ニキータ / NIKITA
(シーズン2)

http://nikita-tv.jp/introduction/





January 13, 2012
第13話 クリーン・スイープ Clean Sweep

脚本/Kalinda Vazquez 監督/Brad Turner
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オーバーサイトとしてはディヴィジョンの組織に対するクリーン
スイープを実行しようと語る。パーシーがディヴィジョンを
創設した際にオーバーサイトは安全装置を作らせたというもの。
換気システムにVXガスのタンクが仕込まれていてスイッチを
入れれば20分でディヴィジョンは死体の山になるのだという。
しかしニキータのお陰でもうディヴィジョンは必要なくなった
とのことだった。一方アマンダはパーシーに対してここからの
脱出は無理だと語る

マデリンたちの元にパトリックらガーディアンが占拠する。
標的はオーバーサイトだった事を知る。パーシーを解放しないと
オーバーサイトを皆殺しにするとしてアマンダに連絡する。
アマンダは大歓迎だとするが、応じなければディヴィジョンに
対してクリーン・スイープを実行するという。それは良い
作戦とは思えないとし、パーシーも一緒に死ぬことになると
語る。

一方ニキータたちに捕らえられたショーンは、オーバーサイト
はディヴィジョンに対してクリーン・スイープを決行しようと
している事を語る。母たちはどこからでもそれを起動できる
事を語る。しかし換気システムに行けば解除は出来るとし
パーシーは何か策をうっているハズだと疑う。アマンダは
換気システムが爆弾が設置してある事を知り、すぐに爆弾処理班
を呼んでドアに仕掛けられた爆弾を外すよう告げる。

アレックスはクリーン・スイープを止める方法があるハズだ
と告げる。ガーディアンを倒すしかないとするが、しかし
結果としてディヴィジョンを救うことになるのではないかと
ニキータに問う。ニキータは私たちのやり方で全てを終わらせたい
のだとし、オーバーサイトの場所を教える様ショーンに聞く。
するとあそこに入るには俺が必要だとして一緒に付いていく
事を語る。

ゲーツハウス・オーバーサイト
ブルースはパトリックとティムに対して、銃口を向けている
のは我が国の要人だとして、無礼な行動を止めさせようと
する。しかしパーシーには何か作戦があるのだろうというラムジー
はパーシーに裏切られた事を語る。

一方アマンダはパーシーの前に行くが、爆弾処理班のフェルペス
では解除するのに2時間はかかるぞと告げ、ガーディアンたち
の要求をのんだらどうかと告げる。
ディヴィジョンは渡さないというアマンダはパーシーを解放する
のでクリーン・スイープを辞めさせることが条件だという。
交渉の成功には共に多少の妥協は必要でしょと告げ、命を救う
変わりに私にディヴィジョンを譲ることだと語るアマンダ。

バーコフは電気系統の配線には全て関わってきたのでクリーン・
スイープなど仕掛けがついている筈は無いというが、ジェネレ
ーターが置かれている事を知る。ミサイルサイロで使われてきた
もので、現場にいって操作すればクリーンスイープも防げるハズだ
という。アレックスは私がディヴィジョンに戻りそれを解除して
くると告げるが、オーバーサイトがいつクリーンスイープを起動
するか分からないので危険だと語る。しかしアレックスは
私がパーシーの罠に引っかかり金を引き出したことが発端で
ガーディアンが始動し始めてしまった事を語り、行く義務がある
と語る。そしてディヴィジョンに入れるのは私だけだと語る。

一方ニキータたちはオーバーサイトの動きをなんとかしようと
してゲーツハウスに乗り込むことを計画していた。
しかし相手はガーディアン二名にアマンダのチーム、更には
海軍の特殊部隊員が周りを警備しているのだとしてマイケルは
難しいのではないかという。しかしニキータは正体は分かって
いるのだからなんとかなることを語る。

