ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル
(2006年CBS) Numb3rs


第12話 未確認飛行物体
Noisy Edge

脚本/Cheryl Heuton、Nicolas Falacci 監督/J. Miller Tobin
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航空局に7通の未確認飛行物体が飛んでいるという報告がある。
すぐにドンはチャーリーに頼んで目撃情報から飛行地点を推測
してもらう。911以降敏感になっている政府は早急にF-16を
出撃させて迎撃の準備をする。
飛行地点は恐らくグレーンデール上空だというチャーリーが
割り出す。向かっている先はL.Aのダウンタウンだと言われ、
緊迫感が走るが、しかし現場上空を飛ぶパイロットからは
何の異常も見られないという。
当時その飛行物体を目撃し撮影したという男性に接触し、
撮影VTRを借りる。ピンボケで分かりづらいが、確かに飛行物
体が映っていた。
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さて今回は目撃情報から飛行物体を位置や形を特定していく
話だった。
テロの可能性も否定できないだけに、緊迫感の走る展開であっ
た。

レイダーで補足できない物体をどう探していくのか。

これだけ目撃情報があるにもかかわらずなかなか見つからない
もどかしさ。レーダーにはノイズが有るため、それをスクワッ
シュと呼ばれる圧縮技術を使って割り出す手法。
それによって離陸した地点を割り出していく。

現場付近に空港を利用していたパイロットに話しを聞くも、
全く目撃情報はない。

チャーリーは着眼点を変えて、飛行コースよりも物体自身の
特定を行う。7つのレーダーが捉えたデータを照合した結果
飛行機の具体的に形が浮かび上がるが、イマイチこの辺の
事実に信憑性を感じないな。

これまで滑走に拘ってきたが、垂直離陸の可能性も考えられる
為に捜査範囲を広げていく。また専門家に話しを聞き、この手
の小型飛行機を製造できる人物を聞く。
そこでデビット・クロフトとレイン・ゴズネルの名が浮かび
上がる。しかし二人は既に決別しており、特にゴズネルに
関しては他人を犠牲にしてでも歴史に名を残そうとする性格で
有ることを知る。

ゴズネル邸を調べに行くと息子が対応に出る。
父親は作業場にいるとのことだが、実際には無く倉庫にあるべき
試作機も無くなっていた。素材やテスト飛行のためには相当額
の値段が必要であり、それらを得るためベンチャー企業に権利
を売っている事を知る。

作業場から離陸した後があり、可能性のあるところを探していく。
気象観測レーダーの電磁波を調整してエリアを特定する。

廃棄物処理場でようやく発見。そこに墜落したときに亡くなった
ゴズネルの遺体も有った。方向蛇が細工されている為に当初は
何者かによる意図的な墜落劇かと思ったが、実際には息子が
黙って悪意無く改良しただけのことだった。

そういえば今回は捜査以外にもアミタが大学に残る話が取り上げ
られる。アミタとチャーリーの関係が気になるところだね。
これまで二人は教授と生徒の関係だったが、これからは一応
二人の気持ちさえあればつきあえるって事か。

そして今回はアランがゴルフ上手である事も披露。
チャーリーに教えるのが好きだというアランにつきあうような
感じ。チャーリーは理論的に考えるからゴルフは向かない感じ
だったね。

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
テリー・レイク (Sabrina Lloyd) FBI捜査官
ラリー・フラインハート (Peter MacNicol) 物理学者
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生

デビッド・クロフト (Bill Smitrovich) デザイナー
ビル・クレランド (Rod McLachlan)
ポール・ライデンハウザー (Castulo Guerra)
ブレイク・ゴズネル (Ethan Embry) 息子
エリカ・クインビィ (Gloria Reuben) 国家安全省

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