ニキータ / NIKITA
(シーズン2)

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January 13, 2012
第14話 野に咲く花 Rogue

脚本/Juan Carlos Coto 監督/Marc David Alpert
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シャスタズラウンジ、ニュージャージー州・ニューアーク
午前2時5分。パーシーは店から出てきた刑事のピーターズの前
に現れる。突然パートーは携帯で911に電話すると、残虐な
殺人が起きたと告げる。被害者はニューアーク警察の刑事だと
いう。ピーターズはそんなパーシーを警戒して捕まえようとす
るが、ローンが彼の事を射殺する。

ニキータとマイケルは武術訓練をしていた。
組んず解れつする中で、二人が顔を近づけ合っているとアレックス
がやってくる。ディヴィジョンの監視をなんとか振り切って来た
つもりだが、長居は危険なので10分で出て行くという。
ニキータがここに呼んだ事を告げると、アレックスからディヴィ
ジョンの現状を聞く。組織は完全にアマンダが支配しており、
肩で風を切ってモデル気取りで歩いているという。オーバーサイト
が消えた為に好き放題だという。現在は何もしておらず、情報
の操作をしているとのこと。

そんな中マスコミでは、ゲーツハウスで起きた事件について報道
していた。ロジャー・トレントン教授、ホワイトハウスアドバ
イザーであるフィリップ・ラムジーブルース・ウィニック
提督が殺害され、唯一の生存者はマデリン議員だったという。
未だに世間はオーバーサイトの存在にさえ気が付いていないと
し、報道では一連の件は反政府主義者によるテロリストの仕業
ということになっているのだという。アマンダからはディヴィジ
ョンのことを専門店だと考えるべきだといわれたとし、最も
重要な任務を請け負うのだという。そんな中、一つ準備中の
任務があり、私の母をロシアから救う手伝いをしたいと言ってき
たのだという。断れる訳もないとする中、ニキータはその
話には乗った方が良いと語る。敵は抱き込めというでしょ
と告げると、先ずはアマンダらの真意を突き止めることが優先だ
という。狙いはゼトロフだろうというアレックス。計画を
変えたい時はその時に考えれば良いとし、今は利用すれば良い
のだと語る。

そんな中バーコフは現在システムのバージョンアップを試みて
いた。アクセスを試みようとしてくるものがいるためだという。
そのパソコンから反応が有り、ニキータのニュースが流れて
いるとのことだった。
ニュース映像を見ると、ニキータという麻薬常習者が10年前に
エドモンズ刑事のパートナーだったエリック・デロス巡査
殺害し、死刑を執行したということが引き合いに出され、今回
その相棒であるエドモンズが殺害されたことを受けて、何者
かがパトカーに"ニキータに捧ぐ"とするスプレーでの落書きを
施したというものだった。未だにニキータの信奉者がいるという
アンカーの報道を受けて、ニキータはパーシーによる仕業だろう
事を告げる。

ニキータは10年前のことを思い出していた。
麻薬の常習者だったニキータのことを個人的な施設で保護して
くれていたカーラ・ベネットサミーのことだった。
パーシーは私に揺さぶりをかけているようだと語る。

そんな中ピアース議員のオフィスに電話が入る。
電話はパーシーがマデリンにかけたもので、秘書のアリソン
に対して、ディヴィジョンの古い友人が心配して電話したと
伝えればマデリンも出てくれるだろうと語る。

マデリンは電話に出る中、ニキータにも連絡を取ってくる。
現在パーシーから電話がかかっているとのこと。
ニキータはマイケルたちに逆探知出来るかと問うと、マデリン
を経由し、パーシーがニキータと話したがっているという。
ニキータはパーシーの電話に出ると、一体何が狙いなのかと問う。
私たちは同じハグれ者だろうと告げると、ニキータはアマンダ
よりも殺したい人間は貴方だと語る。パーシーは私は違うと
告げアマンダを倒してディヴィジョンの秩序を取り戻したい
のだという。だが君のその執念深さによって邪魔された事を告げ
る。私の大事なものを奪われたので私も君の愛するものを奪う
と告げると、カーラ・ベネットのことを口にする。あの女は
私を見捨てたのだというニキータだが、パーシーは君をドラッグ
の中毒から更生させた人物だと告げ、私は君以上に君の事を
知っているのだと語る。見つかるわけがないとするが、全勢力
をかけて捜し出すと語られる。
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オーバーサイトはディヴィジョンとゴーゴリとパーシーの息の
かかるガーディアンによって倒され、マデリンを除いて殺害
される。パーシーはアマンダとの駆け引きに勝ち、閉じ込められ
ていたディヴィジョンからの脱出に成功。そして事態は次の
ステージへと進んでいく。

新たに登場することになるカーラという名の女性の存在。
ニキータの事を10年前にドラッグからの更生を手助けして
くれていたが、パーシーとの繋がりがあり、そしてアマンダ
からは最優先暗殺者リストとして登録されている人物だと
いうことで、カーラとは一体どんな人物なのかということに
迫っていくエピソード。

パーシーはニキータを罠にはめるが為にカーラを使った作戦
に出たのかと思いきや、実際にはカーラと接触するために
ニキータを利用しておりターゲットになっていた事を知る。

ニキータがディヴィジョンに入る前の10年前のエピソードと
言うことでとても興味深いシーンでは有った。
ドラッグ中毒で鼻ピアスをして髪の毛が緑色した人という
ことで、ジャンキーはなんで髪の毛をそういう色に染めたがる
のかって感じだけど、悪徳警官によってそれら事件が
起きていた事を知る。

ニキータたちが議員に逢う際にはローンが盗聴している姿が
有ったり、パーシーの心臓にはペースメーカーが埋め込まれて
居る為にその信号をキャッチされて居場所を特定されたり
と、互いに弱点を露呈した格好だった。

アレックスがニキータからの頼みでパーシーのペースメーカー
の信号を掴もうとしてディヴィジョンで密かに活動をする
という構図はシーズン1の頃を思い出させる感じがする。

アマンダは何故カーラに固執しているのだろうか。
10年前にニキータに殺された相棒警官の件で、彼には家族が
いると語っていたので、その家族の一人がアマンダなのか
と思っていたけど、最終的には彼女がディヴィジョンの
創設者だという事が判明する。
その割りに浮世離れしたような生活をしていたり、ディヴィ
ジョンの件をまるで知らない事のように語っていたけど、
果たしてどんな因縁の関係に有るのだろうね。

パーシーはディヴィジョンを取り戻したいだけなのだろうか?
そろそろパトリックとローンだけでは流石に辛い気がする。
ペースメーカーを入れたお爺ちゃんがそこまで頑張ることも
無い気がするんだけどね。

カーラはローンのことを良く知っていたというのも驚き
だったな。

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ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ "アマンダ" (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
パーシヴァル・ローズ "パーシー" (Xander Berkeley) 組織のドン
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ローン (Rob Stewart) ディヴィジョンのクリーナー

マデリーン・ピアース (Alberta Watson) 上院議員、シューンの母、O.S
パトリック・ミラー (William deVry) フランスのガーディアン
アリ・タサロフ (Peter Outerbridge) ゴーゴリ指揮
セルゲイ・セマク (Peter J. Lucas) ロシアの企業

カーラ・ベネット (Erica Gimpel) 10年ニキータを更生させた
ピーター・エドモンズ (Thomas Mitchell) 捜査官
サミー (Rhys Ward) カーラと共にニキータを支えた
エリック・デロス (Michael Xavier) 捜査官
アリソン・ペイジ (Gia Sandhu) マデリンの秘書
--- (Darrin Maharaj) Local Anchor



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