溺れる女たち 〜ミストレス〜
Mistresses

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16 Mar. 2014
第3話 未練 Breaking and Entering

監督/Ron Lagomarsino 脚本/K.J. Steinberg
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ハリーとサヴィはベッドで愛し続ける。ハリーはまるで昔に戻
ったかのようだとして満足感を感じる。サヴィのことをバイロ
ンベイで出会った頃の22歳のサーフィンの女神だと語る。
そんな中ハリーはもう朝9時15分になる事を告げ、ここ一週間も
サヴィが仕事にも行かずにずっとダラダラしていることに対し
て事務所でもクライアントが待っているだろう事を告げ、現実
に戻ろうと語る。

Laurel Canyon Charter School。
エイプリルは娘・ルーシーを学校へと車で送っていく。
到着すると同時にミランダから電話が鳴るが電話に出ようとは
しなかった。娘はそんな母の態度に不審に感じる。リチャード
が通りかかった為にエイプリルは挨拶するが、完全に無視され
る。元々エイプリルはリチャードと二度ランチにいく約束
したが、夫が不倫していたミランダとその子供を連れてきた為
に動揺して行けずにスッポカした格好となっていた。

カレンのオフィスには同僚のジェイコブが挨拶にくる。
カレンが片付けをしているのを見てようやく危機を乗り越えた
かと語る。カレンが危機を乗り越えるときにいつもそのような
行動を取ると指摘される。カレンもそう思っていたが、突然
亡くなったトーマス妻・エリザベスがオフィスにやってきた
のである。少し話がしたいとのこと。

ジョスは会社に出社する。エレベーターに乗り合わせた母子か
らジョスのスカートの短さを非難されるが気にもとめない彼女。
オフィスに付くと社内の空気がおかしい事に気が付く。
モナによると、正体不明の男性によって会社が買収されたこと
を告げ、上司のマックは首になったのだという。私たちもいつ
首になるか分からないとのことだった。ジョスは私からボスに
話すとしてオフィスへと入っていく。
ボスのオリビエ・デュボワは自分のことを全く名乗ろうとも
せず、外国語で電話をしていた。ジョスは現在の状態に対して
社員たちが不安に思っている事を告げ、あなたから社員に何か
話して欲しいという。オリビエは君の服は会社に相応しくない
として一蹴する。俺のことを説得したいならば色仕掛け以外
で唸らせろと語る。

カレンは初めて故・トーマスが週1回、3年間通っていたという
カレンのオフィスを見て呟く。ここで色々とあなたに私たち
のことも相談していたのでしょうとのこと。今まで家族でセラ
ピーに通っていた人がいないので戸惑っている事を告げ、
息子のサムが心配だという。突然大学を辞めてプロヴィデンス
からは離れてしまったという。息子がエリートコースから外れた
と知れば一番悲しむのは夫だという。カレンはDr.ハンセンを
紹介すると語る。サムは私とは暮らすつもりがないので夫の
古いアパートに来週から一人で暮らすと言っているのだという。
夜に仕事をする為に利用していたアパートなのだという。
そこはカレンとトーマスの逢い引きの部屋でも合った。

サヴィは一週間ぶりにオフィスにいくと同僚のドミニクから
声を掛けられる。ずっとオフィスに来なかっただろうといわれ
るが仕事を掛け持ちしていたのだという。サリウァン対サリヴァン
の離婚訴訟の件が来週に繰り上がったのだとし、その為に何度も
電話したが全く出てくれなかったと語る。この件で勝てれば
一歩昇進に繋がるのだという。今日から一週間泊まりがけで
遅れた分を取り戻そうと語る。

カレンはサヴィと逢って色々と相談する。
サムがあなたたちの愛の巣で暮らすのねと語るサヴィ。カレン
はそんな場所に自分の痕跡を残してしまっているのではないか
と考えて不安だとするが、貴方がそんな証拠を残すはずはない
と言われる。逆にサヴィの仕事復帰について聞かれると、
一週間残業することになるので最悪だと語る。彼の残り香が
どうしても消えないのだという。カレンはサヴィに例え結婚
している状況でも惹かれることはあると励まし、貴方が二度
としないと言っているのだからそれを信じるという。夫に
裏切られたエイプリルは不倫に敏感だった為に、サヴィが不倫
していた事を知って喧嘩していた。彼女とはまだ話合うことが
出来ずにいる事を語るサヴィは20年の友人関係の中でこれだけ
長い時間話さなかったことはないと語る。カレンはもう少し
時間を上げればエイプリルも落ち着くはずだと語る。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士

