溺れる女たち 〜ミストレス〜
Mistresses

http://www.dlife.jp/lineup/drama/mistresses/





July 29, 2013
第9話 招かれざる客 Guess Who's Coming to Dinner

監督/Tawnia McKiernan 脚本/David Folwell
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亡くなったと思っていたポールが3年ぶりにエイプリルの前に
現れ、その3年間をミランダと暮らしていた事を知りショック
を受けるエイプリル。一方サヴィは妊娠している事を知り、
ジェンザイド社で胎児の父親がハリーなのかそれともドミニク
なのか検査をしてもらう。ハリーからは俺を取るのか子供を
取るのかどちらか選ぶよう言われたサヴィは子供を取ることを
決断する。一方カレンはサムが執拗な態度を見せている事を
母・エリザベスに報告に行くと、「あの子に父親とヤッていた
と言えば熱が冷めるかも知れないわよ」と言われ浮気のことが
バレていた事を知る

1988年、ジョスとサヴィは母・ジャネットと共に海に来ていた。
ジャネットがあまりに沖の方まで泳いでいくのを心配するが、
母はライフガードの気を引き為に行っていることだとし、その
ウチ笛を鳴らすだろうと語る。サヴィはA Time to Love(Sidney
Aloyan)の本を読んでいた。

現在、サヴィは寝ているとカレンからの電話で目覚める。
すぐに4人の集まることになると、カレンからトーマスとの不倫
の件がバレていたことに対して相談を受ける。最初から知って
いたことなのか、それともサングラスをトーマスの別荘に置いて
来てしまったことが原因なのか。サングラスからカレンだという
ことを特定出来る筈は無いとするが、ジョスはそんな事は無いと
し、格好良いファッションをしていれば目に付くと語る。
エイプリルは心の声を聞くべきだと告げカレンに冷静に見て
どう思うのかと問うと、最初から知って居たのだろうと語る。
サヴィは自分のクライアントがエリザベスなのでこれ以上は
何も言えない事を語る。最初から知っていたとなるとエリザベス
は嘘を付いていたということになる。トーマスが亡くなった時
のことも、浮気が原因で殺した可能性も否定出来ないとカレン
は告げる。しかしどうせ遅かれ早かれ死んでいたのだから良い
のではないかとジョス。サヴィに対してエリザベスはそういう
ことが出来る人なのかと問うが、そんなこと分からないという。

ハリーは自宅から料理の器具を持ちだそうとしていると、そこに
サヴィとジョスの母・ジャネットがやってくる。
ジャネットはハリーのことを気に入っていて相変わらず美男子だ
として強くハグする。ジャネットはサヴィには知らせずにサンタ
フェから来たのだと語る。最近はどうかと問われキッチン用品
をまとめている原因は何なのかと問うと家を出た事を語るが、
それ以上の話はサヴィから直接聞いて欲しいと語る。

リチャードは出張から戻ると、パイレーツのマスコットのオーム
をエイプリルにお土産として渡す。私はドジャースファンだと
知って意地悪していると指摘。リチャードはマディに自分たちが
付き合っている事を話したから大喜びしていた事を告げ、ルーシー
と姉妹のようになれることを歓迎していたという。リチャード
はエイプリルの様子がおかしい事を知ってまだ話していないと
いうことを悟る。君が話す準備が出来たというから僕も娘に話した
のだというが、エイプリルは色々と有った事を語る。ミランダ
フロリダに帰ったのか?と問うと、頷くエイプリルだが、ポール
が生きていたということは話せずにいた。しかしエイプリルは
今夜必ずルーシーに話すと約束する。そんな二人のことをポール
は店の外から見ていた。

サヴィのオフィスにドミニクがやってくる。
君の夫が起こした騒動のせいで君の出世レースは脱落したこと
を指摘されるが、サヴィは今の最優先事項は出世ではないという。
ハリーが家から出て行ってしまったのだという。
そんなハリーから突然電話が鳴ると、君の母が家に来ていること
を言われる。サヴィは朝に"あの夢を見たから"そんな予感はして
いたという。まるで私は地震を予知する犬みたいねと語る。
家を出たということを言ったがその理由については何一つ話を
していない事を語る。鑑定結果は出たのか?と問うがまだだと
否定する。しかしサヴィのデスクの中には鑑定結果の封筒が
入って居た。

カレンはエイプリルとコーヒーを飲む。
カレンはコーヒーは不安を増長させるとして今の心境を語る。
エイプリルはエリザベスのことを調べたいのであればプロを
雇うべきだという。自分もポールの時にはサヴィに紹介され
ディンゲス私立探偵事務所に調査依頼をしたのだという。
ドラマの「ジェシカおばさんの事件簿」だって助っ人がいた事
を告げ一人で殺人事件を解決しようとするから不安なのだという。
私もルーシーにリチャードと付き合っていることを話せずに
いるという。今は純粋に恋愛を楽しみたいのに・・・という
エイプリルだがフロリダに戻ったのならば無理にポールのこと
を話す必要は無いと語る。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士
問題:夫・ハリーとの関係、職場のドミニクとの不倫

