NCIS:LA 極秘潜入捜査班 NCIS: Los Angeles http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis_la/

Nov. 3, 2009
第6話 偽造 Keepin' It Real

脚本／Matt Pyken 監督／Leslie Libman
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エイペックスホテルの屋上でパーティーを主催するブランドン
バルディビア(25歳)。ブランドンに好意を寄せるウェイトレス
のエイミーは声を掛けると、ブランドンは彼女に多額のチップ
を与える。ブランドンはアレックスと握手し、互いに上り詰め
ようと確認する中、ブランドンはその日、ホテルの屋上から
落下して死亡する。

朝、サムとカレンは天才と努力家のどちらが偉いのか?とする
不毛な議論をしながらオフィスにやってくる。ヘティはそんな
彼らに呆れつつ1分遅刻だと語る。

作戦指令室では、ドムは今回死亡した海兵隊のブランドンの
事件について概要を説明する。ペンドルトン基地で補給部隊を
していたブランドンがホテルから落ちて亡くなったこと。
三ヶ月前にイラクから戻って来たばかりで、軍医からはPTSDの
症状があり精神的に不安定で自殺願望があるとされた人物だった。
それを受けてロス市警も自殺で処理した案件だったが、ブラン
ドンの家族が下院議員と知り合いで、議員から海軍長官、
長官から海兵隊総司令官へ、そしてヴァンスからヘティの元に
回ってきた捜査命令だという。

ブランドンには前科は無く、ガスと電気が支払われた記録が有る
とし、社会保障番号からカルバーティにアパートを借りている
事が判明する。しかし基地から145kmも離れている場所に住んで
いるのは不自然ではないか?と疑う。

サムとカレンはブランドンの住むアパートにいく。
道中ヘティは天才なのか努力家なのか議論する。卵の時から天才
だというカレン。サムは俺たちは来月でコンビを結成して3年目
だとし、これ程長くやってこられたのは互いを補っているから
だというサム。カレンは俺が天才でお前が努力家だという。

そんな中二人はブランドンの部屋の中に慎重に入っていく。
冷蔵庫に美女達とのツーショット写真が多数貼り付けてあり、
とても自殺願望がある男には見えなかった。室内にはまるで
郵便局なのかと思わせる程ダンボール箱が置いて有り、
領収書を見るとバーチャルギターゲームを160本も購入している
事が分かる。何故同じゲームばかり購入しているのか。しかも
大量に購入しているにもかかわらず値引きされても居ないという。

ドムはギターは好きだがゲームではやらないという。
好きなアーティストは、ジャンゴ・ラインハルト、ガボール・
ザボ、ジミ・ヘンドリックスだという。エリックは高さ70mから
落ちた現場をコンピュータ上でシミュレーションする。
角度と着地姿勢から背中を下にして建物に近く墜落している
こと。しかも手を広げて落ちているであろう事が分かる。
落下中に背中に回ってしまったのではないかと疑うが、エリック
は顎の骨が折れている事を指摘し、手すりを乗り越える前から
意識を失っていたと語る。

ケンジーとカレンは落下した現場に行く。
一体90kgの海兵隊を投げ落とすなんてどんだけ怪力の人物なのか?
という。カレンは現場に防犯カメラが設置してある事を知って
エリックに連絡してカメラを調べる様告げる。
またこのプールサイドでイベントを担当していたデニースから
話を聞く。するとブランドンはとても人気ものだったとし、パー
ティーの主催者だったという。三周連続で土曜日にここを貸し切
ってパーティーをしていたとのこと。毎回2万7千ドルを現金で
支払っているのだという。従業員のエイミーからも話を聞くと、
ブランドンはとても紳士的な人で、ここに来る人物は俳優志望と
まともじゃない人ばかりなのにブランドンはとても私たちにも
紳士的に扱ってくれたのだという。金持ちだけどとてもしっかり
としていた人だったと語る。当日アレックスという人物で面会
していた様だと語る。

