NCIS:LA 極秘潜入捜査班 NCIS: Los Angeles http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis_la/

Jan. 12, 2010
第12話 過去 Past Lives

脚本／Dave Kalstein 監督／Elodie Keene
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タクシーでラジオを聞いている運転手のジョーイ・ゲイル。
フードを被った男性によって止められ、スプリング通りに行って
欲しいと頼まれる。走行中男はゲイルに銃口を向けると、ゲイル
は急ブレーキをして男から銃を振り落とすと、自分は車を捨てて
逃げようとするが撃たれて殺されてしまう。銃の指紋を拭き取る
と現場に凶器を残して行く。

NCIS:LAでは親睦会について話し合っていた。
ケンジーはサンセット通りに有るロデオボーイの有るカウボーイ
バーで行ってはどうか?と提案するが、ヘティ + ロデオマシン
+ テラーキと来れば大乱闘は必至だというカレン。ドムはデスク
に人形を置いている事に気がつく。カレンがそれを指摘すると、
これは世界に500体しかないアルファケンタウリで、インペリア
ルクラス守備兵の首振り人形だと説く。ただの人形でではない
と否定する。白い目で見る彼らにディズラーランドは好きでは
無いのか?と問うと、ケンジーは大嫌いだという。サムは夢の
国なのにどうして嫌いか?と問うと、着ぐるみを着た男性なんて
許せないという。木曜日の夜は良いのか?と問われると、ケンジー
は言葉を失う。
ネイトがやってくると、現在親睦会のアイディアを話し合ってい
ると説明する。ネイトはボーリングを提案するが、却下だと。

そんな中ヘティがやってくると、カレン宛にメールが届いている
と語る。正確にはカレンが4年前に潜入していたジェイソン・テ
ッド(仮名)宛に送られたものだという。ちょうどサムがアフガン
に居た頃の話なのでサムは初耳だった。しかしメールを送った
ジョーイ・ゲイルは2時間前に殺害された事を語る。
ゲイルは海軍のシステムエンジニアをしていて、4年前に仲間と
共に海軍の国防費500万ドルを横領して逮捕されたのだという。
モントレル・ペレスがこの計画のリーダーで、反社会的組織
4番街フラットともコネが有ると語る。また他にもジョン・ドネ
リーが関与しており、前科は無くたまたまペレスと同室だった
為に犯罪に引き込まれたのだという。カレンが潜入し、悪徳MP
として接触。横領事件の事を知っていると彼らに話し、コネを
使ってこの捜査を妨害する事は可能だと持ちかけた所、分け前
を請求し、受け渡しの際に全員を逮捕したとのこと。
ゲイルとドネリーは司法知り引きを行い、ペレスに不利な情報
を証言し4年の刑期を終え仮出所中だったという。ペレスは
現在ミラマー海軍刑務所に10年の刑で服役中だとし、テッドロー
はサウスカロライナの刑務所に収監されたという事になって
いるという。しかし500万ドルは依然として消えたままだと
いう事だった。
二人は三週間前に仮釈放になり、ゲイルは500万ドルの行方を
捜してその口座を見つけた為に、引き出す助けをテッドローに
求めてきたのだろうという。架空の会社の口座の中にあり、
2時間前に口座は凍結されたが、依然として金の一部は不明だ
という。

交通カメラの映像が送られてくると、ゲイルがタクシーから
降りて覆面の男に殺害されている映像があった。これは強盗では
なく処刑だという。

ケンジーはミラマー刑務所に行ってペレスから話を聞くよう告げ
フラットと関係があるならば容疑者だという。ドネリーに関して
は免許もカードも無いので現在何処に居るのか解らないとの事
だった。

カレンはテッドリーとしての私物を持ち出すと、再びテッドリー
になりきり捜査をすることになる。カレンはその中で女性・
クリステンとの写真を目にしていた。潜入捜査中に出会った女性
でドネリーの妹でも有った。
ヘティはそんなカレンの元に行くと、セオドア・レトキの書い
た詩を聞かせる。「私の魂は暑さに我を忘れた夏のハエの様に
窓辺でうなり声をあげる。どの私が私なのか?」。
ヘティはデッドリーとしての潜入捜査をしていた時がカレンに
とって一番楽しそうだった事を語る。
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4年前に海軍の国防研究費から500万ドルを横領した罪で海兵隊
のエンジニアの3人が逮捕される。
ジョーイ・ゲイル、モントレル・ペレス、ジョン・ドネリー。
その逮捕を演出したのは潜入捜査官をしたカレン(偽名:ジェイ
ソン・テッドロー)であり、ゲイルとドネリーがペレスを裏切り
司法取引したことから、ペレスが刑務所内から4番街フラット
のコネを使って復讐のために殺されたのではないか?と疑って
いく。

カレンが主役の回だったけど、ケンジーのエピソードもなかなか
面白かった。
ケンジーは何故夢とか花とかディズニーランドなどが嫌いなのだ
ろうか?ただニールから花を贈られて嫌いだとしながらも、
臭いを嗅いでそれなりに良い気分になっていたのも確かだった。

今回は臭いがキーワードとしてすり込まれていた。
ケンジーが容疑者のペレスに接近するときも良い臭いがすると
言われていたし、カレンがジョンと接近する際にも、彼らは捜査
官の臭いは嗅ぎつけるのでサムでは無理だという。サムは
ベビーパウダーの臭いがすると言っていたけど、どういう意味
なのか?

カレンが一匹狼で突っ走るところをサムがフォローするというのは
良い感じの流れだけど、お前の尾行なんて1kmの時点で見破って
いたとする意地の張り合いが笑えた。

カレンはクリステンとの生活が相当象徴的なモノが有ったようだ。
マイケルの姿を見るとカレンの子なのか?と思う所も有ったけど
流れを見るとボイドの子みたいだ。ただマイケルは正直、
4歳以上の男児だった気もするし、出来ればカレンとクリステン、
そしてジョンの三人で仲良く暮らして欲しい気がする。
クリステンは相当カレンの事を好きだったみたいだし、潜入捜査官
としての苦悩を感じさせるネタだった。

まさかボイドも事件の一端を担っているとは思わなかったけど、
彼には彼の悩みが存在している様で、悪い人ではなかったね。
ボイドが亡くなってしまったとしたならば、カレンとの関係の
よりが戻っていたりしたのだろうか?

ケンジーとペレスの話合いにはなんとなく違和感が有る。
ペレスがあそこで金の事を話せば即没収されないだろうか?
ただ4年前からこの事件の流れに動きが有ったとする流れを
知る為には必要なシーンだったけどね。

最後はカレンの存在がニールにばれてしまいどうなることかと
思ったけど亡くなってくれたので良かった。
ドラマ「チャック」と同じく正体がバレると色々と不都合が多い
んだよね。


親睦会では一体何をするのか。
カウボーイバーなのかボーリングなのか、それとも卓球なのか。
最終的にはカラオケという無難な所になったけど、アメリカで
もカラオケを楽しむんだね。
サムの最低なミック・ジャガーに俺のスプリングスティーンで
対抗するといっていたカレンだけど、最低に最低を重ねるという
事なのか?ヘティはエラ・フィッツジェラルドで声が似ていると
言っていた。ドムは逃走。