今回はなんとサヴィとジョスの母が突然やってきた。
1988年の映像を見ると、母親はあの海で死んだのかと思った
けど、実際には生きていた。もの凄く自由奔放な母親のようで
一カ所に留まるということを望まないようだ。そして男性
関係に於いても相当派手なものがあり、サヴィは母を
反面教師として見ていたようだ。

ハリーとの件では、ジャネットが入れば意外と仲介役になっ
てくれるのではないかと思ったけど、夫婦のことは夫婦で・・
って感じのスタンスだった。

この母、アメリカでは時々描かれるけど、母として生きる
生き方が出来ず女性としての生き方を常に求めているところ
が有る。母親としての責任を放棄するくらいならば、子供など
産むなと小一時間だけどね。ブラジルのリオに移住する
とか言っているし、ある意味ではもの凄く勇気のある行動力
を持っている。完全にサヴィではなくジョスに遺伝子を受け継いで
いるな。

サヴィはカレンと争っているエリザベスの事を弁護している
のでカレンとの件ではあんまり深くは関われそうにないな。


■カレンの場合
仕事:精神科医
問題:亡くなった患者トーマスとの関係、安楽死の問題

エリザベスがカレンとトーマスの浮気の事実を知っていた
という事実。この事実が知れ渡ったのが何時のことなのか。
カレンはエリザベスが浮気を知ってトーマスを殺害した
のではないかとして疑うけど、話を見ると寧ろ形勢は
カレンに相当不利で、カルテの件で偽造したことがバレて
しまいそうだ。元々はエリザベスに頼まれて偽造したのに
カレンに対する復讐心が有って、計画的に進めていた
というところなのか。それに対してサムは二人のことを
どう見ているのだろうか。

エリザベスがカレンを怨む気持ちはよく分かるし、完全に
倫理違反を犯していて医師免許が剥奪されてもおかしくない
状況になりつつある。この難局を乗り切ることは出来るのか。


■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー
問題:亡くなった夫がミランダと不倫し、子を作っていた。

ポールが突然戻ってきた。
ポールはエイプリルとは直接コンタクトが取れないとみるや
カレンを経由してエイプリルに会う様セッティングしてもらう
ことにする。エイプリルはやっとリチャードとの関係に前進
し始めたのにホントポールは迷惑なヤツだ。
ポールはミランダと全く同じ主張をしていた。
「あいつには男が居て、店が有って、自分の人生がある。」
それを壊したのは自分だろうって感じだし、それを望んだ
のも自分の決断なのに結局好きだった相手が良い暮らしをして
いるのを知って惜しくなったのか。

前にも書いたけどイギリス版では911で亡くなったということに
されていたけど、このドラマに於いても完全に保険金詐欺
であることには違いない。ポールを早い所逮捕してもらった方が
良いと思う。

■ジョスの場合
仕事:不動産コンサルタント
問題:上司との関係

ジョスは母親っ子で、母との再会を一番喜んでいた。サヴィと
ジャネットの会話によると、二人の姉妹は父親が違うようだ
ね。この設定はイギリス版にはなかったもの。そもそも姉妹
だという設定自体はアメリカ版でのアレンジだからね。
ジョスは母とサヴィが会話しているのを目撃してしまい、
母がジョスの7歳の時に買ったネックレスは実は母のプレゼント
ではなくサヴィが小遣いを溜めて購入していたものだと判明する。
母親はいつも傍にいたとする勘違いさを発揮していたけど、
根っからの遊び人であり、ジョスはその血を引き継いだのかな。
ジョスはサヴィが何故自分に厳しくしなければならなかった
のかを初めて知る。母親代わりとして育ててきた事実。

会話を聞いていたらジョスが7歳の時にサヴィは15歳だと
言っていた。


■使用されている曲

・Wildest Moments by Jessie Ware
・Naughty Girls (Need Love Too) by Samantha Fox
・Bossa 31 by Rosalia de Souza
・Vida Guerra by Grupo Fantasma
・Ha dias by Luca Mundaca
・La Clave, Maraca Y Guiro by Chico Alvarez


サバンナ・デービス (Alyssa Milano) "サヴィ"、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) "ジョス"、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
サム・グレイ (Erik Stocklin) トーマスの息子
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘
エリザベス・グレイ (Penelope Ann Miller) トーマスの妻
トーマス・グレイ (John Schneider) 資産家、不倫して亡くなる

リチャード・グリエンコ (Cameron Bender) スポーツ記者、エイプリルに好意
ミランダ・ニックルビー (Kate Beahan) 35歳、ポールと恋人だったと
ジェイコブ・ポロック (Matthew Del Negro) カレンの同僚
オリバー・デュボス (Mike Dopud) ジョスの上司

ジャネット (JoBeth Williams) サヴィとジョスの母
ポール・マロイ (Dondre Whitfield) エイプリルの夫
ジョージ・ディンゲス (Joseph Lyle Taylor) 私立探偵
マディ・グリエンコ (Madison Moellers) リチャードの娘
トッド (Rich Cooper) ジョスの会社の社員
ディエゴ (Andres Londono) ジャネットが呼んだバーテンダー
若い頃のジョス (Sonya Ashikyan)
若い頃のサヴィ (Cheyanne Cope)
--- (Roddy Jessup) Young Man
--- (Danielle Litak) Young Savi's Mother


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