ニキータ / NIKITA http://nikita-tv.jp/introduction/

Dec. 2, 2010
第10話 反撃 Dark Matter

脚本／Juan Carlos Coto 監督／Danny Cannon
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ニューアーク、AM3:15。
ニキータは一人で室内プールで泳ぐ中、オーウェンが密かに
ニキータに近づく。あっさりとねじ伏せられるが、オーウェン
は丸腰の時を狙ってニキータに近づいた事を語る。
俺は行動を起こしたいので手を貸して欲しいというオーウェン。
彼は7つ有るブラックボックスの一つを管理していた人物だった。

その頃チリではある映像の流出によって反米デモが起きていた。
チリの政治家で前回の大統領選候補者だったアンドレス・クイ
ンタナが、自動車事故で亡くなったと思われていたが、実際に
は、バーコフが車内システムを操作して車の走行を不能にした
挙げ句、クリーナーのローンが殺害していたのである。

CIA本部・ラングレーでは、上司のジョン・フィドラーがその
対応に追われていた。今の時代、こんな荒いことはCIAでも
しないとし、イランのコントラ事件の80年代とは違うことを
告げる。
そんな中ジョンの元に、ライアン・フレッチャーという元、
チリ支局で働いていた捜査官が、秘密部隊による仕業ではない
かとして報告が入ってきている事を耳にする。
ジョンはライアンを呼び出すと、その件で詳細に報告させる。
するとライアンはここ三ヶ月、記録にはない諜報活動を調べた
とし、その調査のきっかけはニューヨークで起きたミルコダデ
ィッチ事件だという。現場の手がかりから、秘密組織にしか
出来ない様な段取りで行われており、国の予算で何処にでも
現れる組織だという。そんなのあり得ないとジョンは告げるが・・

一方ニキータはオーウェンにブラックボックスはどうしたの
か尋ねると安全な所に隠したのだという。
チリの政治家の一件もブラックボックスに更新される直前の
USBメモリのデータを入手して公開したのが自分である事を語る。
しかしニキータはこんな事をすれば、誰かが濡れ衣を着せられ
るだけだという。オーウェンはUSBメモリはガーディアンから
USBを受け取り、BOXを更新していくのだという。専門のエンジニア
が開発した暗号化システムで、そのシステムがハッキングされ
たように見せかければ、またエンジニアがそのシステムの見直し
の為にシステムを作り直すはずで、そうなれば他の6つのブラック
ボックスにも接触するハズだというのである。内部に協力者が
居るのであればその人物に動きを察知してもらいたいとオーウェン
は語る。

一方ジョンはパーシーに連絡すると、オーバーサインは今回の
一件で機嫌を損ねているぞと語る。部下がディヴィジョンの
痕跡を探り始めたのだという。すると突然パーシーは、リーハー
グェイオズワルド、ルイス・リービー元副大統領顧問、ジョン・
エドワーズ議員などの件を引き合いに出し、その調査員を現地
に行かせて調べさせろという。辻褄合わせの為に行かせるので
あり、我々はオンライン上で証拠を作るという。その分析官が
政治的狂信者で反クインタナ派で南米の左派が急激に台頭する
のを止めようとした筋書きにすれば良いのだという。
そんな中パーシーは金庫から自分が所持するブラッグボックス
を取り出す。

バーコフは訓練生たちに今日の課題を発表する。
記録のねつ造だとし、オンライン上で政治的狂信者を作り上げろ
と指示する。

ニキータはオーウェンに対して、あなたの計画に乗れというのか
と問うと、その計画では私の大事な協力者に頼る事になるのだ
という。あなたの事が信用出来ないとするニキータに対して、
今まで自分はディヴィジョンによってガーディアンにさせられ
ていただけで、何に荷担しているのかさえ知らなかったのだと
語る。ニキータは例えやるとしても私の計画で動いてもらうと
語る。
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ニキータの前にオーウェンが来る。
彼はブラックボックスを守るガーディンの一人。
そんな彼がディヴィジョンの悪事が写る動画を公開した事で
南米チリでは反米活動が行われる中、パーシーはその罪を
捜査官の一人に擦り付けようとする。

アレックスの行動が毎回冷や冷やさせられっぱなし。
トムが訓練所から居なくなった現在、ジェイデンとなんとか
協力できないのかって感じ。ジェイデンがダクトを伝って
逃げようとする証拠を掴んでいる中で、アレックスの事を
陥れようとしたけど、反撃が怖いとは思わなかったの
かな。アレックスは自分の事を売る人ではないみたいな
甘さがあるのかな。偽装した指紋を盗まれてしまったけど
後々アレックスが不利な状況でスパイ活動を見つけられた
際に、ジェイデンに罪をなすりつける形で、ガサ入れされ
その指紋が使われたりするのかな。

情報システムを改訂する為に、そのシステムの暗号装置を
作ったとするエンジニアがバーコフの前に現れたけど、
このエンジニアの横柄な態度がまた無性に腹が立つ。
パーシーはバーコフが彼のスキルを奪い取ったことを知ると
あっさりと殺したけど、このエンジニアが何故出てきたの
かもよく分からない。ただゲームをしに来て殺されただけ
のように見えるのが滑稽だった。
こうもあっさり殺されるとなると明日は我が身だと感じる訳
で、パーシーの事を信用する人は居ないよな。恐怖で相手
を支配するパターンなのか。
ちなみにバーコフの過去も語られ、自分の存在を主張する
為に国防総省にハッキングした事で詰まったらしい。その道
では"シャドーウォーカー"という名前が付いている様だ。
エンジニアと技術について話し合う際には、俺はスパイスガー
ルズみたいに見かけ倒しの冴えないヤツじゃないと語る
姿が有った。またサウロンが滅びの山から出て秘密の指輪を
作るように言ったと

さてニキータとオーウェンはチリまて出張。
陸軍のギルとライアンの間には信頼関係があるようだ。
ニキータはライアンに接触して、ディヴィジョンの存在を
ほのめかしつつ、ハメられるであろう事を語る。
案の定スケープゴートにされてしまったり、ニキータたち
はマイケルたちに捕まってしまうも、巧くライアンに取り入り
逃がしてもらうことになった。

そして最後はオーウェンの持つブラックボックスを壊し、
残り6つ+パーシーだと目標を語る。

ロンドンにその一つが有るという事で、またしばらくは
オーウェンは調査のために居なくなるのかな。

■使用された曲

・Scala and Kolacny Brothersの"Exit Music (For a Film)"