刑事ナッシュ・ブリッジス Nash Bridges (1996-2001) シーズン2 製作総指揮：ドン・ジョンソン、カールトン・キューズ

第3話 ケリーの秘密 THE BROTHERS McMILLAN

脚本／Reed Steiner、Jed Seidel 監督／Kenneth Fink
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マクミランファミリーのNO.2のパトリック・マコーリーが何者
かによって殺害される。7年ぶりにコナー・マクミランがアイル
ランドからアメリカに来た時に起きた事件故に、関連性を探る。
コナーの父・コーリックはサンフランシスコ一帯を牛耳る
マフィアのボス。コーリックには長男ケビンと次男コナーが
居るが、NO.2の死によってファミリーの跡取り問題に火がつき
そうな様子だった。コナーは1989年にニック・キャリー刑事を
殺害した第一容疑者としてあげられたが、直前になって裁判で
証言しようとしていた人物が居なくなったことを受けて検挙に
は至らなかった。マクミランファミリーには、ホレス・アトウ
ッドという弁護士が居る。SFPDは、上手い行けば刑事殺しの
容疑者の検挙と同時に、ファミリーを廃業に追い込めると期待
する。

最近ナッシュは元妻・ケリーとの関係が良好だった。
先月はケンカも言い争いもなく平穏な生活だったこともあり、
ヨリを戻すことも考えているというナッシュ。

ナッシュとジョーはそんな会話をしながらコナーの事を尾行
する。彼は花を買い、女性と会う様子。一昨日アメリカに着い
たばかりなのに、女性とデートするのも不自然ではないか?
と疑う。しかしそんなコナーが逢っていたのは、なんとナッシュ
の元妻ケリーだった。

ジョーはナッシュの元にコナーが泊まった時の通話記録を持って
いく。ケリーに対して47分間会話している事が分かる。
そんなケリーはナッシュの職場に来ると、ランチをしないかと
彼を誘う。しかしナッシュは忙しいとし、6時にル・ココ・トレス
で飲みながら離そうという事になる。
彼女はホワイトボードに貼られていたコナーの写真を目にして
いたが、見て見ぬフリをしていた。一帯二人にはどんな関係が
有るのか?

ジョーはバーの共同経営者のMrs.ナシターに呼び出されてバー
へと向かう。

一方ナッシュたちはコナーがコーリックのパーティーに出席
することを知って動きをマークしていた。会話を探るために
エバンをウェイターとして潜入させるも、末期癌を患う
父・コーリックの元に、コナーとケビンが集まる姿こそ確認
出来るが会話までは分からなかった。
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7年ぶりに来米するマフィアのファミリーの次男・コナー。
コナーは89年の警察官殺しの一件にも関わっており、この機会に
ファミリーの家業を一網打尽にしたいと考えるが・・・

ナッシュの元妻・ケリーが今回コナーと精通しているという事
で実に気になる話だった。そもそもコナーという人物がどんな
人物なのか分からないこともあって、ケリー自身が犯罪の片棒
を担いでいないかとか、この継承者争いに巻き込まれるのでは
ないかと不安にさせられるものが有った。

冒頭からナッシュがご機嫌にケリーとの関係が上手く行っている
とした事で後半に向けた不幸のスイッチが入った感じだよね。

正直コナーーの兄・ケビンが何故これほどまでに周りの人たち
を殺していくのか理解できないものがある。
NO.2を殺害するのは良いとしても、父や弁護士を殺害する必要
は有ったのだろうか?

ジョー周りのエピソードは相変わらず共同経営者のナシター関連。
店の売り上げの500ドルが紛失しているとのペペの報告を受けて
彼自身が調査をし始めること。
最後にゴツイ大男が店の売上金を強請っていたというのが
結論だけど、ジョーが刑事である事や、ナシターの夫が悪名を
とどろかせているチンピラだったという事もあって、面白い逆転
の構図があった。

それにしてもケリーはコナーとかつて恋人関係にあったのね。
しかも子供・ミーガンまで出産していた事実。
二人がヨリを戻したと言うことは、ケリーの登場は今後無くなる
のかな。

ジョーの店のオカマの会計士をしていたPatrick Fischlerは
ドラマ「LOST」のフィル役の人だね。「マッド・メン」では
ジミー・バーレットほ演じている。