

http://nikita-tv.jp/introduction/





Sep. 23, 2010
第3話 証拠隠滅 Kill Jill

脚本/Amanda Segel 監督/David Solomon
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ディヴィジョンの訓練所で組織員たちはいつもの様に訓練を
する中で、パーシーとマイケルは、ジル・モレリ(28歳)の消息
を捜せと命令が下る。彼女は
普段ブログに政府の陰謀を追跡
する記事を掲載している
が、何故か我々の作戦が漏れている
ような記事が掲載されているというのである。しかし彼女の
家のコンピュータに侵入したというバーコフは特に我々の作戦
に関する情報は入っていないという。しかし彼女は墜落現場
に居たであろう事を書いているという。過去にスクープした
ものを新聞者などに持ち込んでいるが、名誉毀損で訴えられた
事で、大新聞には見放されているとの事。ドナガンの拉致チーム
を使って彼女が我々について何を知り、情報をどのように知った
のかを調べろと告げる。

三ヶ月前。
ニキータは、アレックスに対してディヴィジョンの施設について
教え込んでいた。
作戦司令室はトレーニング室のすぐ隣にあり
司令室側から訓練生たちを見ることが出来るようになっている

という。重要な情報は全てこの司令室に集められる為に、ディ
ヴィジョンを妨害するのであればこの場所は外せないとの事。
しかし着色ガラスが使われていて、
トレーニングルーム側から
は密着しないと中の様子は見られない
という。

アレックスはトレーニングしているジェイデンに近づくと
スパーリングパートナーを勤めて欲しいと告げる。しかしジェイ
デンは先日の件で態度を良くしていないと首にされる事を告げ
今はその様な事は出来ないという。アレックスは無理矢理彼女
に殴りかかると、殴られるフリをして司令室の窓へと近づき、
現在司令室で誰をターゲットに捜索しているのかを調べる。
そこで司令室のコンピュータにはジル・モレリの名前が有る
のを目にしてニキータに知らせる。

地下駐車場に居るジェレミーの元にジルが接触する。
アパラチア山脈で先日エアメリカ航空の飛行機が墜落し112名
の死亡者を出した事故でスクープが有るという。その件で
エアメリカ社にコメントを求めたら、ヘンリー・サムスン自ら
が電話に出たとし、大手航空会社のCEOがフリーのジャーナリスト
の電話の対応に出るなんてあり得ない事で、何かに恐れている
からこそ電話に出たのだろうとのこと。現場で
黒いヘリコプター
を目撃した人物
がいて救出するヘリコプターではなく、証拠の
隠滅を図るのが目的だったのだという。その時の
VTRを撮影して
いた人物が私に接触してきた
のだとし、その映像を手にする
には5万ドルが必要だと語る。ジェレミーはウチはゴシップ誌
ではないとし、まずはVTRを見ないことには話にならないという。
そんな中、ドナガンが現れると、容赦なくジェレミーを殺害し
ジルを誘拐していく。車に乗せて走る中で、ニキータがライフル
銃を持って現れ、車を破壊し、中からジルを助け出す。

エアメリカ社はサムソン社長の下にパーシーが現れる。
サムソンは昨日
ポスト紙の編集長が殺害された事をパーシーに
問い詰め、上手く処理するハズだっただろうと告げる。
パーシーは
我々は墜落現場の後始末と積み荷の回収が仕事だと
して、あの編集長の下に現場のVTRを撮っていたとするものが接触
したので殺害したのだと語る。パーシーは契約以外の事だが
とりあえず記者は捕まえて処分する事を約束する。
パーシーは事件の件が何者かに流れている事を告げ、エアメリカ
社の中でその情報を漏らしている人物が居るのではないか?と
指摘するが、社長はそれを否定し、寧ろディヴィジョン側にそれ
をして居るものが居ると語る。

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大手航空会社・エアメリカ社の旅客機が墜落し対数の死傷者
を出す事故が発生する。しかしその旅客機には大麻の密輸を
しており、その隠蔽工作としてディヴィジョンが動いていた
事を掴む。そしてその事実を公にしようとするフリーのジャー
ナリストの女性・ジルの存在が有る事に気がついたエアメリカ
社はディヴィジョンに対してアフターケアを求めてくる。

ニキータとアレックスの情報のやりとりの流れが実に心細いな。

取りあえず上手い形でバーコフを使ってカモフラージュ出来た
という所なのだろうけど、その流れは二度と使えなくなって
いるし、今後も内部からの情報の漏洩が有れば、当然アレックス
が疑われていく事になるのだろう。

警察もマスコミも共に利用できない状況というのがある意味
もどかしくもあり、かといってもう少し頭の良いやり方で
ディヴィジョンの悪事を公に出来るのではないかという感じ
もする。ドラマを見ていると、研修生を使うほど人材が不足
している感じだし、思い切ってニキータもマイケルを引っ張る
事は出来ないのだろうか?

一番ニキータに取ってリクルートしたいのはバーコフかな。
性格はともかくとして、この手のドラマに欠かせないのはコン
ピュータ技術・ネットワークシステムを知り尽くす人物はどうし
ても必要だからね。

マイケルとニキータの争いは相変わらず。
争うシチュエーションは度々有るのだろうけど、互いにトドメ
を刺すには至らないだろうし、ここでどちらか一方を有利・
不利とか言う展開にもしないだろうのであんまり緊迫感が
無い。上手い形の格闘の殺陣に酔いつつも、ニキータが腕の
骨を折ってまでマイケルの手をくぐり抜ける執念に、マイケル
自身の心にも届いて欲しいって感じかな。

ニキータ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル (Shane West) 政府組織"ディヴィジョン"
アレックス (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) 組織の上層部
アマンダ (Melinda Clarke) 組織の指導員
パーシー (Xander Berkeley) 組織のIT関係
トム (Ashton Holmes) 組織、初任務
ジェイデン (Tiffany Hines) 組織、アレックスに喧嘩を売る

ジル・モレリ (Julie Gonzalo) 28歳、フリーの記者
ヘンリー・サムソン (Christopher Cousins) 大手航空会社アメリカCEO
ベン・プレンティス (Araya Mengesha) 北バージニア州立大・情報提供者
--- (Christopher Dyson) Alpha Team Leader
ジェレミー・ホルト (Richard Waugh) ポスト誌編集長
--- (Azra Valani) Assistant
--- (Matt Bois) Tech
--- (Jay Hunter) Instructor
--- (Ola Sturik) TV Reporter
--- (Johnny Larocque) Bike Courier

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