ゴーゴリ本部・ブライトンビーチ
アリセマクを呼ぶと、バーゼルで見失ったガーディアンを
ようやく追跡することに成功したと語る。アムステルダムの映像
から二人のガーディアンは列車でブリュッセルにいくと、
プライベートジェットを使いニューアークに出たという。
現在はアレックスよりもブラックボックスの方が大事だとして
強襲チームは全てガーディアンの方に集中させるよう説得する。
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ディヴィジョンの制御が不可能になったと見てオーバーサイト
はディヴィジョンをクリーン・スイープで殲滅させようとする。
過去ディヴィションを作る際にオーバーサイトはもしもの時
が有った時の事を考えて、換気システムにVXガスが設置して
有り、実行すればあっさりディヴィジョンの構成員たちは
亡くなる事を聞かされる。逆にオーバーサイトのところで
パーシー側もガーディアンを連れてきて、脱出のために
利用・取引しようとしていることが分かる。

全軍入り乱れた状況で、何やら何か分からない状態だった。

このドラマ、昨日の敵は今日の友という展開が意外に多く、
まさにそれを体現している感じの事態が起きている。

今まで殺そうとしていたものと利害が一致するというだけで
手を結ぶというのはちょっぴりリスキーな感じがするし、
そんなに信頼関係もない状況の中で、互いのことをどれだけ信用
していくのか。命がかかっている分だけ信用すべきものが有る
けど、共通の敵を見出しては、コイツらを殺すよりも先に殺す
べき相手がいるってところだろうか。

パーシーは相変わらず食えないところがあったし、オーバーサイト
も馬鹿じゃない。
そしてその隙間に入り込んでくるゴーゴリという構図がまた
如何にもな感じがしたけど、ゴーゴリの弱さと都合の良すぎる感
はまさに道化師のような状況になっている感じ。

マデリン議員たちはニキータたちに大統領恩赦を与える変わりにまた
ディヴィジョンなりパーシーを追い詰めていくことになるのか。
議員とは口約束なので、死んで反故になるってパターンが
如何にも起こりそうだ。

パーシーの変わりにアレックスがあのカプセル内に入り込んで
しまったり、ローンとアレックスの戦いがあったりと興味深かった
けど、取りあえず、アマンダとゴーゴリの繋がりはともかく、
パーシーとディヴィジョンが離れた存在になったので、また
ドラマも見やすくなるかな。
問題はアマンダがゴーゴリと手を組む中で、セマクを殺して
父親の帝國をアリと協力して手に入れようとしている感じ
だけど、また同じこととの繰り返しになっていきそうだね。

パーシーが逃げる際にみんなに恩知らずが・・・って下りが
有った。そしてゲーツハウス(独立戦争時代の隠れ家)で
パーシーがマイケルと再会した際に、パーシーがマイケルに対して
恨み節のように「理由なき反抗」のつもりかとして、(ジェームズ・
ディーンに)髪型も似てるじゃねーかみたいな口ぶりをしている
ところが笑えた。

■検索用キーワード

・Caught By the Light by The Boxer Rebellion


ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ "アマンダ" (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
パーシヴァル・ローズ "パーシー" (Xander Berkeley) 組織のドン
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ローン (Rob Stewart) ディヴィジョンのクリーナー

マデリーン・ピアース (Alberta Watson) 上院議員、シューンの母、O.S
パトリック・ミラー (William deVry) フランスのガーディアン
フィリップ・ラムジー (Dan Lett) オーバーサイト
ロジャー・トレントン (David Collins) オーバーサイト
ブルース・ウィニック (Harris Yulin) オーバーサイト
ティム (Jason Gosbee) ガーディアン
ダレン・スモールズ (Brandon Thomas) ガーディアン

アリ・タサロフ (Peter Outerbridge) ゴーゴリ指揮
セルゲイ・セマク (Peter J. Lucas) ロシアの企業
フェルプス (Milton Barnes) ディヴィジョン・爆弾処理
--- (Allen Keng) Phelps' Assistant
--- (Robin Kasyanov) Gogol Team Leader
エリック・ローレンス (John Stead) ディヴィジョン、パーシーを送迎



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