NCIS:LA 極秘潜入捜査班
NCIS: Los Angeles シーズン3

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28 Jun. 2012
第1話 救出 Lange, H.

脚本/Shane Brennan 監督/Tony Wharmby
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ヘティは辞職してルーマニアに有る犯罪組織・コメスク家へと
向かう。ヘティらが調べていた「コメスク作戦」とはカレンを
外す為のもので、バンス局長はこの捜査からカレンを外すと
告げると、カレンはバッヂを置いてヘティの元にいく。すると
彼に賛同したサム、ケンジー、ディークスもまたバッヂを置い
て出て行く。ヘティの代わりには新たに、ローレンス・ハンター
という新局長がやってきていた

カレンたちはルーマニアに有る黒海の近くのビーチに来ていた。
カレンはその光景を見ると、一瞬にして過去に自分が幼い時に
見た光景がフラッシュバックされてくる。

ヘティはコメスクファミリーのアジトへと乗り込むと、一族の
ボス・アレスクに遭う。ヘティはあんたと私は同じ一族である
事を告げる。
アレクサとヘティは二人きりで会話する。外では銃声が聞こえる
とヘティは私の仲間が来る事を告げる。アレクスは別にくれば
良いとしながらも、ヘティに向けて小さい口径の銃で胸を撃つ。

--- 53分前 ---
ヘティはあるキッチンの有る部屋で一人待機させられていた。
そこの部屋には多数の手製のジャムなどが並んでいた。
これは代々受け継いだものだとしてアレクサが部屋に入って
くる。家族の伝統・・・何を置いても守るべきものがあるのだ
と告げるアレクサ。ヘティはこの確執はいつから発生したのかと
問うと、第二次世界大戦からだという。ヘティは戦争が終わった
のだから・・と説得するが・・・。

カレンは黒海とビーチを見て、過去の映像を思い返していた。
自分は今まで人形を手渡されたのはカリフォルニアの太平洋の
ビーチかと思っていたが、実際にはここのことだったと語る。
カレンはサムに対してこのまま続けても大丈夫か?と問う。

一方作戦を続ける為にも何処か隠れ家・作戦本部を設置する
必要が有る事を告げると、カレンはこの近くに使われていない
自動車整備工場がある事を語る。何で知っているのか?と問われる
と、ここは俺の故郷だと語る。

ネルはエリックの元にコーヒーとクッキーを持っていく。
作戦ルームでの食べ物は厳禁だとするが、そのルールを使った
ヘティは辞職したのよと語るネル。私たちがルールを破っても口出し
出来ないと語る。
ヘティの通信記録はプラハの有る地点で確認されたまま、消息が
掴めなかった。
そんな中、プラハ発のテレビニュースで地元の犯罪組織同士の
抗争で銃撃戦を行われている事を語る。

そんな中作戦ルームにバンス局長がやってくる。
プラハの事件は5人が死に1人はコメスクだと語る。犯罪捜査の
抗争ではなく極秘の軍事作戦だったと言われていると告げる。
カレンがプラハに入国して6時間後に起きたことだとするエリック
たちに対して、この件はあくまでプラハにいる捜査官は一人だけ
であり、ハンター捜査官はヘティを探しているだけだと語る。
エリックたちの存在は内密であることを告げる。
プラハでの銃撃戦はコメスクにも伝わっているハズ。

カレンたちはケンジーとディークスに観光客に成りすまして
コメスク家のことを撮影してきて欲しいと頼む。
サムはカレンと二人きりになると、二人が戻るまで30分は有る
ので何がこれまでに有ったのか話すよう告げる。
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ヘティは単身ルーマニアに乗り込む。
カレンがコメスク家によって狙われることを守る為に、カレン
が亡くなったとする死亡診断書を手にしてコメスクにもう復讐
の連鎖を辞めるよう説得するが、コメスクたちの復讐の連鎖は
守っている以上に根深いことを知る。
ヘティとコメスク家の長・アレクサと会話する中で、カレンは
やってきたルーマニアの黒海に接する海岸には自分には見覚えの
ある土地である事を知る。

