刑事ナッシュ・ブリッジス Nash Bridges (1996-2001) シーズン2 製作総指揮：ドン・ジョンソン、カールトン・キューズ

第11話 裏切りの地 PROMISE LAND

脚本／Morgan Gendel 監督／Scott Brazil
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特別捜査班S.I.Uはこの日チャイナタウンの中国レストランに
来ていた。チュイナタウンのドン、トミー・ラックの監視。
しかしそこにデビッド・チャンなる人物が現れ、トミーに銃を
向ける。すぐにナッシュたちが周りを取り囲むと騒動を治める。

デビッドから事情聴取するも何も話そうとしない。
トミーに対して"何処にやった?"と言っていた意味を問いつめる
も何も話さなかった。
デビッドの所持品を調べると、学生ビザを持っていた。
国務大臣のジム・バドラスに連絡をし、デビッドについて調べて
貰うことにする。

エバンは市長のパーティーの為に護衛することになる。
一方ナッシュは特捜班の職員達に、全員年一回のカウンセリング
を受ける様求める。
その頃、ハーベイはおとり捜査によって、戸籍を偽造販売してい
る女性・サンシャインを逮捕する。

デビッドは一枚のメモ紙を持っていた。
カル・アジア・ファブリックと書かれたものは、トミーの表向き
の会社の名前。更にバーサ・ホルケンスティーンという名詞が
書かれていた。

エバンは市長のパーティーで警護中に、パーティーの厨房で働い
ているリサの姿を見る。

ジョーはバーサに会いに行く。彼女は画家をしていてジョーは
話を聞くためにヌードモデルにさせられるも彼女はデビッドの
事を知らず、トミーとも精通していなかった。
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アメリカの中華街で起きた事件。
チャイニーズマフィアのトミーの事を追っていた特捜班は、
そこにデビッドなる青年が接触するのを見る。
調べていくウチに、彼らは中国人密航に関わっている事を知る。

それぞれの刑事が色んな事件を扱っていたので、なんだかとり
とめのない話だった。

ナッシュとジョーはデビッドのしている事を追跡していたし、
ブリンはグレッグと共にデビッドの事を尾行していた。
ハーベイはサンシャインなる人物の事を追っていたし、エバン
は市長の警護。

ドラマでは更にカウンセラーのコスの元でみんなが心情を吐露
するシーンが有ったけど、これがもう少しドラマの流れを一本
化させる効力があれば良かったんだけどね。
カウンセラーとの話で分かったことは、ハーベイはエバンが恋
心を抱いていることで嫉妬していること、エバンはなんとナッ
シュの元妻・リサに恋心を抱いていることなど、ちょっぴり
微妙な境遇が描かれた。ナッシュ自身の気持ちについては言及が
なく、この辺はカウンセラーに指摘されていた。

事件の容疑者はどの人物も過去に何らかの謎を抱えている。
デビッドは天安門事件で両親を殺されたことで、処刑した人物
ワイポーに復讐しようとしていたし、ハーベイが担当する
サンシャインに関しては、1973年に徴兵委員会爆破事件に関与
しており、逃走していたとのこと。ただ人の被害を出さずに
抗議活動を起こそうとしていた彼女は、心に傷を負っている
様子。

ニックは突然ピンボールをし始めたけど、まさにナッシュの
お邪魔キャラと化している所があるな。
ナッシュとホイットニーの出会いの役割を果たしているのかも
知れないけどね。