冒頭のベッドシーンからはだけそうな下着が気になっていた
けど、特に見たい訳でもないかも。
サヴィ演じるアリッサ・ミラノってDlife見ているとやたら
とwenシャンプーのCMが流れて来るので、なんかイメージが
違うなっていつも思う。スタイルの良い女性陣が多いので
失礼ながら体型がちょっぴり寸胴に見えてしまうところが
不利かな。
ドミニクは意図してサヴィにアプローチ・誘惑しているのか
どうか。サヴィにしてみればハリーに気持ちがあることは
間違いないのだろうけど、罪悪感だけでなくドミニクのこと
を男性として意識しているのか気になる。
真面目なエイプリルとは不倫に於ける加害者・被害者の立場
故に先週ケンカしてしまったけど、仲直り。
最後にサヴィは妊娠検査役で陽性反応が出たが、果たして
どちらの子供なのか。

更に弁護の担当の件でドミニクからは出し抜いたのではない
かとの疑いがかかってしまっているので、その辺は復讐が
怖いかも。


■カレンの場合
仕事:精神科医

うーん、やっぱりLOSTの頃に比べると顔が変わってしまった
感じがする。化粧の方法が変わったのかな。
未だにトーマスとの関係が忘れられず、不倫部屋として利用
していたアパートに息子のサムが引っ越してくるということを
聞いてまた関わりを持つことになってしまった。
来週に引っ越しすると聞いていたので安心したのだろうか。
合い鍵で進入して痕跡を消しに行った際に、初めてトーマス
との関係がビジュアル的に描かれた。イギリス版だとあまり
この辺の描写がなかった感じがするので、見やすい作りには
なったと思う。
サムが帰って来た際に鉢合わせしそうになるけど、思い切って
エリザベスから話を聞いたことにして、会いに来たみたいな
言い訳をして接触してしまっても良かったのではないかな。

カレンとしては同僚のジェイコブと関係を進ませようとする
意図は有ったのだろうか?
忘れてきてしまったサングラスの件がどうカレンに結びついて
しまうのか。

■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー

家具屋をしている関係でジョスとの繋がりがある。
また娘が学校に通う際に送り迎えをする中で、娘の友達の
マディの父・リチャードとは鉢合わせする機会が多いので
今後の可能性を感じさせたけど、リチャードは聡明な人で
彼女が過去を忘れ切れていないということを見抜いた様だ。
エイプリルが旦那以外に男性とは付き合いがないという
設定もまた彼女の性格を感じさせるものがあり、誠実で
一途そうな彼女が何処で元夫の死を受け入れられるのか
ということかな。今回は一度もミランダは出てこなかったね。

■ジョスの場合
仕事:不動産コンサルタント

かなりイケイケ風の彼女。エレベーターで乗り追わせた
子供はジョスの足に目線が行っていたけど、確かにジョス
は大きいので見る気がなくても子供の視線の高さは足に
向いてしまうかな。
突然上司が替わって、フランス人っぽいデュボスという男
がオフィスに現れた。デュボスは職場に競争心を植え付け
ようとしているのか、それともジョスを追い出そうとして
いるのか。男性の扱いならば手慣れているとばかりにジョス
が上手く駆け引きした感じにも思える。
悪趣味な物件を売る為にパーティーを開いて客寄せというのは
良いアイディアだったね。

■使用されている曲

・Cherokee (Nicolas Jaar Remix) by Cat Power
・Love You I Must by Al Lerner & Trudy Stabile
・Dita Dimoné by Pop Levi
・Big Changes by Lemonade
・Killer by Jennifer Remington
・Lock and Key by Touche


サバンナ・デービス (Alyssa Milano) "サヴィ"、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) "ジョス"、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
サム・グレイ (Erik Stocklin) トーマスの息子
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘
エリザベス・グレイ (Penelope Ann Miller) トーマスの妻
トーマス・グレイ (John Schneider) 資産家、不倫して亡くなる

リチャード (Cameron Bender) スポーツ記者、エイプリルに好意
ミランダ・ニックルビー (Kate Beahan) 35歳、ポールと恋人だったと
ジェイコブ (Matthew Del Negro) カレンの同僚

オリバー・デュボス (Mike Dopud) 不動産業者、ジョスの新ボス
ロン・ミッチェル (John Martin) 主任弁護士・サヴィの上司
ボニー・サリヴァン (Kristin Carey) 離婚調停中のクライアント
マディ (Madison Moellers) リチャードの娘
モナ (Kelly Smith) 不動産会社・社員、ジョスの同僚
--- (Robin Lynch) Mother in Elevator
--- (Rich Cooper) Male Realtor
ジェーン () ルーシーの友達
ジュヌヴィエーヴ () オリビエの彼女
ラマー・オトム () バスケの選手



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