10 Jul. 2008
第16話 家族の秘密 Family Secrets
脚本/Steven D. Binder 監督/James Whitmore Jr.
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救命士のビールズマンとパターソンは女性のことを話ながら 仕事をしていた。海兵隊員の遺体をモルグから運ぶ作業をして
いたが、二人は荷台に遺体を乗せて車を走らせたところ、 ガソリン臭がした為に急いで車から降りる。すると突然車は
爆発して炎上する。
トニーはオフィスでマクギーのパソコンを使って女性NCIS捜査官
のラルセンとchatをしていた。トニーは以前ラルセン捜査官から 今度話しかけたらセクハラされたと訴えると言われていた誤解を
マクギーのpcを使って晴らそうとしていたのである。ジヴァは それに気が付いて一体何をしているのかと問う。マクギー名
で"トニーは気骨のあるヤツだと保証する"とメッセージを贈る。
そんな中ギブスがオフィスにやってくると、救急車が爆発炎上 したので調べに行くと語る。
マクギーは出かけ際に女性捜査官からデートを誘われたことに 疑問に感じていた。同僚に対して誠実なのが気に入ったという
メッセージはどういう意味なのか。 ジヴァはトニーとマクギーにちゃんと仕事をする様告げる。
トニーはジヴァがまるで検視官さながらに捜査しているのを知って 指摘すると私はイスラエル人であり丸焦げの救急車なんて何度
も目にしている事を告げる。ギブスは救命士の二人から事情を 聞くと車から目を離したのは僅か4、5分だけであり走り出した途端
に異臭を感じて出たら爆発したのだと語る。 遺体はウィリアム・ダンフォースJr兵長だった。
イラク、アフガニスタンなどで兵役を務め、母国で車を走行中 オジロジカが走ってくるのを避けてハンドルを切り損ない
木にぶつかったというもの。運転手のウィリアムはもちろん同乗者
だったレベッカも意識不明の重体で現在ICUに運ばれているという。
ダッキーによると司法解剖の為にベセスダに運ばれる為に車に 遺体が積まれていたが救急車内には圧縮した酸素が多数積み込ま
れており、ガソリンが引火したことで爆発したのだろうとの 事。単なる事故の可能性もあるというダッキー。
翌日、トニーはオフィスにやってくると、マクギーのipod photo がデスクに置かれていることに気が付く。
一体何の音楽を聴いているのか。そして昨日の夜、ラルセン捜査 官とデートしたハズなのに一切報告が入ってこないとして、
証拠を探る為にipodを調べ始める。マクギーのプレイヤーには バリー・マニロウやジュリー・アンドリュース、ザンフィルの
音楽が入っていた。写真には女性(サラ・マクギー)と一緒に仲良さそうに写って いた。トニーはジヴァにこれはマクギーの妹だろうとし、ヤツ
に女綺麗な女性は落とせるハズがないと語る。 そんな仲ギブスがやってくると、トニーとジヴァの額を叩く。
アビーによるとガソリンスンクの燃料ホースに穴が空いていた こと。電気系統に一カ所ショートしていること。これは偶然
なのか?とするがギブスは偶然などこの世にないという。微量の 雷酸水銀とアジ化ナトリウムとテトリルが検出されたという。
起爆スイッチだろうとし、運転手が逃げるのを待って爆発させた
ものではないかというもの。ラミネート紙の基板材料が残され
ているが、どの電子部品にも使用されるもので特定は難しいだろ うとのこと。遺体のDNAと電子部品の特定をしろとアビーに告げる
ギブス。
遺体の焦げた臭いが苦手だというジミー。ダッキーは母のフライド
チキンの臭いがするという。ギブスがやってくると遺体は謎めいて いる事を告げ、死亡診断書は典型的な自動車事故によるもの
だが、十分な裏付け捜査は行われていないこと。殆どの組織は 燃えてしまって汚染されているがごく一部の細胞から検出したもの
を照合した結果、ウィリアムの遺体ではないことが分かったという。
ギブスはザンフィルの曲を聴いているトニーたちの元にいくと 遺体の身元が怪しい事を告げ、捜査を担当した警察官と医師から
話を聞いてくるよう告げる。
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