NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
Naval Criminal Investigative Service (シーズン4)

製作総指揮/企画 - ドナルド・P・ベリサリオ
企画 - ドン・マクギル





November 7, 2006
第7話 新たな恋の予感 Sandblast

脚本/Robert Palm
監督/Dennis Smith
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イラクへ派兵される前に、父・クーパーは息子のジョシュ
共に二人でゴルフコースを回っていた。父がゴルフをしてジョ
シュがキャディ役。バンカーにボールが入ってしまう中、
クーパーは初めてコースを90を切って回れるという。
今回イラクに行くのは一年半くらいだが、その任務が終われば
教官としてアメリカにとどまれるようになるので、毎週プリン
ストン大学に通うお前のことを尋ねに行くと語る。
そんな中バンカーからショットを打とうとすると、突然爆発
が起きる

トニーはコーヒーに砂糖を入れる。
マクギーに対してオレのふるさとでは3杯分の砂糖を入れるの
だという。マクギーはトニーの故郷は何処なのかと問うと
イタリア・ローマだという。刈り取り機やアーチや水道を
発明したところだという。ジヴァがやってくると二人が何の
会話をしているのか尋ねる。トニーはマクギーにイタリアの
偉大さを教えていたのだとし、演説術・イタリアンチネマと
スポーツカーだという。ジヴァは貴方が教えることは、
ジャラジャラ鐘に胸毛くらいでしょという。トニーはパスタも
そうだと語る。パスタは中国ではないのかというとジヴァに
共産党のプロパガンダだと語る。

その頃シェパード局長は任務遂行中だった。国土安全保障省
にも連絡が入っており、警戒レベルは2だと語る。
そんな中作戦ルームにギブスがやってくると、シェパードは
現在警戒レベル2の作戦中だとして入室を拒む。
軍のクラブコースで爆破事件が起きた事を告げ、ゴルフコースに
は議員や将軍レベルの人物が来るので格好のターゲットである
事を語る。大佐も被害に有った事を告げると、最後に親子で
過ごせたのはせめてもの救いねと語る。

ギブスたちは爆発の起きた現場へとやってくる。
ギブスは砂場から半径100mを調べろと語るが、トニーは砂場
ではなくバンカーだと語る。マクギーに対して林を調べろと
言われるが、漆があるかもしれないとしてマクギーは嫌がる
ジヴァは今日はザカが忙しいと語る。ギブスはザカとは何か
と尋ねると、テロ現場で遺体を収容するユダヤ系のボランティ
ア団体のことだと語る。

そんな中現場にはホリス・アン・陸軍中佐・犯罪捜査司令部
の女性がやってくる。この現場は陸軍が調べるというと、
被害者は海軍の兵士だというギブス。
被害者の息子・ジョシュは砂の中に蜘蛛の巣のようなものが見え
たと言っている事を語ると、ギブスは砂場はバンカーと言うの
だと語る。このバンカーだけに爆弾が仕掛けられているとは限ら
れないので、18ホール全てを調べることを語ると、それは陸軍に
任せるという。ウチの検視官の方が先に来たので自分達は
遺体を調べると語る。
そんな二人のやりとりを見ていたジヴァに対してトニーは
誰なのかと問うと、次の離婚相手が見つかったみたいだと
語る。
トニーは隣のティーから起爆装置の一部が見つかったとの報告
をする。

ダッキーはモルグに運ばれた遺体を調べる。
ギブスとホリスがやってくると、分かっている情報を尋ねる。
死因は爆発による四肢切断であること。しかし爆弾の破片が
なく、物証に乏しいものだという。爆発に利用されたケース
プラスチック製であり解けてしまっているのだという。
しかし人体の2/3は水分なので、解ける前に被害者の体内に
入った破片が水によって一部残っているという。

