NCIS:LA 極秘潜入捜査班 NCIS: Los Angeles http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis_la/

Mar. 9, 2010
第17話 全速 Full Throttle

脚本／Joseph C. Wilson 監督／David Barrett
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車好きの若者たちが集う場所で、ストリンガーやアルヴァレス
は集まっていた。オレンジ車vsシルバー車の違法賭博ストリート
レースが開かれようとしており、胴元のストリンガーは賭け金
を集めて回る。いざ女性のスタートの合図と共に二台の車は
急発進する中、観客達は写真を撮り、動画で撮影する。
そんな中、オレンジの車は突然加速しようとしてスイッチを入
れたところ、走行中の車は爆発し運転していたジェームズ・
ラッシュは死亡する。

サムとカレンはこの日、NCISへとやってくる。
サムはカレンが高速を使わず一般道で来る事に疑問を感じて
いた。フリーウェイをつかえとするが、ラッシュで渋滞だと
いうカレン。
サムは道に詳しく、フリーウェイの名前も言ってのける程だ
ったが・・・

そんな中今回捜査する事件の事をエリックから報告がある。
被害者はサンディエゴ基地に勤務するジェームズ・ラッシュ。
事務係下士官で、休暇中の今朝違法ストリートレース中に
死亡したという。彼は操舵手のオフィスで管理補佐をしていた
が、彼のファイルにアクセスしようとするとファイルは暗号化
されていて見られないとエリックは告げる。厳重に暗号化され
ているという事は何らかの極秘任務に関わっている可能性が有
った。当日の映像が動画サイトにアップされているとして
再生すると隣を走行していた"トッカンワン"というライバル
選手は爆発したにもかかわらず停車せずに走り抜けていると
いう。サムによるとトッカンとは日本語で激しく貫くという
意味だと語る。カレンはサムに現場に行こうと誘うが、今は
パシフィックコーストフリーウェイは渋滞しているのでケンジー
と言ってくれというサム。俺は内勤でラッシュの事を調べている
とのこと。カレンはケンジーに途中ドーナッツ店にでも立ち寄っ
てから現場に行こうと誘う。

現場に行くと女性が不審な行動を取っていた。
カレンたちが声を掛けると、彼女はレイデックス保険の事故処理
担当のアリソン・プリチェットだという。カレンたちに事故の
原因は分かったのか?と尋ねるがこれから調べるところだと告げ
る。車にこんなに大金をつぎ込む事を無駄な散財だと吐き捨てる
アリソンに対して、ブランドバッグに大金をかけるのも無意味
だとケンジーはアリソンに語る。ケンジーは彼女は何処か信用
出来ない人物だと語る。

オフィスに戻るカレンたち。
一時間で行ってこられたぞとサムに語る。ドーナッツのお土産
は無いのか?というサムに対して、体重を気にしているんだろと
からかうカレン。
そんな中、ヘティがやってくると、交通監視カメラでカレンが
赤信号無視、スピード違反で検挙されていることを告げる。
カレンは任務中だったとするが、サムは写真の日付を見て、
この日は非番だっただろうと告げる。ケンジーはロス市警の
バーンハートにでももみ消しを頼んだらどうか?とするが、潜入
中なので無理だという。今では運転講習もオンラインで受けられ
るというサムに対して、ヘティはカレンの場合18ヶ月で3度目の
違反なので実施試験が必要だと言われ、16時間の講習が受ける
しかないという。カルバーシティの講習所に予約を入れておいた
というヘティは、二日間みっちり講習を受けてきなさいと語られ
る。マリーナフリーウェイで行くと空いていて良いわよと。

エリックは事故当時の現場写真がインターネットサイトに多数
アップロードされている事から、それを元に合成し現場の再現
3Dを作成していた。エンジンにナイトロ(亜酸化窒素)が噴射
したがウェットシステムが作動せずにこの様な事態になったの
だと語るケンジー。しかし破損の状況からするとエンジンが
爆発しただけではない様だ告げる。動画サイトの映像を解析する
とエンジンの爆発の後、更にもう一度何かが爆発している事が
判明する。ジェームズは技術官故に、燃料系統のミスをすること
などあり得ないと語る。誰かが車に細工したのだろうと。

