ニキータ / NIKITA http://nikita-tv.jp/introduction/

Oct. 7, 2010
第5話 ブラックボックス The Guardian

脚本／Albert Kim 監督／David Solomon
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カナダ・モントリオールの銀行の貸金庫を開けるオーウェン。
そこでオーウェンはブラックボックスからデータを取り出そう
としていると、運が悪いことにその銀行に武装強盗が入る。
更に地元警察官がすぐにかけつけた為に、強盗は女児を人質に
して出て行こうとする。オーウェンは自分が人質になるとして
犯人に近づくと、その場に居た三人組をあっという間に奪った
銃で退治すると、地元警察にも発砲し逃走を図る。

その頃ディヴィジョンでは、パキスタンのテロリストグル
ープ・ワッハーブ派の掃討作戦を行おうとしていた。いよいよ
強襲チームが到着し作戦を決行しようとする中で、パーシーの
元に電話が鳴る。
相手はカーディアン・カナダワンと名乗るオーウェンからの
モノだった。パッケージのアップデータを邪魔されて地元警察
に撃たれ、現在警察に追われているという。パーシーは隠れて
大人しくしていろとし、今から二時間でモントリオールに自ら
行くという。パーシーはバーコフにモントリオール行きを手配
させようとしている事を知ると、マイケルは現在決行中の
パキスタンの作戦はどうするのか?と問う。三週間も準備して
来た物だとすると、後はマイケルに任せるとし、パーシーは
モントリオールに出発してしまう。マイケルはパーシーに
文句を言っているのを訓練生のアレックスは耳にして、それを
ニキータにメールで報告する。

マイケルとバーコフはニキータが現れたのか?とするが、パーシー
らしくない行動なので、ニキータとは違うだろうとの事だった。
バーコフにモントリオールで何が起きているのか調べさせると
今朝銀行強盗が起きた事を告げ、居合わせた客の一人が大暴れ
したみたいだという。相手は明らかにプロの仕業で、俺たちの
やり方と同じだという。恐らくディヴィジョンのメンバーだろ
うと。サンタリオに住む造園業者で、隠し金庫を利用しており
名前はオーウェン・エリオットだという。ディヴィジョンの
リストには居ないというバーコフに対して、パーシーが乗せて
いない人物だという。

モントリオールで、オーウェンは自分で肩口に撃たれた銃弾を
取り出すと傷の手当をする。部屋は蝶の標本だらけだった。
ニキータはモントリオールのオーウェンの自宅アパートにやっ
てくるが、警察が周りを取り囲んでいて入れそうもなかった。
ニキータは友達に会いに来ただけだとして、オーウェンの家の
近くに住む女性・エミリーを尋ねる。エミリーの家の窓から
見える蝶型のステントグラスをウチのボスが気に入ったので
是非売って欲しいと告げる。趣味で作っているのだという。
ニキターはエミリーにオーウェンの事を尋ねるがよく知らない
人だとして話そうとしなかった。ニキータは警察の目を盗んで
オーウェンの家の郵便ボックスから郵便物を盗み出すのだった。

ニキータは携帯電話を無くしたとしてオーウェンの名前で電話
会社に連絡する。GPSで位置を捜索して欲しいとするが、パスワ
ードを聞かれる。実は携帯自身ではなく、所持している男が
浮気者で捜している事を告げると、女性オペレーターはニキータ
に同情してくれて教えてくれる。

オーウェンは廃校に中に潜んでいた。
ニキータはオーウェンの元にいくと、銀行にあったのはそれ
なのか?として銃を向けそれを寄越すよう告げる。それが
ディヴィジョンのブラックボックスかとして奪おうとすると
オーウェンと格闘になる。オーウェンはディヴィジョンとして
訓練を受けているのでニキータ以上に格闘に長けていた。
ニキータは倒されてしまうが、彼女がエミリーの家に有った
蝶のステントグラスを持っている事を知ってうろたえる。
オーウェンは何とかニキータから逃げるとパーシーに対して
電話し、工作員がパッケージを盗もうとしている事を報告する。
女性か?と問うと、恐らくニキータであり、ディヴィジョンの
裏切り者だと語る。一時間後に合流するとパーシーは語る。
パーシーはローンに対して、受け渡しをし終わったら全ては
消せと告げる。しかしオーウェンは上級訓練を受けている工作員
であり、簡単ではない事を語る。

その頃ディヴィジョンの訓練生は、Bruetoothのハッキングの
訓練をする。アレックスはバーコフに上手い事取り入り、彼の
指紋を入手すると部屋から出て行く。その光景をトムが見てい
た。アレックスはバーコフの指紋を上手くコピーすると、
パーシーのオフィスに侵入して情報を引き出そうとするが、
そこにマイケルとバーコフもやってくる。アレックスは机の
下に隠れて二人がパーシーのパソコンを捜査してパーシーが
しようとしている事を調査している事を知り聞く耳を立てていく。
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アレックスは偶然パーシーとマイケルが言い争っているのを
聞いてそれをニキータに報告する。銀行の貸金庫から何らか
のデータが取り出され、そればパーシーを含めたディヴィジョン
の大事なデータだと知り奪いにいく。
しかしパーシーと連絡を取るオーウェンはニキータと同じく
してディヴィジョンの上級工作員であり訓練を受けている人物
だと判明していく。しかしニキータは銀行で女児を助けた
オーウェンはパーシーに良いように操られていること、そして
良心が有る事を知りそれを訴えていく。

ニキータがどうやってディヴィジョンの行動や情報を得ていくの
かという辺り、ほぼアレックス頼みという所がかなり心細い。
いい加減バーコフも外部と精通している人物をパケットの流れで
突き止めれば簡単に犯人が分かるのではないかという感じが
するし、今回の一件でパーシーを殺せるのに殺そうとしない
辺りは、かなり違和感があった。
もちろんパーシーが保管しているとする情報が流出することで
傷つく人は居るとの事だけど、その人物をエミリーと同等の
扱いにするのは違和感が有るぞ。

オーウェンを生かして自分のアジトに連れてきたけど、今後
仲間となって敵と対峙していくのだろうか。
クレジットを見る限りシーズン3までコンスタンスに登場して
いるみたいなので、オーウェンが味方に付いてくれるとある意味
では心強いモノが有るね。

アレックスが今回上手い形でバーコフの指紋を入手したけど
トムに見られた場面はヒヤリとするものが有った。
トムはアレックスに好意を寄せているだけなのか。
もしもアレックスが外部に情報を漏らしていると知ったら
どう感じるのか。
そもそもこの組織の訓練生たちがニキータの存在を知っている
のかどうかもよく分からないけどね。

マイケルは今回殆ど活躍せず。
ローンとオーウェン、オーウェンとニキータの肉弾戦はなかなか
迫力が有った。また今回はパーシーの組織員としてのスキル
も多少なりとも見る事が出来た感じがする。
まぁ流石に格闘のスキルは無さそうだけど、射撃の腕くらい
は有るのかな。

また今回アレックスが言い訳のような形でトムに語っていた事
はドラマでも核心を突くところだと思う。
私たちが選ばれた理由がなんなのか。単純にこの世から居なく
なっても身寄りがない為に楽に処理できるが為なのか。