溺れる女たち 〜ミストレス〜
Mistresses

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August 26, 2013
第11話 甘い誘惑 Indecent Proposals

監督/Jeff Bleckner 脚本/Josh Reims
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オリヴィアはジョスをベッドに誘うが断る。リチャードは
エイプリルに対して困っている時には泣きつく癖にかかわろう
とすると怒るとして彼女の態度について行けないと語る。
エリザベスは自分が夫を殺害したのに私が殺害したとして
訴えてきたというカレン。サムはカレンの元にいくと自分が
カレンのアリバイを証言してあげるとすると、二人はその晩
結ばれる

カレンは弁護士のナタリーと共に証言録取の練習をする。
カレンは自己紹介する。精神分析医をしてキャリアは15年間
以上。5年前に同業者のジェイコブ・ポラックと今の診療所を
開設したこと。トーマスを初めて診察したのは3年前で
彼は重い不眠症を訴えてきたのが始まりだという。モルヒネの
処方はしたのか?と問うとカレンは素直に話そうとするが、
弁護士のナタリーはモルヒネの話が出たら全ては黙秘するの
だと語る。しかし相手は薬局での記録を出してくるのでは
無いかというカレン。答えなければカルテも発言のことにも
相手は反論が出来ないのだという。矛盾さえ無ければ信憑性は
守られるのだとし、痛みの軽減の為ならば罪にはならないが
自殺幇助だとするならば別だという。モルヒネと浮気に関して
は全て黙秘するのだとし、具体的な日付の話になったら知らない
か覚えて居ないと答える様告げる。審理に進むかどうかは
この証言録取にかかっているのだという。審理を望まないので
有れば発言はしないことだと語る。アリバイの件で証言してくれ
る人は見つかったのかと問われるとカレンはサムがしてくれると
語る。

タンジェリンホテル
ポールが泊まっているホテルにエイプリルは呼び出されていく。
まだ何か用があるのかというエイプリルに対して、ポールは
木曜日の便でフロリダに経つことにしたという。
ルーシーのアルバムを見せてくれたことに感謝する中、ポール
はルーシーにロケットを渡して欲しいと語る。そこには俺と
ルーシーの写真が入って居ると告げ、人生最大のミスを犯した
クリスマスの日に渡す予定だったものだという。気持ちだけで
もルーシーと一緒にいたいとし、心の中には居させて欲しい
と語る。あなたはずっとあの子の中にいると語る。

ジョスは仕事をしているとオリヴィアから声を掛けられる。
ニューヨーカーからは絶対に契約を取ると語る。
オリヴィアからこの物件はどうかと問われ、ハリウッドヒルズ
のミッドセンチュリーモダンの家を見せられる。素敵な家だと
語ると、オリヴィアはジョイに対して見るほどに魅力的だと
語る。

ジョスはランチの際にみんなと遭いに喫茶店にいく。
ほてった体を冷やすために、店員にアイスコーヒーにたっぷり
氷をいれて欲しいと頼む。ジョスはそこに集まったカレンや
エイプリルにボスから言い寄られた事を告げ、今更そんなこと
をされても困ると語る。カレンは大丈夫か?と問うと、録取の
練習なんて大変だという。ジョスは裁判所でサヴィと激しく
対決することになるんでしょ?と問うが、サヴィはこの件を
下りたので戦うことはないのだと語る。エイプリルはついに
ポールが帰ることになった事を語る。しかしルーシーに本当の
ことを言わずにそのまま帰すことが良いのかどうか良心が
痛んでいるのだと語る。私の一存でルーシーから父親を取り上げて
も良いのかどうか。エイプリルはサヴィから冷静な意見を
聞きたいのに何でこないのかと問う。ジョスたちは私たちじゃ
不満なのかとエイプリルをにらみつけるが、ジョスはピリピリ
しているしカレンはすぐに分析したがるから困るのだという。しかし
黙って居ると決めたのにどうして迷うのかと問うと、子供に
とって父親は大切な存在であり、私が娘の人生を決めても
良いのかと問う。18才までは少なくとも決めて良いのではない
かと告げ後10年間はその期間だという。その間にポールは死ぬ
かも知れないしとジョスは皮肉混じりに語る。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士
問題:夫・ハリーとの関係、職場のドミニクとの不倫

今回はサヴィの法律事務所がカレンのことを追及していく
ということで、ドミニクはカレンにとって酷い判決が出る
場合に供えてドミニクがニューヨークへの出張と称して
遠くに追いやっていた。
ハリーとの関係は続けたいものの、無駄だと知るや
現実的対応としてドミニクとの関係も模索している彼女。
サヴィからは別れたばかりで早くも鞍替えかと指摘されて
いたけど、確かに都合の良い感じがする。

これまでドミニクを好きだったが気持ちを抑えてきたとまで
言っていたので、止める理由があるかと問われ、現金な
女性だと思いつつも、一人での子育ては確かに不安だろう
ことを考えるとちょっぴり彼女の気持ちも分からないでも
ない。

