ニキータ / NIKITA
(シーズン2)

http://nikita-tv.jp/introduction/





January 13, 2012
第15話 宣戦布告 Origins

脚本/Albert Kim 監督/Michael Robison
--------------------------------------------------------
7年前に死刑囚だったニキータの事を助けたカーラ・ベネット。
ディヴィジョンに入るまでの人生で唯一信用出来た人物だった
がニキータは彼女がパーシーと精通している事を知る。
その件で問い詰めるとなんとディヴィジョンの原型を作った
のはカーラだという事を聞く

1988年、ディヴィジョン。
かつてミサイルサイロだった場所にパーシーはカーラを連れて
いく。セキュリティも万全だし、人目にも付きにくい場所。
ここでこれまでの活動を行おうとパーシーは声を掛ける。
しかしこれは今まで話をしてきた規模と違い過ぎるとしてカーラ
は懸念を示していた。

ニキータはディヴィジョンに連れて行かれた日に、「私」と
いう人格を奪われたことを話す。カーラとの記憶だけが私の
心のより所だったこと。当時私が逃げているホントの理由を
話す事は出来ない状態だった事を告げるが、少なくともニキータ
に嘘を付いてきたことはないと語る。それならば何故あんな
邪悪な組織を作ったのかと問う。カーラは社会から放り出された
人を救う為に奔走していたこと。死刑囚に第二の人生を与える
ということをしてきたが、その計画を歪めたのはアマンダなの
だという。私のことを殺害しようとしたのだという。

一方その頃ニューヨークのウィックランドホテルでは、
ある記者会見を行われようとしていた。アマンダとアリは
記者会見場でセマクの警護をしていた。カーラについては
必ずすぐに見つけると語る。カーラはニキータの元にいること
を告げ、君の秘密がニキータに伝わるのも時間の問題だという。
そうなればセマクは人を送るまでもなく自ら私の頭に銃弾を
打ち込むようなものであり、不本意な犠牲を強いることになる
というアリ。

アレックスとソーニャはアマンダは何故カーラ探しにこんなに
も躍起になっているのかと問う。みんな休み無く捜索している
のでクタクタの状態だという。

そんな中記者会見場ではゼトロフがニューヨーク進出の足がかりに
ユルセアーズを買収することが発表されることになっていた。
ゴーゴリの警備主任が辞めてからの責任者はアリになっている
事を知る。

バーコフはアマンダについて調べているが弱点が見つからない
事を語る。カーラは一体アマンダの何を掴んでいるのか。
今執拗に追っているのは何かを恐れているからであることは
明らかだった。

バーコフの元にアレックスから電話が鳴る。
これからアレクサンドラ作戦を開始するという知らせだった。
私がアイアンマンだと発表しにいく気分だと語る。ニキータ
はアレックスに対して私が付いているので心配するなと語る。
カーラはしかしどうやって今後アマンダのことを問い詰めて
いくのか。アリックスにアマンダから秘密を聞けるように説得
したらどうかという。しかしニキータはそれは危険だと告げ
カーラの記憶が頼りだと語る。

アマンダはアリに対して、カーラさえ現れなければ私が今頃
帝國を支配するハズだったとして憤りを露わにする。
アリはゴーゴリとして使用出来る金は3億ドルに及ぶものなの
でセマクにアレックス殺しの罪を着せてゼトロフを混乱に陥れ
れば金を奪える事を語る。二人で幸せになろうというアリ。
もしもアレックスを救おうとすれば私が破滅するというアリ。

1996年、ニューヨーク、ハミルトン刑務所
1999年、シティスクエアホテル。
--------------------------------------------------------

ニキータは唯一の恩師であるカーラからディヴィジョン創設者
の一人であり、パーシーと共に計画・プログラムを実行しよ
うとしていた事を知る。創設時の理念をねじ曲げたのは事業が
軌道に乗り始めた一年後にパーシーが連れてきたアマンダに
よるところが大きく命を狙われたという。
一方アマンダはそんなカーラを探す中で、アリと共にセマク
を倒してゼトロフ帝国を奪おうとしていたが、アレックスが
ウディノフの後継者であり生き残りであることをマスコミの
前で主張したことで事態は一変していく。

なんだか事態が複雑化していて状況としてはよく分からない
ところに来ている感じ。
アマンダはアリとの件で昔から精通していた人物である事が
バレると不味いことになるとしていたけど、それがバレル
ことで一番有利・不利に立つのが誰なのかイマイチよく
分からなかった。

ディヴィジョンという組織を巡り、違う信念が存在すること
が判明し、そもそもパーシーの理念自体も相当歪んでいた
気がするけど、アマンダの理念に共感出来るかどうかの
問題もパーシーのそれとは何が違うのかということが
イマイチ分からない。

アマンダがロシアを抱き込もうとしていることや、パーシー
にとってもゼトロフは邪魔な存在だということも有り、
表舞台に立つアレックスが今後色んなところから狙われて
しまうことになるのか心配するところだけど、まずはニキータ
たちは何処からてを付けていけば良いのかな。

今回はほぼパーシーの影はなかったのに、それでもこんなに
事態が混乱する状況だったね。

アレックスを巡り、アリにとっては殺害しなければならない
相手との認識が有ったけど、アマンダにとっては殺害したく
ない相手だとしては思うので、その辺の思惑の違い
なんかも面白く展開が左右していくのかも知れない。


■検索用キーワード




ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ "アマンダ" (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
パーシヴァル・ローズ "パーシー" (Xander Berkeley) 組織のドン
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ローン (Rob Stewart) ディヴィジョンのクリーナー

マデリーン・ピアース (Alberta Watson) 上院議員、シューンの母、O.S
パトリック・ミラー (William deVry) フランスのガーディアン
アリ・タサロフ (Peter Outerbridge) ゴーゴリ指揮
セルゲイ・セマク (Peter J. Lucas) ロシアの企業
カーラ・ベネット (Erica Gimpel) 10年ニキータを更生させた

ブライアン (Sean Bell) カーラが助けた人
--- (Rogan Christopher) Gogol Tech
--- (Darrin Klimek) Gogol Hitman
ハリエット・ジェニングス (Lisa Berry) 記者
--- (Ricky Sethi) Division Agent
--- (Dalton Derek) Division Waiter
--- (Adrian Griffin) Reporter
--- (Inanna Sarkis) Journalist



inserted by FC2 system