刑事ナッシュ・ブリッジス Nash Bridges (1996-2001) シーズン2 製作総指揮：ドン・ジョンソン、カールトン・キューズ

第6話 大列車強盗 NIGHT TRAIN

脚本／Gay Walch 監督／Vern Gillum
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ナッシュたち特別捜査班の職員達は夜の町に繰り出す。
今日はダニー・ムーアのバチュラーパーティーに出席して
馬鹿騒ぎを起こしたのである。
帰りにハーベイの車で帰宅しようとするが、路上荒らしは
ハーベイの車のタイヤを全て持って行ってしまい車では帰れ
なくなる。仕方なく列車で帰ろうと言うことになる。

刑事のイブはアラスカ署へと転勤することになっていた。
イブはナッシュに対してとうとう私の家に一度も来てくれなか
ったとし、一度くらい家に来てと誘う。

列車に乗ると、犯罪者のリーダーのキャリーとその恋人・デニ
ス。そしてケビンはタイミングを見計らい、列車が長いトンネ
ルに入ったのを知ると、突然貨物室から社会保障の小切手を
盗み出そうとする。荷物管理の男性に銃を突きつけるが、本日
は荷物を運んでいないという。ケビンが運ぶ日にちを誤って
聞いてきた事が原因だった。
デニスは次の駅で降りようとするが、キャリーは切符代も馬鹿
には出来ないとして元を取ると言い出す。列車を止めると
乗客達に金を出すよう要求する。
たまたま居合わせたナッシュたちは、犯人の一部を取り押さえ
るが、イブがキャリーの人質になったことで、ナッシュたちは
銃を手放すことになり、ジョーとハーベイは手錠でポールに
繋がれてしまう。

人質達はみな列車の先頭へと移動させられるが、一人逃げようと
した人質のことをキャリーは容赦なく撃ち殺す。

列車を管理している管制室のデーブは324号車に異常が有るとして、
無線で運転手に状況を確認する。銃で脅される運転手は、ブレ
ーキの故障だとするが、咄嗟に緊急ボタンを押す。

一方その頃、ナッシュの娘・キャシディは深夜に突然腹痛を
訴える。母親のリサはすぐに、セント・フランシス病院のERに
連れて行くが、あまりの対応の遅さに辟易。ナッシュに電話す
るも留守電の状態で繋がらなかった。
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早朝のリッチモンド行きの電車が犯人グループによってジャック
される。たまたま飲んだ帰りにナッシュたちはその列車に
乗り合わせて犯人に立ち向かうが、制圧に失敗して人質になっ
てしまう。

ハーベイは飲むために拳銃は持って来なかったとするけれど、
しっかりと車で来ている所は一体何だったんだ?という感じの
エピソード。しかもキャシディが深夜に腹痛を訴えるも、
単に踊りの練習で筋肉を痛めただけというお騒がせっぷり。
薬でラリっていたけど、研修医の男が痛みを取るために便宜して
くれたという事なのだろうか??

今回でイブの登場は終わりなのか、突然アラスカ署に転勤。
何故アラスカなんだという気がするけど、ドラマの都合上仕方か
ない。しかしこのイブがまた刑事とは思えないほどの冷静さ
を失う行動故に、ドラマを盛り上げてしまった感じもする。

ナッシュと別れの名残惜しさを演出していたので、殉職パターン
なのかなと思っていたけど、足を打たれただけで済んで良かった
と思う。

犯人グループは如何にも頭の悪そうな行動を見せていた。
リーダー役のキャリー演じたBrittany Murphy。
「サンフランシスコの空の下」でアビー役でゲスト出演して
いた。最近までFOXTVのアニメ「キング・オブ・ザ・ヒル」で
声優をしていたみたい。

大した作戦って程でもなかったけど、犯人グループが素人で
有る点や、人数も少ない事もあり、形成を逆転するのもそんなに
難しい事ではなかったかも。

AJが夜中に電話でたたき起こされたり、エバンの手順を踏まない
単独の行動に対して見て見ぬふりをする姿があった。