NCIS:LA 極秘潜入捜査班 NCIS: Los Angeles http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis_la/

Nov. 24, 2009
第9話 監禁 Random on Purpose

脚本／Speed Weed 監督／Steven DePaul
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フランク・マケロン上等兵曹は妻・マグダと離婚協議中だった。
妻が条件を折れたら離婚に合意すると母親に電話する中、フラ
ンクの家の二階の窓が開いている事に気がつく。フランクは
窓を閉めに行くと、突然後ろからナイフで殺害されるのだった。
しかし部屋には赤ちゃん用の監視カメラが作動していた。

サムとカレン、そしてケンジーはNCISの施設にやってくると、
オフィスが模様替えしている事に驚く。一体どういう事なのか。
ネイトが心理学の実験で俺たちを観察しようとしているのでは
ないか?という。するとネイトがやってくる。整理整頓は生産性
と関係が有るとし、職場が綺麗だと効率がアップするのだと語る。
しかし実際にはネイトが模様替えしたのではなくヘティだと分
かる。俺は止めようとしたというネイト。カレンは文句を言おう
とするが後ろでヘティのオーラを感じて話すのを辞める。
ヘティは仕事に必要なものは全てデスクに入っているとし、
私物は二階のゴミ箱に捨てたという。もっとも多かったのはケン
ジーの私物だとのこと。この場所を学生クラブのたまり場には
しないでと語る。

一方作戦ルームでは一同が集められ、海軍の下士官・フランク
マケロン上等兵曹が自宅で殺害された事が報告される。
エリックによると海軍きってのエンジニアで、スーパーキャビテ
ーションという凄い技術を開発した人物だという。潜水艦を
気泡で覆い速度を25ノットから4倍の100ノットに上げる技術を
開発したのだという。単純な殺害事件なのか、それともスパイ
による技術を盗む為に入り込んだモノなのか。

カレンとサム、ケンジーは被害者の家を調べる。
下士官にしては豪華な邸宅に違和感を感じる。殺される直前に
窓が開けられており侵入経路だろうとのこと。裏の家に防犯カメ
ラが有るのでエリックに調べさせる。科学捜査班が既に調べたか
犯人の指紋、繊維、毛髪などは一切出なかったとの事だった。
しかしサムはヌイグルミに子守用のカメラが有る事を見つける。

サムとカレンは互いにその事を報告しようとするが、我先に
報告しようとして衝突する。ケンジーは自分が持って居たコイン
で会話する順番を決めるとして、裏が出たカレンから話をしてと
告げる。エリックからの報告で犯人が使った窓から侵入者が
写る映像は無いが、別のところに設置して有るカメラに4日前に
男性が家を視察に来ていたであろう形跡があるという。現在
顔認識ソフトで検証中とのこと。一方サムは妻・マグダは一ヶ月
前に娘のリリーを連れて家を出ていて離婚を考えている事。
そしてこの家が豪邸なのは、海軍入隊前にフランクが開発した
特許で儲けていたからだろうという。しかしそんなに金を儲けて
いたのに何故海軍に入隊したのか?という疑問にサムは、911以降
愛国心で入隊するものが増えている事を告げる。しかしそんな
人物が技術を流出するハズは無いとして、スパイ説などは否定
される。

オフィスに戻ったカレンたちの前にバンス局長からテレビ会議
用のモニタから知らせが入る。国家安全保障局によると技術の
流出は無いとのことだった。バンスは今回の案件に犯人の痕跡が
無い事を指摘し、スペシャリストを送るという。本件はかなり
独創的な連続殺人犯が関与している可能性が有るとの事だった。
バンスが圧力をかけられたという事を知って、そんな事が出来る
人物が居るのか?と疑う中、NCIS:LAにやってきたのは、NCISワ
シントンDC本部の科学捜査分析官・アビー・シュートだった。
ヘティはアビーの軽快そうで美的センスの有る服装を誉める。

アビーはLAの最新設備に驚く。マクギーが言ったとおりの装置
だというアビーは局長のことをレオンと呼んでいる事にカレン
たちは驚く。慣れの問題だというアビー。今回の犯人は通称
"亡霊"と呼ばれる人物の仕業で、この2年で14件の犯罪を犯して
いるのにどの事件でも全く痕跡を残していない事を告げる。
自分が科学捜査仲間向けのサイトで公開している情報との事。
しかしどの事件も一貫したものがなく、小規模の街で起きている
事から、地元の警察もなかなか連続殺人犯事件として扱わない
ものだということ。ケンジーは用意周到だが、それ意外は
一貫性が無く、凶器も犯行現場もかなり適当ではないか?と告
げる。
エリックは事件の三日前に犯人が下見をしているであろう映像が
有る事を告げる。
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海兵隊の技術者が自宅で殺害される。
特許料で裕福な家庭である事や、妻とは離婚を考えていた事
から、容疑者は金欲しさでの妻の関係者によるものかに
思われたが、現場からは何の証拠も出ず苦戦することになる。
そんな中、本部の科学捜査を担当しているアビーが、この事件
は連続殺人犯による犯行だと主張した事で、彼女もL.Aでの
捜査に加わることになる。

流石に連続殺人事件だとする着眼点には相当無理が有る
エピソードだった。

アビーがL.A版で二度目の登場。
前回は通信だけって感じだったけど、今回は彼女自らがL.Aに
来ての捜査という事も有って、多くの場面で彼女の姿を見る
事が出来た。NCISの方だとどうしてもラボだけの活動なので、
画面に映るシーンが少ないけど、今回は色んな姿が見られたし
なんと言ってもいつもの白衣姿ではなく、チェックのパンツ
姿の私服姿での登場に嬉しいものが有ったかも。

ただ今回の案件、現場での足跡が彼女によって発見された
けど、これくらいの足跡はL.Aの科学捜査班でも見つける事は
出来なかったのだろうか?普通の靴は電気的には中性だけど
科学者が着るようなボディスーツは微量の帯電をしているのだ
という。

人間の上皮細胞は毎日5万個ずつはがれ、1年に700gもはげ落ちる
のだから痕跡が無いハズはないとするのも分かるけど、完璧に
証拠を残さずに殺していくとする猟奇的男って何らかの化学知識
を持つ人物だったのだろうか?

離婚の件は完全にミスリードを誘う流れだったけど、その離婚
弁護士の元で働いている職員が犯人だったというのも、これ
までの連続殺人の関連性を考えるとかなり違和感は有る。

相変わらず捜査は監視カメラ頼みの所も有ったけど、子守用
のカメラって録画しておくものなのか?単にライブ映像だけが
流れるものかと思っていたけどね。そこに犯行現場の映像が
残されている限り、犯人も完璧ではないという感じがする
けどね。

誕生日のパラドックスの件は本当の事なのか?
同じ誕生日の人を探すのに部屋には何人居れば良いのか。
答えは23人だという。57人集まれば98%の確率で見つかるとの
事だけど、本当にそんなものなの?

アビーが捕まってしまった時にはかなりヤバイ状況だったけど、
上手いタイミングで入り込めたものだ。
最後にみんなにハグしているアビーが可愛いらしかった。
あくまで犯罪者には屈しません的強気な態度も良かったな。

名前だけだけどギブスやマクギーの名前も出てきた。
ギブスも捜査に来るみたいなことを言っていたけど、残念ながら
登場せず。

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