トニーはジョシュから話を聞こうとする。
ジョシュは父が死んだことが未だに信じられないとして
ジョークみたいだという。明日から大学があるとし、休んだら
父に叱られるのだという。蜘蛛の巣が見えた件について語る
中、父にそのことを話せば良かったという。トニーは君のせい
ではないとし、オレはニワカに励ますのが得意だと語る。
「物事には理由が有る」「みんな死ぬときは死ぬんだ、受け入
れろ」そしてエルビス・コステロの名言の一つだとして「オー!
事故は起こるもの」だと語る。ジョシュはアメリカで闘わない
ように向こうで戦っているのに何故アメリカで亡くなるのかと
嘆く。
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軍のゴルフクラブ場で海軍の大佐が殺害される事件が発生
する。海軍だけでなく陸軍のマン中佐も犯罪捜査司令部員
として捜査を担当することになり、合同捜査を行うことに
なる。果たして二人は上手く関係を持っていくのか。

シーズン4に入って、ギブスは価値観を変えてきた感じがするね。
シェパード局長との関係に言及されていくことになるか
と思ったけど、なんとギブスのパートナーには、マン中佐
という人物がギブスの相手役として登場する。
シェパードはギブスの微妙な変化に気がついていた感じだし、
あのジヴァでさえゴルフ場では、離婚する相手が見つかって
いたとするところから、分かりやすい形で好意を寄せている
姿が合ったのかも。
ギブスの自宅にズカズカと入って来てしまう辺り、違法侵入
だとしながらも、ギブスは満更でもないという感じだし、
互いに尻を見合っては、相手の品定めをしているようで
なんとも言えないところが有る。
ただオフィスでテイクアウトした食事を取るシーンって
これまではギブスとシェパードの間で起きていたものだった
ので、そのシーンを完全にマン中佐に奪われてしまった格好
だった。

またトニーにも今回はジャンヌという女性があらわれたけど、
彼女は一体どういう立場の人間なのだろうか?
テスト勉強をしているとか何とか言っていたし、トニーに
好意を寄せていたのも事実。ジヴァさんはトニーが脇目もふ
らなくなったことで、女性が出来たとしていたけど、二人の
関係って尻を見せ合う関係だと思っていただけにもう少し
関係が発展するのかと思った。
爆弾の起爆を外す際に、トニーがジヴァのシャツの中が
見えるとした辺りのやりとりにはまだ二人の可能性が見えた
のだけどね。「死んでも良いからみたいって程じゃない」
「死んでも良いって言ったら?」「もう遅いです。」みたいな
可愛いやりとりは有ったのだけどね。

尻と言えばジヴァが命令を無視して爆弾を解除。
二度目に同様の事態が訪れた際には、解除したらギブスに
「尻を蹴飛ばされるから・・」とこれ見よがしに語るシーンは
面白かった。

マクギーは相変わらず漆ネタ。
机にこすりつけて間寛平さんばりの「かいーの」のポージング
を見るとちょっと嫌らしく見えたことも間違いない。トニーも
テクノロジーの発展に万歳とばかりに携帯カメラで撮影する
姿。

さて気になるのは、一話では物語の犯人にたどり着かなかった
ことと、シェパード局長が最近ずっと何かを追っている姿
も有った。

犯人はかなり自然環境に配慮するような爆弾を使っていたので
テロリストというよりもエコテロリストなのかなと思っていた。
ゴルフ場とかエコのようで自然破壊の典型だと言われるしね。

・Dominic KellyのDepression Base
・Dominic KellyのSacrificial Lamb
・Like a Star by Corinne Bailey-Rae


リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) "トニー"
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) "アビー"コンピュータ
ドナルド・マラード (David McCallum) "ダッキー" 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの新しい助手、検視
ジェニー・シェパード (Lauren Holly) NCIS Director
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) モサド

ホリス・マン (Susanna Thompson) 陸軍中佐・犯罪捜査司令部
ジャンヌ・ブノワ (Scottie Thompson) トニーの彼女?
ジョシュ・クーパー (Blake Bashoff) 息子
フレデリック・クーパー (David Fabrizio) 父・海軍大佐
マムーン・シャリフ (Enzo Cilenti) 情報提供者、レバノン
エイブラハム・モーサッラー (Arnell Powell) シャリフのコンビニへ
--- (Shane Wood) Army EOD Team



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