ニキータ / NIKITA
(シーズン2)

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26 Aug. 2012
第4話 失われたパートナー Partners

脚本/Kristen Reidel 監督/Dermott Downs
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トルコ共和国・ヴァン
ケリーは看守に追いかけられついに追い詰められてしまうが、
銃を奪うと殺害し逃走を図る。

ケリーは元ディヴィジョンのエージェントであり、ソーニャ
は死んだと思われていたケリーが検索に引っかかったとして
アマンダたちに報告する。
4年前・トルコ刑務所に任務中に捕まっていたが、脱獄していた
のである。アマンダは全員でチームを送り始末すると語る。
その際にはアレックスの協力は必要不可欠だとし、なんといっ
てもニキータがこの件に導いてくれるだろうとのことだった。

ニキータ、マイケル、バーコフもケリーがトルコ発のニュース
で脱走したことを目にする。バーコフによるとケリーの情報は
ブラックボックスには無かった事を語る。マイケルは"ブロー
クンイーグル作戦"で殺されたことになっている事を告げるが
実際にはニキータの脱出劇の際に捕まっていた事を語る。
ニキータに責任を感じさせたくなかった為の措置だったとの事。

トルコ・アルメニア国境
4年前、国境警備隊が2名いる中、そこからニキータは脱出して
ケリーだけが捕まっていた。報告書では、ケリーは君の死を
報告した後一人でトルコに入ろうとして撃たれたのだとパーシー
は言っていたのだという。しかしニキータは橋を渡った際に撃た
れて川に落ちていたのだが、実際にはそこから逃げていたので
ある。あの時、ケリーならば大丈夫だと思っていた事を告げ、
私のせいで4年間も投獄させてしまったとニキータは呟く

アレックスはアマンダに呼びだされると、コチェンコ暗殺では
何が有ったのかと尋ねる。暗殺命令は中止だと言ったのに命令
に背いたとしてアマンダは指摘すると、アレックスはセルゲイ
セマク
は私から全てを奪ったのだとし、その部下のコチェンコ
が死ぬのも当然だとかんがえていた。アマンダはあなたに名誉挽回
のチャンスを与えるとし、ニキータのパートナーであるケリー
を殺害する様命じる。それをして私に何の得が有るのか?と
問うと、セルゲイは寒い時期を嫌っており、1、2ヶ月は暖かい
国で過ごすのだという。その場所は極秘だが、暗殺情報はいつ
でも手に入ると告げる。

一方その頃、ゼトロフ社では、セマクの部下であるグレゴール
アリが呼び出されていた。アリはグレゴールが警護担当して
いたゼトロフの幹部が殺害された件での調査を求められるのでは
ないかとすると、グレゴールはコチェンコ暗殺は単独犯による
ものでなかなか足を掴ませないものだという。セマクがやってくる
とこの件の調査はアリにやらせるとして、ゴーゴリゼトロフ
の活動を支援するために作られたが、君らはコチェンコの殺しを
防げなかったのだという。グレゴールは誰が殺害したのか
必ず突き止めると語るが、その必要は無いとしてセマクはあっさり
とグレゴールを殺害する。アリが昇進だとしてその件の捜査を
指揮するよう告げる。アメリカはゼトロフの進出を快く思っていな
いこと。パーシーは上層部はゼトロフに貸しがあると思っている
ハズで、ディヴィジョンを利用してニコライ殺害を行ったことを
語る。その暗殺にセマクがかかわっていたとするとアメリカ政府
の関与も明らかになるリスクがあるので殺害したのではないかと
いう見解を見せる。

ソーニャはトルコ内のケリーの動きを監視していた。
国境を越えるのであれば東に向かうはずなのに西に向かって
いるとはどういう事なのか。アレックスは恐らく以前に作戦を
していた際のバックアップが何処かに残されているのだろうと語る。
アンカラの隠れ家を拠点として4年前に作戦終了と共にその家を
売り払っている事を知る。アマンダはアレックスに対してローン
と一緒にケリーを始末するよう告げる。アレックスはローンは
亡くなったと思っていたので生きていたことに驚く。
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4年前ニキータがトルコで作戦を共にしていたケリーがトルコ
の刑務所で生きている事を知り、彼女は脱獄し、トルコでは
ちょっとした騒動になっている事が変わる。彼女の存在は
ディヴィジョンにとっては邪魔な存在であることでアレックス
とローンを派遣して始末しようとする。ケリーのことを必ず
助けに来るであろうニキータの後を付ければ確実に辿り付ける
と考えていた。しかしそんなケリーもただで刑務所内から
逃げられた訳ではないことを知っていく。

色々と複雑な関係とその構図が明らかになったね。

今回一番説得力が有ったのは、アレックスの正体がゼトロフ
側にバレてしまったことで、ディヴィジョンの守りが必要
になってしまったということ。ニキータらと手を組んでいく
ことも出来たけれど、アレックスとしてはまだまだ彼女のつい
ていた嘘の家かでは完全には許せないようで、それでいて
彼女にとっては不利な情報には追い込まないところは良い感じ
の流れが出来つつあるのかな。

ドラマではなんと言ってもケリーだ。
突然公に出てきた理由にはやはり何らかの組織が関与している
と思った方が自然で、ケリーは助けることを条件に、ディヴィ
ジョン内の動きであるコチェンコ暗殺者の存在を探していた
ようだ。

ニキータがそんな彼女の様子に気がつかなかったのも、罪悪感
から判断が鈍った部分もあるのかなって感じもする。

しかしローンは生きていたんだね。
そしてまたしてもニキータとアレックスの師弟対決の様な
構図になってしまった。

バーコフ対ソーニャとの対決にこそならなかったけどね。

アレックスにはローンが突いてきたように、ニキータにとって
もマイケルが居る。二人が仲良く手を携えて助け合っている姿
を見てアレックスとしてはどう感じたのだろうね。


ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ "アマンダ" (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
パーシヴァル・ローズ "パーシー" (Xander Berkeley) 組織のドン
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョン

ケリー (Katheryn Winnick) 元ディヴィジョンのエージェント
アリ・タサロフ (Peter Outerbridge) ゼトロフ、セルゲイの部下
セルゲイ・セマク (Peter J. Lucas) ゼトロフの責任者
ローン (Rob Stewart) ディヴィジョンの掃除人(クリーナー)
グレゴール (Allen Altman) ゼトロフ、コチェンコ警備担当者
--- (Hal Tatlidil) Conductor
--- (Marc Bendavid) Press Agent
--- (Sabrina Persaud) Female Diner
--- (Michael Farrell) Officer
--- (Viviana Zarrillo) Homeowner



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