NCIS:LA 極秘潜入捜査班 NCIS: Los Angeles http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis_la/

Oct. 6, 2009
第3話 空爆 Predator

脚本／Dave Kalstein 監督／Tony Wharmby
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マーチ空軍予備役基地。
無人機ホークアイの発射実験が行われようとしていた。
操縦士はマーク・ブリッグス大尉・32歳。ターゲットを確認
して現場で指示を与えるのはマークもよく知るマイク・ハズレ
ット三等軍曹だった。しかしいざ発射すると突然ミサイルは
目標を外れてハズレットの居る場所に直撃。しかも帰還すべき
無人機はレーダーから外れて見失ってしまう。

サムはケンジーが昨日デートしていた事を知って、上手く行った
のか?と尋ねる。しかしケンジーは二度目のデートはキャンセル
したとして報告する。初めてのデートでは自分を見せる事が
出来るのだが、どうしても二度目のデートになると、落ち着か
なくなってイライラ感を出してしまうのだという。
ヘティはそんな会話をしている中現れると、聡明で自立している
女性とつきあえる男性は思ったほど居ないのだとし、夢や希望
を共有してパートナー関係を目指そうと言う男性は多いが、
実際男性が求めている女性はママみたいな人なのだという。
ヘティは昔ジョージ・ハミルトンから、男は連れない素振りを
する女性に弱いものだと言われた事が有るというが、もしかす
るとシナトラだったかも知れないとして、記憶が曖昧だと語る。
そんな中、ヘティはみんなに職場でのセクハラのガイドラインの
資料を配り、セミナーに参加する様告げる。

そんな中エリックはいつものように口笛を鳴らすとみんなを
司令室に集める。
ペンドルトン基地から極秘扱いの資料が届いた事を告げ、空軍
と海軍の合同演習の際に、無人機が失踪し、ミサイルが目標から
外れて死傷者を出した事を告げられる。資料の中には、無人機に
取り付けられている監視カメラのライブ映像の資料もあった。
被害者はマイク・ハズレット三等軍曹で妻有り、子供3人居る
軍人だという。空軍と海軍の調整役を務めており、当時無人機
を操っていたパイロットはマーク・ブリッグス大尉だという。
マーク自身は誤射を否定しているとの事。
しかし空軍は資料の公開に素直に応じるか?とサムに尋ねるカレン。
コネが有れば公開してくれるだろうというカレンは、顔の広い
ヘティに相談する。

ヘティの知人でCIAや国家安全保障省の秘密工作に関わっている
人物を紹介され接触する。
無人機のシステムについて尋ねると、空軍のシステムは常に
ハッカーの脅威にさらされている事を告げ、この一ヶ月に4度
ハッキングされたのだという。いづれも10秒以内に墜落させる
事が出来たが、今回は無人機ごと消えてしまった事を語る。
男はサムとカレンに対して、これでヘティへの借りは返したと
言づてしてくれと言うと、ネパールの件は忘れていない事も
言って欲しいと言われる。

そんな中、エリックから無人機の映像がインターネットの
ハッカーたちが集まるサイトに動画がアップロードされている
という。6つのサーバーを経由しているのですぐにIPアドレス
を辿ることは難しいが必ずアップロードした人物を特定する
との事。その動画を見る限り、着陸したのは砂漠で、中東系の
人物がトレーラーから降りてきてカメラの電源を切る映像が
流れていた。無人機のホークアイには二機のミサイルが搭載
されていて軍事演習の際に一機は発射されているので、残りは
一機搭載されたままだという。この男の事をエリックは調べる
と告げる。

エリックは顔認識以外にカレイドスコープと呼ばれるチャイナ
レイクで開発されたシステムで調べるとのこと。海軍兵器セン
ターの視覚照会システムの事で、交通監視カメラからATM、
そして衛星画像の全てをスキャンして検索条件に合うものを
探し続けるシステムだという。検索条件に青いセミトレーラー
で20歳代の中東の男と入れる。国外に運ばれる前になんとか
阻止しないと、無人機の情報はテロリストや中東政府が欲しがって
いる技術だと語る。

パイロットの経歴を調べる。
空軍士官学校の卒業総代生で兵器学校を首席で卒業している
超エリートだという。しかしナルシストで自己中心的な性格
が見られるとネイトは語る。彼が犯人であるならば、完璧な
言い訳をしてくる筈だとして、話を聞く際には注意する様告げる。
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突然空軍で開発中の無人爆撃機のホークアイが海軍との演習中
にレーダーから消えて無くなる。更に演習中にはミサイルが
目標とは違う場所に着弾して被害を出してしまう。
操縦士が意図的に操作したのかを疑うウチに、開発中のシステム
故にシステムが脆弱である事実が発覚していく。

空軍の無人爆撃機がハッキングによって盗まれてしまうという
事件を追うというもの。

ネタ的には男女関係に於ける恋愛の駆け引きがテーマだった感じ
がするが、まさかヘティがその主役の一端を担う役割だという所が
違和感が有った。ただ美味しいところを持って行く役割で、見事
存在感を発揮しているな。ネパールの件が今後明らかにされる事は
有るのだろうか。

幾らハッキングされたといえどもホークアイ自身の動きを捕捉
出来なくなるなんて事があり得るのかという気もするし、
F-22を出撃させようと語るけど、盗まれた時点で空軍は上空を
監視していつでもスクランブルで発進出来る様にしておけと
小一時間な感じ。

ハッカーは二次元の女にしか免疫が無いので、ケンジーがハッカー
の講師として講演をして、容疑者を見極めるという展開。
ケンジーに付けられた名前は、レザー・マンディス(カマキリの
カマ)との事だけど、女性講師役として色っぽさを前面に出して
居たけど、魅力こそ感じるが、如何にも男性願望を象徴するような
女性講師の服装な感じが笑えた。

ホーブラ!はサーファーのスラングだという。
ハッカーでパソコンオタクという意味では、さわやかな顔を
しているけどエリックも同様の種の人物じゃないのか。
エレベーターのボタンを連打すると早く目的地につくと
思っているタイプだろとネイトに言われていたけど、寧ろ
そう思っていそうなのはカレンっぽい気がする。

サムとカレンのバディ関係も相変わらず。
「CSI:マイアミ」っぽく、走って走って犯人を捕らえる的展開
が用意されているし、カレンがサムのウソを見破る際には、耳
が動くとする辺りは、なんか可愛い指摘。

サムが取り調べに於いて容疑者で操縦士のマークに同情してしまう
ところなど、私情を挟むなんて彼らしくないと思いつつも、
毎回SEALだからみたいなネタで推し進めるのもまたちょっと
マイナスかも。

ネタ的にはタイムリーなものがあり、アメリカ政府が中国政府を
相手にハッキングの件で非難しているけど、中国政府はいつもの
様に関与していないとして否定しているな。中国政府が他国から
非難されて責任を認めるって事は有るのか?