ニキータ / NIKITA
(シーズン2)

http://nikita-tv.jp/introduction/





March 16, 2012
第16話 迫られる選択 Doublecross

脚本/Kristen Reidel 監督/Eagle Egilsson
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ディヴィジョンの工作員が次々と何者かによって殺害される
事件が発生する。ソーニャメイソンを指揮してポールの救出
チームを作るが結局殺害され発見される。しんも地元の警察が
向かっており、何者かが仕組んだものだと分かる。
ディナこの3日で4人目の被害者だとして、ニキータがして
いることなのではないかと告げる。しかしアマンダはこれは
ニキータによる犯行ではないと否定しつつ、ディヴィジョンの
工作員を狙う殺人犯は必ず見つけ出すので今はゼトロフ作戦
方に集中するよう告げる。ディナはそんなアマンダに対して
部下が亡くなっても良いのかとして不満を訴える。

--- モスクワ ---
アレックスはウディノフ邸にいた。
ニキータに電話すると、アレックスは自分は母・カティアさえ
助けられればそれで良いのだという。それもあと2日で終わる
こと。しかし母が一緒に来る保障は無いのではないかとして
ニキータは心配するが、説得するという。カーラはニキータが
ディヴィジョンのアマンダに協力していることを見て、もう少し
全体を見て行動すべきだと語る。ゼトロフがアリの手に渡れば
彼女は何十億の資産を手にいれるようになること。そこで新たな
問題が発生するという。時には大義の為に個人の思いを後回しに
しないといけないことを訴えるが、ニキータは愛する人を守って
こそ大義が果たせると反論する。
そんな中マイケルはバーコフがある情報を掴んだとして、
カーラを抜きにして話がしたいという。3州の州境で3人の
ディヴィジョンの工作員が殺害されている件のことだという。

カーラはパーシーに電話するとアマンダが計画を進めていること
を告げ一刻も早く奪い返して欲しい事を告げる。パーシーは
ローンとパトリックを送るが、今はじっくりと事の成り行きを
見ていれば良いのだという。アレックスに肩入れすれば首を
絞めることになるのだという。

4人目の被害者が発見された事を受けて、ディヴィジョン狩り
が始まったのか?とニキータたちは話合う。
パーシーがゴーゴリの件で大騒ぎをしたのでセマクが私設軍隊を
つくっていた事が有ったが、あの時パーシーに命じられて
マイケルがエージェントを選んだことがあるのだという。現在
その人物が殺害されているので次のターゲットは見当がつくと
いう。オーバーサイトの壊滅、パーシーの解放、反乱の期は
熟しているとすると、ニキータはそんなディヴィジョンの工作員を
助ければ味方が増えるかもしれない事を語る。

ディナに接触しようとするニキータたち。
しかしディナたちを襲いに来た人物によって銃撃戦になる。
ニキータは覆面の男と戦うことになるが、力からしてゴーゴリ
ではなく、ガーディアン・パトリックだと語る。ディナは
彼らによって連れて行かれてしまう。

パーシーはディナを尋問するがわざと逃がしてディヴィジョン
にはゴーゴリが襲ったようにディナに思い込ませていた
しかしニキータは黒幕はパーシーであり、エージェントたちが
アマンダに不信感を抱くように仕向けている事を知る。
アリとアマンダの仲をパーシーが知ったのだろうというと、
カーラは私も最近思い出したばかりなのに知るハズはないと
否定する。しかし別ルートで知ったのだろうとニキータは語る。
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ディヴィジョンの工作員が次々と殺されていく中で、アマンダ
がその事実を知りながらも、なかなか犯人捜しをしようとせず、
自分が計画しているゼトロフ作戦を優先している姿に不満を
持つ部下たち。ディヴィジョンを恨んでいるニキータが工作員
を殺さしているのではないかとされる中、実際にはゼトロフが
殺しているよう見せかけ内部分裂を起こそうとしているパーシー
による仕業であることが分かる。

なんだか色んな流れが入り交じって、どちら側に付けば良いのか
分からなくなりそうだね。

ニキータにしてみればみんな敵なのかもしれないけど、ディヴィ
ジョンが混乱するほどに自分の味方に付く人物が出てくる可能性
が有る為に、期待させるところも有った。

なんといっても今回はバーコフがカーラを撃たねばならない状況
を描いたことかも。
何れニキータにとってカーラの存在が邪魔にはなるとは思って
いたし、突然浮浪者のような存在だった彼女が、当初の理念の
下で更生プログラムとしてのディヴィジョンの復活を願っていた
けど、組織化させることは相当危険な感じがするしね。

ニキータは人数が少ないとはいえ、バーコフとカーラを二人きり
にしたという辺りがちょっと罪作りな感じがするし、こうなること
はある程度は予期出来ていたのではないのかな。

バーコフは人を殺めてしまった。
テック役である彼が現場に立って銃を持つというシーンは殆どない
ので、人の生死を直接下したことはないのではないかと思うけど、
元々ディヴィジョンにいて酷い作戦にも荷担されていただろうので
精神的には大丈夫だと思う。ニキータを今では崇拝していて、
"ニッキー"と呼ぶ姿も印象的だ。

悪意はないとはいえ理念のために、ニキータの恩人さえもいつでも
情報を敵側(パーシー)に流していることを知って、マイケルも
自分の甘さに気が付いた様だ。写真を手にしているだけで危険だ
としていたけど、なんと皮肉な事に、ゴーゴリ側が仕込んでいる
潜入工作員はコードネーム"オハトニック(ハンターの意味)"の
イギリス諜報員のカサンドラであること。まぁマイケルのことを
調べられていて、子供をネタに強請られているのかも知れないし
元々マイケルの子供だとされていたけど、そうではない感じもする
し、正直ニキータとマイケルを願う人にとっては、カサンドラと
間の子供・マックスの父がマイケルではない方が都合が良い
ことは明らかなんだけどね。更に言えば、アレックスがゴーゴリ
の手から守ってもらっているように、カサンドラも元々は大統領夫人
故に反政府組織のものたちに命を狙われている可能性が有るので
それなりに大きな傘の下に入る必要は有るのかも。

ライアンが救出されたということと、ガーディアンの生き残りだった
パトリックの殺害に成功したこと。そしてオーバーサイト・ショーン
が懸念していた最後のブラックボックスの消去に成功したという所
もまた今後の新展開の幕開けを感じさせるのかな。


ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ "アマンダ" (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
パーシヴァル・ローズ "パーシー" (Xander Berkeley) 組織のドン
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ローン (Rob Stewart) ディヴィジョンのクリーナー

マデリーン・ピアース (Alberta Watson) 上院議員、シューンの母、O.S
パトリック・ミラー (William deVry) フランスのガーディアン
アリ・タサロフ (Peter Outerbridge) ゴーゴリ指揮
セルゲイ・セマク (Peter J. Lucas) ロシアの企業
カーラ・ベネット (Erica Gimpel) 10年ニキータを更生させた

ライアン・フレッチャー (Noah Bean) 元CIA捜査官
ディナ (Romina D'Ugo) ディヴィジョン
メイソン (Dwain Murphy) ディヴィジョン
ハリエット・ジェニングス (Lisa Berry) 報道官
ワイアット (Andrew Hinkson) 捜査官
--- (Chris Anton) House Guard



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