軍歴を調べるとアレックス・ウォルター兵長とは戦友である事
を知り、彼の方は未だにイラクの補給部隊として所属している
事が分かる。二人の上官であり下士官の男性はジェラネド・モヘ
ラン一等軍曹だと判明。とても多くの物資を戦地に運ぶ為に、
パレット軍曹というあだ名が付いていた。

一方エリックはプールサイドの防犯カメラを見るがあまりに画質が
悪く鮮明ではなかった。現場に行くまでのエレベーター内の
防犯カメラで調べると、水着姿の女性が写っていて、エリックも
ドムも思わず興奮する。それを見たヘティは、あなたたちのボキ
ャブラリーも胸の谷間くらい豊ならば良いのにねと嫌みを告げる。

モヘランによるとブライドンはあまりに馬鹿な兵士で使えなかった
という。アレックスはブランドンよりも更に改悪な頭の悪さだっ
たとの事。濡れたブーツから水を取り出す事も出来ない程の馬鹿
だったという。アレックスは医務室に行くと行っていたが、
医務室を尋ねた跡は見当たらなかった。エリックに頼んでアレックス
の車の消息を追うよう告げる。

一方ケンジーたちはインターネットオークションでブランドンが
売買していたであろう事を想定して、検索をかけてみる。
すると高値で購入しているにもかかわらずオークションでは
半値で売っていた。ニセモノを売っていたのではないか?とするが
オークションの評価を見る限りでは100%GOODの評価が付いている
事が判明する。
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エイペックスホテルの屋上から元海兵隊員のブランドン・
バルディゾア伍長が転落して亡くなる。L.A市警は彼には
自殺願望が有ったとする診断を受けていた事も有って自殺と
して処理する中で、ブランドンの家族が下院議員と知り合い
だった事も有りNCISに改めて調査を依頼してくる。

「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き」で主人公の
小説家の元妻・ジーナ役で出演しているMonet Mazurが今回
シークレット・サービス役で登場する。偽札事件には要人警護
でよく耳にするシークレッドサービスが捜査に当たるという
のは海外ドラマを見ていると時々あること。元々のシークレット
サービスの歴史からすると、偽札捜査の方がメインの仕事だった
様だね。

http://www.secretservice.gov/

事件としては一貫して、カレンとサムが現場担当。
そこで防犯カメラが設置して有るのを見かけてエリックに調べよと
報告。そこでかなり重要な状況を掴んで進展させていくというもの。

不自然なのは海軍兵士を投げているのを誰も目撃者が居なかったり
あれだけの行動を起こしながら全く防犯カメラに写っていないという
事かも。

潜入捜査に於いて、ヘティがケンジーに対して、ナタリーの事
を引き合いに出して、私は彼女に遭っては居ないが、貴方の方が
綺麗だというウワサだと告げる辺りが笑えた。
確かにケンジーの方が綺麗だなぁ。

事件自体は相変わらずエリック頼みの展開。
防犯カメラ・交通カメラの映像が頼みで、そして何でもコンピュ
ータを使って追跡する状況。迅速に処理する為にはそれも仕方が
無いという感じだけどね。

巨体の男をフェンスから落とすという事でそれが出来る人物も
限られていると思うし、パーティーの最中に殺されたのであれば
確実に防犯カメラに上官の姿が映っているだろうと小一時間な
話だった。

流れからしてこれまで何度も起訴を免れてきたとする印刷技術者
の男性が何故起訴を免れたのかよく分からないものがあるし、
そんな慎重な人物が、胡散臭い形で接触してきた人物を信用する
なと思わず突っ込まずには居られない展開だったね。

取調室でのカレンが容疑者から口を割らせる為に語った自分の身
の上話が果たして本当の事なのかどうなのか。
G・カレンのGの意味が同じ里親の元で過ごした兄弟分の人から
付けられたものだという事が判明するがそれが本当なのかな。

カレンが役人と付き合わないとするのも、ナタリーは一人納得
していたけど、カレンが元付き合っていた人や婚約者なんかが、
役人だったのか?それともそんな環境からいやなのかな。