NCIS:LA 極秘潜入捜査班 NCIS: Los Angeles http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis_la/

Mar. 23, 2010
第20話 名声 Fame

脚本／Speed Weed 監督／Dennis Smith
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男女が峠で車を駐めてイチャつく中、突然暴走した車がぶつ
かってくる。乗っていた男性は文句を言いに車の男・ブライアン
・ロスに近づくと彼は車の中で大量に血を流していた。
すぐにドアを開けて出ないと崖から落ちるぞと外から訴えかけ
るが、車は無残にも崖から落ちてしまう。

サムとカレンは若者が将来になりたい仕事について話していた。
カレンはSEALじゃない事は確かだろうと告げると、若者たちは
教師や宇宙飛行士など努力が必要な物にはなりたくないのだと
してサムはあきれかえる。なりたいのは有名人なのだという。
一方ネイトは筋力トレーニングをしてきたとして、得意げに
三角筋と臀部の筋肉を見せる。
カレンは昔自分で化石を作り穴を掘って埋めて、それを掘り出した
だけで有名になった考古学者が1868年に居ることを告げる。
バーナムという人物だとすると、ネイトは反論しようとするが・・

そんな中オフィスにいくとロス市警のディークスが、ドムの席
に座っているのを見て、サムはその席に座るなと激怒する。
しかしヘティがやってくると、私がその席に座るように話したの
だとし、空席になっている事を語る。サムは臨時という事だなと
告げ、ロス市警との連絡係としてディークスを加えたと考えて
いた。

エリックから今回の事件についての説明が行われる。
ブライアン・ロス大尉が今朝、二発の銃弾を受け崖から転落した
ということ。しかし目撃者によると転落する前にはまだロスは
生きていたのだという。乗っていた車はオーブリー・ダーバの
所有のものだと言うと、ディークスはセレブの卵として、最近
パリス・ヒルトンやキム・カーダシアンのポストを狙っている
女性のものだという。夕べ撮影されたオーブリーの写真がイン
ターネットサイトに掲載されているとし、エリックたちはピンク
の服を着ている事を知る。

転落した現場へと足を運ぶ。
早速連絡係としてディークスに役目を求めるが、ロス市警の
刑事達はディークスを足蹴にする。おとり捜査官は他の捜査感
に嫌われるのだという彼。ケンジーが交渉するとあっさりと捜査
が認められる。
被害者の車や遺体を見ると、銃創が二つ、肩と肋骨に有り、
ドアハンドルに血が付着していることを確認する。
車に銃の痕跡がないことから車に乗る前に銃で撃たれたのだと
告げる。ディークスは遺体の腕の肌に付着している模様から、
ロスは夕べクラブ"バーム"にいた事を示すスタンプだと語る。
バームにはセレブも多く集まるが同時に悪い奴も多く集まる
ところでディークスは既に潜入で顔なじみの店だという。
また車の中からはハイヒールとバッグ、ケータイにピンクの
服の布きれが見つかった事から、オーブリーと一緒にいたので
はないかと推察する。

オーブリーは、母が再婚し、ベン・ダーバという人物の元で
暮らしている事が分かる。ベンは貧しい市民で奨学金で大学に
いき、不動産で大成功を収めた人物だった。
ダーバ家にいくと、使用人のジャヒリから、旦那はプールサイド
に居ると聞かされる。
ベンから話を聞くと、この家には防犯カメラは設置しているのか
尋ねると、最近空き巣が多いのでつけて居るという。義理の娘
に遭わせて欲しいとするとベンは快く応じるが、オーブリーは
部屋には居なかった。母を亡くした後、オーブリーは一時期
薬物依存になったが、最近はリハビリ施設に通って立ち直った
所だったという。そしてルールを守って生活していたことを告げ
る。

ベンは娘に何が有ったのか?と尋ねると、オーブリーの車が崖下
に転落した事を告げ、行方不明になっている事を告げる。

オーブリーの捜索を始める中で、エリックは最近ダーバ家の
界隈の高級住宅地で10件の空き巣事件が発生しているがそのウチの
9軒の家のケータイのアドレスからオーブリーのアドレスが
登録されているという事を聞く。オーブリーが窃盗団に情報を
流していたのか。薬物中毒以降、薬を買わないために小遣いを
制限されているのでその可能性もあるという。しかしロスの様な
人物が窃盗団に荷担するとは思えないとサムは語る。

ロスの同僚である海兵隊のタイヤとハドレーから話を聞く。
ブライアンの誕生日祝いでクラブにいき、ポーカーをしたことを
認める。二週間後に我々はイエメンに派兵されることになって
おり、10ヶ月は海上生活を強いられるのだという。バーム
で彼は女性を引っかけて11時半頃店を出て行ったという。
自分たちはポイントマグー基地にそのまま戻ったとするが、
カレンは店を出ですぐに基地に戻れば、一時に帰宅している
ハズなのに、四時に到着しているのはどういう事なのか?と問う。
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NCISの特別捜査班にロス市警との連絡係の為にディークス刑事
が抜擢される。ヘティ自らがスカウトしてきた格好だが、
サムはどうしてもドムの変わりとして認められず、NCISの
スタッフたちもディークスを容易には受け入れられないと
する意識が働く。そんな中で、海兵隊が銃で撃たれたまま
車を走行させ崖から落ちるという事件が発生する。
前日の足取りを追っていく捜査官たちはクラブに居たことや
そこで知り合ったセレブな女性に事情を聞いていくことになる
が・・・

交渉係としてディークスよりもケンジーの意見の方があっさり
通ってしまう所が笑えた。
まだまだディークスがどんなキャラクターなのかは分からない
中で今回ケンジーとの絡みが多少多かったかなという感じ。

個人的なキャラクター周りの話はイマイチ面白味に欠けたかな
とも思う。ケンジーの事をファーンと呼んでいた辺り、どんな
意味があるんだよって感じの突っ込み所が有ったしね。

ヘティネタでは、ディークスに5万ドル上限のカードで5千ドル
以上使わせたらペーパーナイフを持ってかけつけるとしていた
り、またクラブに潜入するカレンに対しては、レディ・ガガ
の曲がかかったら私のために踊ってねと語る姿が有った。
そんな無理な要求の中に、ある意味では仲間に向かい入れる為
のいろいろな試験的意味合いも含まれていたのかなと。

事件は海兵隊が一夜の関係を持ったばかりに殺害されてしまう
という不条理なもので、決して遊びでは無いのだろうけど、
悲しい結末だった。

そんな海兵隊が関わったのは、セレブ女性の典型のように
ドラッグに溺れて派手にクラブで騒いでパパラッチされるだけ
で有名人になってしまうという如何にもアメリカンショウビズ
の今って感じの女性。薬物はあくまでミスリードの流れで
強盗団だったり、そこにイラクのフセイン時代の将軍というの
が出てきたりで、色々と複雑だったけど、NCIS:LAでは中東の
人が犯行を起こしているという設定が多い気がする。
それもやはり海兵隊絡みなので、自然とそうなってしまうのか
な。

ケンジーが応援も待たずにライオンの巣に入ってしまう辺り
無謀すぎだったな。
折角ピアスを使って上手く切り抜けたりしたのにね。

そしてなんと言っても今回はディークスとカレンのコンビか。
クラブで人質にされる女性に対して、カレンが発砲したかと
思えば、ケンジーが人質になっている場所では今度はディークス
が発砲していた。サムはなかなか認められない下と、この一件で
一応カレンの方が先に仲間として迎入れるのかな。
ただまたしばらく潜入するとか語っていたね。

■使用された曲

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