ただそろそろ中途半端にしている子供の父親に関しては、
結論を出しても良いのではないかという気がする。それを
行わないことが二人の男性にとっても不幸を招いているので
はないかと。

■カレンの場合
仕事:精神科医
問題:亡くなった患者トーマスとの関係、安楽死の問題

もの凄く頭が良いのか悪いのかよく分からない彼女。
サムとセックス関係になった時には、救いようがないなと
思ったけど、彼の表情の中に大好きなトーマスの影というのが
見え隠れしていたので寝たのかなと思っていたけど、その裏では
アリバイを証明してもらうことへの感謝が含まれていたのか。
イギリス版でのサムは前述した感じを漂わせていたよね。

いよいよ裁判に突入するかどうかの証言録取に於いて、
エリザベスが次々と用意周到にして、カレンをはめる為の
策略を実行してきた。あれだけ滅茶苦茶なことを言われて
黙っていられないというのも分かるけど、あれだけ気味悪そう
にしていたサムとの関係に及んでしまうカレンのことだから、
まぁ何処かで躓くのだろうな。

カレンの弁護士を連れてきたのがサムだったので、この弁護士
もグルなんじゃないのかって感じもしたけどその辺は流石に
深読みしすぎていたのかな。

アリバイを証言してもらえそうだったサムがあっさり母側
についてしまいカレンとしては大ショック。
サムは母親の頼みは断れなかったとするけど、元々復讐の
為に近づいていたのだろうね。

ただ身内のアリバイ証言なんて証拠として利用できるのかっ
て感じもする。すぐにアリバイは崩せそうだ。
しかしカレンは全てを告白したことで、彼に対して安楽死も
視野に入れたモルヒネを処方したことによって、医師免許の
剥奪は必至ということかな。

■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー
問題:亡くなった夫がミランダと不倫し、子を作っていた。

ポールが全面的に悪いのだけど、それを許そうとしている
エイプリルにもなかなか肩入れ出来ないところが有る。
リチャードから至極まっとうなことを指摘されていたが、
ポールが父親であるという事実が変えられないこともまた
現実問題として存在している。

ポールの問題は一段落。
ただルーシーに話すべきかどうかでの悩みは依然として尽きない。
別れる前から約束していたルーシーとマディと共に遊園地
にいく約束を実行する中で、リチャードからはポールのことは
話すべきだと言われて決意していく。
しかしいざ話そうとした日にルーシーを学校に迎えに行くと
居なくなってしまう。ポールが連れて行ってしまったのか。
ポールが残したロケットは実はエイプリル宛のものだったのか。
子供を連れて逃げているとしたら、結局ポールが不利な状況に
追い込まれるだけだけどね。

■ジョスの場合
仕事:不動産コンサルタント
問題:上司との関係、アレックスとの関係

アレックスとは友達関係を続けたい為にアレックスの要求する
友達ではなく恋人・パートナー関係を結ぶことになる。
しかしジョスはやはり生粋の遊び人であり、レズビアンとは
ほど遠い男性好きのところがある。

ジョスのリアクションとトークはかなりこのドラマの中でも
面白くて好感の持てる役割。特に他の人がダメダメなので、
ジョスの快活さというのは、ホント周りの人を元気にさせて
くれそうだ。
しかしアレックスとの関係を保ちながらも、オリヴィエとの
関係を持ってしまった彼女。しかもアレックスが友達を紹介
するという日に流れとはいえHしてしまうのだから救いようが
ない。キスマークを見られてアウト!


■使用されている曲

・Hey Na Na by Katie Herzog
・I Can't Get You Off My Mind by Miss Li


サバンナ・デービス (Alyssa Milano) "サヴィ"、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) "ジョス"、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
サム・グレイ (Erik Stocklin) トーマスの息子
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘
エリザベス・グレイ (Penelope Ann Miller) トーマスの妻
トーマス・グレイ (John Schneider) 資産家、不倫して亡くなる

リチャード・グリエンコ (Cameron Bender) スポーツ記者、エイプリルに好意
ミランダ・ニックルビー (Kate Beahan) 35歳、ポールと恋人だったと
ジェイコブ・ポロック (Matthew Del Negro) カレンの同僚
オリバー・デュボス (Mike Dopud) ジョスの上司

ポール・マロイ (Dondre Whitfield) エイプリルの夫
ニューサム (Gary Dourdan) 弁護士
アレックス (Shannyn Sossamon) レズビアン
ナタリー・ウェイド (Tehmina Sunny) 弁護士、サムが派遣してくれた
マディ (Madison Moellers) リチャードの娘
--- (Laura Margolis) Teacher
--- (Danny Fernandez) Ice Cream Guy
--- (James Hornbeck) Genzide Manager
--- (Livia Trevino) Genzide Receptionist


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