カレンは教習所にいく。
講師はルーバーツというノリの軽い人物だった。講習生は老人
や移民の人が多く、カレンのような若者は殆ど居なかった。
ルーバーツはみんなで楽しくがモットーだとし、スクールには
クールという文字が含まれているだろうと告げる。
そんな中、カレンの席の隣には金髪で長身の美女・ジョハンナ
が座る。

ジェームズの実家の事を調べると、兄のキースと妹のアンジェラ
が整備工を経営していることが分かる。しかし経営状況はギリ
ギリだった。ケンジーはラッシュのSNSを見ると、相当伝説的
レーサーだった事を知る。

サムとケンジーは整備工場に行くと、二人が言い争いをしてい
るのを目にする。既に経営としては苦しく、従業員のアルヴァレ
スを雇う余裕は無いとしてリストラをしていた。

アンジェラから話を聞くとジェームズはとても天使な兄だった
とし、幼い頃からよく面倒を見てもらったという。11歳の誕生日
には廃材を使って手作りの自転車をくれたのだという。母親は
行方知れずと父親は刑務所にいるとのこと。これ以上ここの営業
を続ける事など無理だとして、アンジェラはキースに説得する
のだった。しかしキースは15年間ここを守り続けて来た事を
語り、今ここを売れば何も残らないと告げる。
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カレンたちは違法ストリートレースをしていた海軍兵士の
死因を調べていく。すると被害者の兵士・ジェームズは
軍の中でも機密の情報を扱っていて、新しいエネルギー
システムに関するものを開発していた事を知る。
そのシステムがレースの際に使用している事が分かり、
そのシステムを盗むためのスパイによって殺害されたのでは
ないかと疑っていく。

謎のトッカンワンというレーサーが女性だったという辺りが
既にサプライズ感が有ったけど、トッカンという名前をつけて
いるだけ有って謎のドライバーは日系人のようだ。

残念ながら今回、カレンは交通違反切符の為に講習をする事
になり、捜査からは完全に離れていた。
変なパペットを使う教習官に捕まってしまった感じだったけど
講習を受けに来た隣にいる美女・ジョハンナは綺麗で、かなり
後ろ髪を引かれるものが有った。カレンもデートに誘われるも
流石にバハマまでは行く事は出来ないよね。

今回ケンジーの衣装・インナーは相当ボディにフィットと
していてちょっぴりエロかった。
男性心をくすぐるかのように、車の整備に詳しかったり、
その理由の中には父親に対する愛情の裏返しが存在していた
ところなど、ケンジーにとってはお父さん子だったのかな。
最近ケンジーが急激に父親の事を言及する事が多くなったけど、
母の件はどうなっているのか。

ドラマではトッカンの事をサムが言及していた。
昨年井上真央さん主演のドラマ「トッカン 特別国税徴収官」
を思い出させたけど、日本では突貫工事という意味で一番使われる
事が多いね。

整備工に入り込む中佐はあきらかなダミーだったし、オマール
にしてもそんな悪いやつには見えなかった。ケンジーとサム
が放射性物質に汚染されているとして、ミントキャンディ
を舐めさせる所が笑えた。ケンジー&サムも良いコンビだな。

結果的にストリートレーサーは車両保険に入れないという
ことでトッカンを疑い、ヘティがいつの間にか改造した
チャレンジャーを使って容疑者を猛追。スピード違反のカレンの
車に改造は必要ないとしていたけど、相手はレーサーを
目指していたこともあるし、加速度を上げただけで逮捕出来る
ものなのかねというところがあった。

結局人騒がせだけど、自分の研究によって身から出た錆だった
な。

最後にスピード狂なものたちがチャレンジャー号を運転しよう
としている姿がほのぼのとさせたね。
段々とこのドラマの良さが分かってきたかも。