刑事ナッシュ・ブリッジス Nash Bridges (1996-2001) シーズン2 製作総指揮：ドン・ジョンソン、カールトン・キューズ

第13話 汚れた法廷 ROAD WORK

脚本／Pam Veasey 監督／Greg Beeman
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証人保護プログラムが適用されているホリーをナッシュとジョー
が連れて行く。サンフランシスコの裁判所までの連行。
しかしナッシュたちの車に二人組の男が銃を片手に襲いかかる。
なんとか体当たりして彼らの追跡を振り切る。

3年前、シルバーマンが人を殺すのをホリーが見た事で証人保護
プログラムが適用される。しかしその事件にはレイ・ゲイツが
仕切っているマネーロンダリングがらみの事件だと分かる。
ホリーはゲイツの表向きの秘書だった。ホリーの証言によって
シルバーマンは捕まえることが出来たが、新たにゲイツを逮捕
するために証言が必要となったのである。

カーチェイスし銃で撃ち合ったこともあり、ナッシュの車は
窓ガラスを打ち抜かれ、ラジエーターにもダメージを負って
いた。
ゲイツに雇われた連邦保安官のクインとバークは、ナッシュが
乗っている黄色のバラクーダが西に向かった事を知り、急いで
追いかける。
ナッシュは車が止まったためにレッカー車を呼び、自らは
ヒッチハイクしてスコグラントという人物に町まで乗せて貰う。

リサはこの日引っ越し。
娘・キャシディの友達ジェイク・メッシーナも引っ越しの手伝い
をする。キャシディはジェイクと一緒にパーティーに行くことに
なっていたが、マットが行かれなくなった事でシャロンのデート
相手が居なくなったという。ジェイクは最初はシャロンとパー
ティーに行く予定だった事を語ると、キャシディはそれならば
彼女と行くよう告げる。

自動車修理場に運ばれるナッシュの車。整備工に聞くとラジ
エーターの修理は明日の朝9時頃までかかるという。仕方なく
修理を依頼し、ナッシュとホリー、ジョーはその場で足止めを
喰らう。

ナッシュの元に娘・キャシディから電話が鳴る。
パーティーに行けなくなった事。他に誰も誘う人がいない事を
告げる。電話の内容を聞いていたジョーは、息子のJJでも連れて
いけば?とするが、ナッシュはそれを否定する。ジョーはあいつ
では娘とは不釣り合いだと言うのか?と問うが、本人たちが
行きたいのならば行けばいいと言う。

その頃、クインとバークはナッシュの車の修理場にたどり着く
と、バラクーダ号に発信器を取り付けるのだった。
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証人・ホリーを裁判所に連れて行くためにジョーとナッシュは
彼女を車で運ぶも、ゲイツは次々とホリーを殺害するために
人を送り込む。

ちょっとしたロードムービーならふロードドラマ。
ナッシュの車がこれほどまでにボコられるというのも珍しい
感じだし、寧ろ今まで無傷で居たところが不思議な感じかな。

連邦保安官だけでなく、裁判所の判事までもが買収されていて
世の中腐りきっている事が描かれた。
裁判所にやってきたナッシュと判事の対決は、なかなか緊迫感
が有ったし、警察官が何処まで司法の場で権力を発せられる
のか興味深い物があった。

ナッシュの車が壊れて修理工に修理を依頼するときには、
マイケル・J・フォックスの映画「ハード・ウェイ」みたいな
展開になるかと思った。

キャシディはダンスパーティーでの相手を巡って奔走する。
もっと良い子かと思ったけど、JJを誘っておいてジェイクの
元に行くなどちょっと性格が残念な人。
ナッシュとジョーが珍しく不穏な感じになりそうな気配も
有ったね。
JJはスケボーがとても上手い。ただサンタクルズ大学も途中
で辞めてしまったみたいだし、確かに親としてはJJと結ばれて
欲しいとは思えないかも。