刑事ナッシュ・ブリッジス Nash Bridges (1996-2001) シーズン2 製作総指揮：ドン・ジョンソン、カールトン・キューズ

第14話 刑務所潜入捜査 INSIDE OUT

脚本／Carlton Cuse 監督／Neal Israel
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潜入捜査をしていた刑事のトニーが組織によって殺害される。
家族ぐるみの付き合いがあったジョーは、インガーと共に
トニーの妻・デニースとジョーイを面倒を見る。
デニースはジョーに、何故彼はそんな危ないことをしたのか、
そして誰が彼を殺したのか?と問う。現在分かっているのは
トニー殺害の命令を下したのはオルティスというメキシコ人
のギャングのボスだとし、現在彼はサンジュリアン刑務所に
収監されているとの事。実行犯を捜してオルティスが指示した
という事を証明する必要があるという。

ハーベイは妻・ボニーとケンカし、現在エバンの家に居候して
いた。エバンの服を着て出勤するハーベイに頭を抱えるエバン。
ナッシュはこの日、マキャリスター裁判の証人として出廷する
為に、トニー殺害事件はハーベイとエバンが担当することになる。

実行犯の一人であろうロミオという容疑者から取り調べをする
が、何で俺がオルティスを売らねばならないのかとして一切
話そうとしなかった。ジョーは仕方なくオルディス本人から
聞き出すために刑務所に潜入することになる。

ジョーと同房になるのは刑期18年で収監されているフランク
だった。ジョーは自らをフランシスコ・チュイ・ファレスと
名乗る。
看守は黒人のジャック・アーチャー。とても囚人に厳しい看守
だった。

ジョーはオルティスの動きを見張っていると、コロンビアの
麻薬王・サンチアゴ・コルデロと連んでいるのを知る。一体
何故二人が接触しているのか。
一方囚人の一人・ボビーレイ・タッカーがジョーに話しかけ、
何処かで見たことがあるという。ジョーは育毛剤のCMで見た
のではないか?とするが、どうも虫が好かないと呟く。

そんな中、ハーベイがオルティスの組織に不穏な動きが有る
事を掴む。史上最大の配達を行うとの事。更に当日現場で
茶色の車が目撃されており、その車にはフロントガラスに
ステッカーが貼ってあり、長いコートの男の絵が描かれていた
と語る。

ナッシュは検事補をしているステイシーと逢うと、父の遺言の
件で話をしようと言われる。今の内に財産分与に関する話を
しておこうというが、ナッシュは話し合いを避けてなかなか
語ろうとはしなかった。
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ジョーは同僚の刑事・トニーが殺害されたことを知り、刑務所
に入って殺害を指示したボスから情報を引き出そうとする。
援護が行き届かない刑務所の中で、ジョーはなんとか情報を
掴もうとするが・・・

ジョーとトニーの関係が分からなかったけど、兄弟だったりす
るのかな?随分家族ぐるみの付き合いをしている感じだった
のでそんな雰囲気も有った。

今回の捜査は殆どジョーが捜査を行った。
ジョーがオルティスに気に入られるためにスカッシュの様な
もので対決していたけど、何時のまにそんな特技を得ていた
のだろうか。正直、ジョーがスポーツが出来る男には全く見え
ない。

刑務所内での出会いにも様々な物があり、その中でもネイティブ
アメリカンっぽいラリーとの出会いによって随分と助けられた
感じだった。

一方ナッシュは財産分与の為にステイシーと話し合う。
父が過去海軍時代に賭けで取ったマリン郡・ラークスパーの
土地。評価額は30万ドルになるとの事で目の色が変わるも、
ニックは競走馬"Mr.ラディー"を購入してしまう。アメリカでも
競馬はメジャーなものなのだろうか。死ぬ前にやりたいことを
全てやるとするけど、そんなものに金を使ったら何も出来ない
と思う。

オルティスが賭場を売って現金化している事。
更にジョーが掴んだ情報によると、コルデロからオルティス
に金が流れていること。どんな取引が有るのか。

ハーベイの得た情報から看守がこの一件に関わっている事を
知り、しかも脱獄を図っていること。
ハーベイまでもが閉じこめられた時にはピンチだったけど、
ラリーが何故か助けに来てくれた。助けておくとこういう時に
恩返しされるのね。