いよいよシーズン3の放送。
一応シーズン4までCSで放送しているものを録画済み・チェック
はしているのだけど、画質を落としてDVDに入っているので
ハイビジョンでの放送で日々楽しんで行こうかと思います。

さてシーズン2からシーズン3へのテレビ東京の放送スパンが
短かったですね。L.Aに拘りを見せて放送をしていくみたいな
うたい文句で昨年から放送しているのも伊達ではないというところ
でしょうか。

カレンの出生は謎は依然としてドラマでは存在している訳で、
それに加えてカレンとは特別な関係にあると思っていたヘティ
が関係してくるということで、カレンの流れ・過去との因縁に
関しては、ここできっちりととどめを刺して新たなステージ
に入るのかなと思う。

ヘティがルーマニアまで来た理由はカレンを助ける事以外にも
存在しているということで、見た感じでは内通者であるハンター
を逮捕する事なのかなと思っていたけど、実際には彼女はカレンの
母親を救えなかったことに後悔している様子。
ヘティは終戦後にブカレストの難民キャンプで生まれていること。
ドイツの収容所に父はいて、生まれる二ヶ月前に亡くなり、
母は生後2日後に亡くなったのだという。そこで同じキャンプの
ロマ人家族・パヴレンコに育てられた事を語る。

一方カレンとコメスク家の確執の歴史も語られた。
大戦中に祖父は家族を守る為に権力者側の政権について
収容所送りを免れたが、クーデターによって政権は代わり、
今度は敵対する側によって狙われてしまう。当時アメリカ人
のOSSと呼ばれるCIAの前進の部隊がいて、アレクサの祖父と祖父の
二人の兄弟がアメリカ人によって殺害されているという。その
アメリカ人がカレンの祖父だということで、コメスクがカレンを
狙って居ることが分かる。
カレンの父はロマ人の女性と結婚して子供がいたこと。
25年後にその娘が名前を変えて帰国したこと。
そこで男性と女性の子供がいて、男性はカレンであり、殺害された
のはカレンの母であるということだった。

捜査自体は正直物足りなさが有った。
ただケンジーとディークスの新婚夫婦作戦を弟と姉作戦に変えよう
とする二人の関係は相変わらず楽しいものがある。
なんで弟なんだとする辺り、二人の力関係を見た感じが居る。

ネルとエリックのラボコンビも面白いかな。
クッキーを紙袋に入れていたけど、あの黒さはオレオなのか。
最後に一枚になったクッキーを半分にして分けて上げるところ
とか、つまみ食いしているところにレオンがやってきて口の中
にクッキーを含みつつ会話している辺りが笑えたかも。

次のエピソードからは通常エピソードに戻るのかな。


G・カレン (Chris O'Donnell) 特別捜査官現場対応チーム主任
ネイト・ゲッツ (Peter Cambor) OSPの心理学者
ケンジー・ブライ (Daniela Ruah) 下級捜査官
サム・ハンナ (LL Cool J) 上級捜査官。SEALs出身
ヘンリエッタ・ラング (Linda Hunt) "ヘティ"、OSP管理部長
エリック・ビール (Barrett Foa) OSPのITオペレーター

レオン・バンス (Rocky Carroll) NCISワシントン本部
マーティ・ディークス (Eric Christian Olsen) 元LA市警・引き抜き
ネル・ジョーンズ (Renee Felice Smith) NCIS情報分析官
ローレン・ハンター (Claire Forlani) 謎の諜報員、ヘティ後任

アレクサ・コメスク (Cristine Rose) コメスクファミリーボス
ドラクル・ニコライ・コメスク (Craig Robert Young) ファミリー、人質に
(Ian Fisher) Voic
--- (Zoran Korach) Romanian Guard
--- (Casey Adams) Comescu Guard
ヴァシレ・コメスク
イオン・コメスク
イレーナ・バディム
ルカ () コメスクファミリー


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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