ニキータ / NIKITA
(シーズン2)

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9 Sep. 2012
第6話 父親の足跡 343 Walnut Lane

脚本/Andrew Colville 監督/Nick Copus

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アレックスは黒いサングラスをかけて教会に足を運ぶ。
懺悔室に入るとそこで語りかけるのはニキータとの交信だった。
アレックスは思った通り計画が進んでいない事を告げニキータ
に助けて欲しいと語る。ニキータは潮時ではないかと問うと、
ディヴィジョンから抜け出して一緒に組むことが出来る事を告
げる。ディヴィジョンを選んだのはあなたであり、こういう形
でしか会えないのは仕方が無いという。アレックスはディヴィ
ジョンに居るのはアマンダと取引する為で、セルゲイ・セマク
にかかわることだけを担当しようとしている事を語る。
しかしニキータはアマンダが狙っているのは私たちの持つ
ブラックボックスでしょと告げるが、アレックスは私には
それは不要な物だと語る。しかし欲しいのはブラックボックス
内にあるファイル一つだけだと語る。

パーシーと物々交換をしようと取引されたことを告げ、パーシー
六ヶ月前に敵データを一人一人まとめたものがファイルと
して存在していて、そこにはセマクの情報も有ったという。
暗号化してブラックボックス内に入れたとし、パーシー自身は
頭の中に入っている情報だという。セマクの情報と引き替えに
葉巻・モンテクリスト一箱を要求されたという。アマンダが
パーシーと取引することは許さないがパーシーは黙って居れば
分からないと言われたのだった。

セマクのファイルさえ手に入れば私はアマンダもパーシーも
必要なくなりニキータを追う必要もなくなると語る。
ニキータはアレックスに対して第三の選択もある事を告げ、
復讐を辞めたらどうかとするが、ゴーゴリが私を殺そうとして
おり、セマクにやられる前にやらねばならない状況だという。

マイケルは二人の会話を聞いていた。
ニキータは調べて見るが約束は出来ないと語る。
アレックスが教会に通うのをローンは監視しアマンダに報告
する。

一方バーコフはパーシーが作ったとされる敵リストを調べる
と確かに心理評価と写真などが掲載されたものがあるが、
セマクのことに関しては、セマクがパーシーに電話口で切れて
電話している会話の録音データくらいしかないという。寧ろ
別のファイルで興味深いものが有ったと告げニキータの心理評価
と両親に関するファイルだという。里親のことなどどうでも
良いとするニキータだが、バーコフは生みの親のことだと語る。

アマンダはパーシーの元にいくと、アレックスはニキータに
接触させたのは貴方の作戦でしょと問う。パーシーは意外と早く
ニキータを捕まえられる事を告げ、24時間以内の彼女の行動な
らば現れる場所が予測できるというものだった。パーシーは
アマンダに取引しようとして、私は日の光を浴びることの出来る
地上のシステムに移して欲しいと語る。

ニキータはファイルを見る。
ニキータの国籍はベトナム社会主義共和国で出生証明書が
入って居た。1983年1月23日生まれ。母親はAhn Pham (deceased)
と書かれていた。父親の欄には何も書かれていなかった。
里親によると母親は私が生まれてすぐに亡くなったと聞かされた
のだという。更に調べていくと父はライバットと書かれていた
マイケルによるとライバットとはCIAの古いコード表示で
機密扱いの意味だという。
ニキータはディヴィジョンを辞めて真っ先に行った事は
両親を捜した事を告げそれでも全く成果がなかったという。
それを聞いてバーコフは言いずらそうに、出生記録は消した
のは僕だと告げ、ディヴィジョンでそのような作業をしていた
事を語る。バーコフはもうCIAへのバックドアは存在しないので
情報にアクセスするのは不可能だとすると、ラングレーで
直接潜り込むと語る。
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アレックスはニキータと連絡を取り、セマク捜査に於いて行き
詰まって居る事を告げ悩みを吐露する。決して自分はディヴィ
ジョンに居たいからいるのでもなく、ニキータと対決する
為にいるのではなく、全ては父親の敵であるセマクの情報を
得て彼らが雇う殺し屋のゴーゴリから身を隠すための手段で
有る事を知る。そんな中、アレックスから頼まれたファイル
を調べていく中でニキータの記録がブラックボックスには
存在している事が分かる。そこにはニキータの知らない両親
の情報が書かれていた。

しかしまぁ歴戦の工作員がこんなにも簡単に信じて、心の内
を話す者なのかなという感じ。全く可能性がないとは言えない
けど、彼らがやりとりの中でも語っていた様に、僅か一日
という状況の中で家族がどうとかいう問題に、かなりの
うさんくささを感じた。

ニキータの過去の映像では、ほぼ狂犬のような状態だった。
あれだけのデカイ男を倒すのは流石だなと思うけど、
ニキータにしてもアレックスにしてももの凄く細いので
力で対応出来るというのは結構違和感がある。その違和感
を上手くスピード感溢れる映像とカメラのテクニックで
カバーしている感じ。

アレックスがローンによって尾行されていることからも
嫌な予感はしていたけど、ローンたちはリチャード邸を
襲いボートに向けて発砲した歳には、殺そうとはしていなか
ったということか。

容易に信じたニキータがバーコフの隠れ家にまで足を運んで
しまったので相当ヤバイなと思わせたけど、案の定危機的状況に
なった。ブラックボックスが欲しいので安易に殺害しなかった
のかもしれないけど、今回のアレックスは相当隙が有ったので
ヘタすれば殺されることも有ったのかも。事実マイケルが
銃弾を浴びていたけど、チョッキの上に当たったのかな。

完全に誘導させられたアレックス、そしてニキータ。
この辺は求めるものが何なのかを相手に掴まれていることが
弱点もなっているようだ。

酒の席でニキータがマイケルの子供の件で秘密を持つこと
に対する罪悪感からリチャードに吐露していたけど、
ローンたちは無線で聞いていなかったのだろうか?


最終的にはこの施設を放棄しなければなくなった。
その方法がまた空爆させるというのだからただ事ではない
ね。
マイケルに子供がいると知ったけど、今後関わろうとすれば
狙われる率が高くなるし難しい決断かも。

■検索用キーワード

・メリーランド州カレッジパーク
・ウォールナット通り343
・2004年9月、ニキータ、教官と喧嘩、半殺し
・ビファーズキス 1本1万ドル


ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ "アマンダ" (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
パーシヴァル・ローズ "パーシー" (Xander Berkeley) 組織のドン
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ローン (Rob Stewart) ディヴィジョンのクリーナー

リチャード・エリソン (David Keith) 偽ニキータの父、ディヴィジョン
デール (Noah Cappe) CIA記録保管庫
--- (Adrian G. Griffiths) Trainer
--- (Kathy Imrie) Lady
--- (Emerson Wong) CIA Guard


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