刑事ナッシュ・ブリッジス Nash Bridges (1996-2001) シーズン2 製作総指揮：ドン・ジョンソン、カールトン・キューズ

第18話 危険なガンプレイ GUN PLAY

脚本／Carlton Cuse
監督／Whitney Ransick
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ナッシュとジョーは町中で容疑者・ノーマンを追跡する。
相手は銃を持って発砲する中、娘・キャシディが学校で発砲
されたと連絡を受けノーマンの追跡を辞めて病院に直行する。
医師によると銃弾は大殿筋で止まっていて後遺症もなくなる
との報告を受けホッとするナッシュとリサ。
ナッシュはすぐに学校に行くと、校長のダンロップと話をする。
現在のアメリカでは90分に1人子供が銃で死んでおり、12人に
1人は学校に銃を持ってきている時代だという。
ナッシュたちは捜査していると誰も使っていないロッカーの中
からキャシディを打ち抜いた銃コルト45M1911が捨てられて
いる事に気がつく。この銃は盗まれた銃の一丁だという。

そんな中、ナッシュの元にニックから電話が鳴る。
ニックは自宅が地震に備えて補強工事をし始めたという。
何でもそういう契約になっていると。
ナッシュは自宅に戻ると2、3日はホテル暮らしをするしかない
としてニックを連れてリサの自宅へと足を運ぶ。

一方銃器を扱うティモシー・ゲイジは、ギャング団の一人・
ストライカーに銃を売っていた。

ナッシュはリサの家に行くと、彼女はもう少しで娘が殺される
所だったとして涙する。ナッシュはそんな彼女を抱きしめ安心
させる。

その頃ロッカーに捨てられていた拳銃の指紋から、所持してい
たのはブライアン・バンペルトだと判明する。彼の実家は
金持ちで、相当甘やかされて育った事を知る。ラッシャンビル
に巨大の邸宅を構えている事を知り、ナッシュはブライアンを
捕まえにいく。

ブライアンから事情聴取するも、全く悪びれた様子もなく、
弁護士が来るまでは何も話さないという。ジョーは刑務所に
入る前に正しい事をするチャンスを与えるとするが全く
効果無し。取りあえずナッシュは拘置所に入れ、他の囚人
たちの中に入れるのだった。
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ナッシュの娘・キャシディが撃たれる。
同級生による銃の誤射ではあったが、その銃の持ち主は、
金持ちのボンボンで発砲したことにも何の悪びれた様子も
見せては居なかった。調べていく内に、そんな彼に銃を卸して
いた人物を特定していく。

まさかキャシディがここで退陣かと思わせる程の衝撃的展開
だったけど、尻の脂肪は偉大だね。コルト45程度じゃ貫通も
しないとの事。

対立する組織同士に銃を売りさばく男性・ゲイジと、学生
相手に銃を販売する金持ちのブライアン。
特にブライアンの態度は相当見ていて腹が立つものがあり、
娘を撃たれたナッシュが気の毒に思えた。

しかも今回ナッシュは娘が自分の手からは離れていくのを実感
し、怪しげな男性・フレディと恋仲にあり、そんな彼と別れる
のを嫌ったためなのか、大学に行くのを一年延期すると言い始
める。一応バークレイ大には受かったみたいだけどね。

ドラマとしては罪を感じていないものたちへ、ありがちだけど
制裁的・荒行事的な展開が用意される。
刑務所に入る怖さを知らしめたり、ギャング団やら銃の密売人
の怖さを知らしめる事で、自分のしてきた事を反省させ、
そして知っている情報の全てを吐かせる。
ちょっとゲイジから情報を引き出すためにリトルマンという
犯罪者を使ったのはあからさまな演技だなと思わせるものが
有ったけどね。